加藤けんいち日記

収穫のよろこび

 「実りの秋」も終盤に近付き、この季節恒例の、市職員有志による市役所ケヤキ通りの落ち葉掃除も始まって、季節は冬へと向かいつつあります。そんな中、市内の農にまつわる収穫の報告が、市長室にも届けられました。

 

  ひとつは、千代中学校カントリーファームでの米作り。この事業は、「上府中地区まちづくり委員会」が主催し、千代中学校の農業体験学習を兼ねて、上府中公園近傍の1,200屬療弔鵑椶念雕遒鮃圓Ε廛蹈献Дトで、今年が2年目。自治会をはじめ上府中地区の諸団体から構成され、活発な地域活動を展開されているまちづくり委員会の皆さんを中心に、地域の農家の皆さん、JAかながわ西湘上府中支店、そして最大の担い手である千代中学校の生徒たちが力を合わせて取り組む、地域の一大事業です。

 

  2日、まちづくり委員会の委員長でもある上府中地区自治会連合会長の沖山さんをはじめ、5名の地域の皆さんらが市長室にご来訪。この農業体験学習の今シーズンの取り組みを詳しくご報告いただきました。昨年の反省を踏まえ、4月から準備に取り掛かり、田の耕うん、畦の補修や農道整備、中学校との打ち合わせ、モミの浸潤・発芽、千代中美術部の力作による看板の設置、育苗、代掻きと続いて、6月19日に生徒168名を含む総勢197名で田植え。真夏にはヒエ取りも実施し、幾つかの台風の風にも耐え実った稲を、10月9日に200名を超える参加者で稲刈り。栽培された県推奨品種でもある「はるみ」は、参加した全員に少しずつ配られ、各家庭で新米の味を楽しんだそうです。私にもおすそ分けを頂きました。まだ我が家の神棚に飾ってあり、これから大事に頂くつもりです。

 

  上府中地区の稲作プロジェクトは、中学生の農業体験学習としては、規模的にも、また関わる人たちの厚みにおいても、市内では屈指のもの。上府中地区における活発なまちづくり活動の実践があってこそ、可能となっています。本格的な稲作体験は、参加した中学生たちの原体験として、きっと将来のまちづくりに受け継がれていくことでしょう。

 

  もうひとつは、オリーブの商品化。10月6日に実施されたオリーブ収穫体験で実際に収穫されたものも含め、市内の農園でこの秋に実ったオリーブの実から採油した、100%小田原産のオリーブオイル、そして新漬けが、商品の形となって納品されてきました。2日の午後、オリーブ栽培事業の立ち上げに汗をかいて来た農政課職員たちが、届いたばかりのこれら商品を市長室に持ち込んでくれました。

 

  第一弾の採油を経てボトリングされたオリーブオイル。その貴重なオイルを、小さなカップに注いで、皆で神妙にテイスティング。新鮮なオリーブオイルの香り、口に含んだ時のまろやかさ、少し間をおいてのど越しにピリピリと来る独特の風味・・・。待ちに待った、小田原産オリーブオイルの味を確かめながら、職員たちの労をねぎらいました。

 

  翌3日には、ハルネ小田原にてオリーブ収穫祭が開かれ、私は会場に行けなかったのですが、収穫体験に参加した皆さんをはじめオリーブファンの人たちで賑わったようです。5年目にしてようやく収穫・販売の段階に来ましたが、産地化への取り組みはまだ緒に就いたばかり。台風24号の強風で、園地ではオリーブの木の倒伏も目立ちます。手入れをしっかり行い、引き続き植樹・育成を重ね、収穫のよろこびを更に大きくしていきたいものです。

| - | 12:09 | - | trackbacks(0) |
ワラビーズ離日、インドネシア技能実習生

  3日朝、ワラビーズの皆さんが1週間の小田原キャンプを終え、次の強化試合を行うべくイギリスへと出発。朝一番で、滞在先であったヒルトン小田原リゾート&スパにて、ヒルトン小田原の総支配人・ボッテガ氏、営業担当でワラビーズ誘致に尽力された古田氏をはじめとするホテルスタッフの皆さんや、担当として苦労してきた市企画部の職員らと一緒に、メンバーの皆さんを見送りました。

 

  ヘッドコーチのマイケル・チェイカ氏、マネージャーのパトリック氏、キャプテンのマイケルフーパ―氏をはじめ、すべてのメンバーと握手。皆さんからは一様に丁重な感謝の言葉を頂きました。滞在中の様子を古田氏や市職員から伺ったところ、競技場のコンディション、ホテルのトレーニング施設や滞在環境、小田原の市民や子どもたちとの交流などを含め、「これまでのキャンプの中でも最高だった」との感想が述べられていたそうです。滞在期間の1週間、爽やかな秋晴れが続いたことも、選手たちのコンディションに大きくプラスとなったことでしょう。

 

  皆さんとは、”See you next year!”と声を掛け合いました。実際、今回のメンバーの多くは、来年秋のラグビーW杯直前に予定されている小田原での事前キャンプに参加すると思われます。また、翌年の東京五輪に出場する7人制のキャンプも、それに先立ち夏場にやはり小田原でキャンプが行われる予定。今回、ガッチリと築くことのできたワラビーズの皆さんとの絆は、来年に向けて、より一層強まっていくことでしょう。

 

  1日には、インドネシアから介護分野の技能実習生として小田原で研修生活に入ることになった6名の若者たちが、市役所を表敬訪問してくれました。

 

  日本では、2016年11月から就労ビザの対象範囲が拡大され、介護職種も制度に加わっています。その流れの中、介護人材の確保に苦慮している国内の介護事業者のもとで技能実習を行うべく、インドネシアなどから実習生の来日が始まっており、小田原では「社会福祉法人小田原福祉会」が積極的に受け入れを開始されています。

 

  今回訪ねてくれたのは、小田原福祉会の運営する介護施設で3年間技能実習を行う、19歳から26歳までの、男性2名・女性4名のインドネシアの若者たち。同席頂いた、同会の理事長である時田佳代子さんから、経緯を詳しく伺いました。いずれも、母国にて日本語を1年間学んだうえで来日、長野県小諸市にある研修施設で2か月間の研修を行い、この10月末に小田原に。6名のうち4名は特別養護老人施設で、2名はショートやデイのサービス施設で、技能実習に入っていくそうです。

 

  皆さん、日本語をしっかり勉強されたようで、受け答えも、今後の抱負についても、すべて丁寧な日本語。3年間しっかりと技能実習を積み、介護福祉士の資格を取得したいこと、その後は、家族も呼んで日本で働きたい、あるいは母国に戻り介護の仕事を始めたいなど、キラキラした目でそれぞれの夢を語ってくれました。笑顔の絶えない、優しく明るいインドネシアの若者たちは、介護施設の利用者にとっても、そこで働く職員の皆さんにとっても、貴重な存在となるであろうと感じました。ぜひ、小田原を第二の故郷と思って、元気に実習に励んでほしいと思います。

| - | 12:07 | - | trackbacks(0) |
三井住友海上さんとの連携協定

  1日、二つの重要な取り組みについての総会および実行委員会が開かれ、事業実施に向けて様々な情報共有と確認が行われました。

 

  午前中には、北条早雲公顕彰五百年事業実行委員会。今年が小田原開府500年、来年が早雲公没後500年という、2年続きのメモリアルイヤーであることを踏まえ、既に様々な事業に取り組んでいますが、この11月24日・25日に小田原城で行われる記念イベントのほか、年内に天守閣で開催される特別展、年度末にかけて行われる特別講演、更には来年に予定されているビッグイベントなどのスケジュールや内容を確認。また、早雲の生誕地であり、世界水準のデニムの生産地でもある岡山県の井原市と協力し、オリジナルのジーンズをクラウドファンディングで製作する取り組みも開始。北条五代の顕彰を更に盛り上げていきます。

 

  午後には、今月17日・18日に予定されている、第20回記念大会城下町おだわらツーデ―マーチの実行委員会。20回という節目の大会であり、各種団体や地元企業の皆さんのご協力もあって、例年以上に参加者へのおもてなしやサービスなどが工夫され、準備が進んでいます。現在のところ、昨年以上の参加者が見込まれていますが、より多くの人たちに歩いていただくべく、直前までPRを行うことなどを確認。こちらも、ウォーキングタウンおだわらを、そして秋の西さがみ路の素晴らしさを、広く発信し、感じて頂く機会となるでしょう。

 

  10月31日、三井住友海上火災保険株式会社と小田原市の間で、包括連携に関する協定を締結させて頂きました。

 

  この協定は、リスクマネジメントや地域の経営課題解決に多くのノウハウを有する同社と、行政運営や地域づくりにおける様々な課題をもつ小田原市が、双方の保有する資源を活用した協働を行うことで、地域活性化や市民・市内民間事業者の安全・安心な活動の促進、さらには市民サービスの向上を図ることを目的としています。

 

  連携分野としては、防災・減災やリスクマネジメント支援、地域産業の振興・支援、人材育成支援、観光振興、健康増進支援などを検討しており、具体的な取り組みとしては、小田原市立病院における地震BCM(事業継続マネジメント)の構築支援、同社が開発した「スマ保・災害時ナビ」アプリの活用による避難場所などの情報提供、民間事業者や市職員を対象とした各種研修やセミナーの開催などが予定されています。

 

  同社と市が包括連携協定を締結するのは、神奈川県内では初めて。市民生活や事業経営にまつわるあらゆるリスクについて精査し、その対策のエキスパートでもある損害保険会社との協定は、自治体の経営にとって大きなメリットがあります。今後、良い関係を育てていきたいと思います。

| - | 12:01 | - | trackbacks(0) |
老舗陶器店がカフェに

  11月に入りました。今朝はぐっと冷え込でおり、そろそろ暖房器具も欲しくなる季節です。

 

  昨日の日中、城山陸上競技場に立ち寄り、ピッチでトレーニングを行っているワラビーズの皆さんの様子を確認。チームマネージャーであるパトリックさんから、競技場の芝のコンディションがとても良いこと、滞在中のヒルトンではジムの設備も含めたいへん満足されていること、全体としてキャンプは順調に進んでいることなどを伺い、ホッと安堵しました。加えて「この施設、そして小田原でのキャンプは、とても良い。ラグビーだけでなく、陸上など他の種目も含め、もっと誘致できる」との感想も。今日は休養日、明日2日がトレーニングの最終日となります。小田原キャンプで得られた成果をもって、来年への飛躍を遂げてほしいと願います。

 

  29日、国道一号線の箱根口交差点近くにある、旧江嶋屋陶器店に伺いました。この建物を大幅に改修し、今月中旬からカフェがオープンする予定であり、それに先立っての試食会が催されたものです。

 

  この「江嶋屋」は、もとは現在中心市街地にある茶舗「江嶋屋」から明治期に暖簾分けされた店で、高級陶器などを扱っており、つい最近まで営業されていました。現在の建物は大正12年に建築されたもので、小田原市の「歴史的風致形成建造物」にも指定されています。今回、江嶋屋ゆかりの皆さんが発起、「小田原さかな普及の会」の理事でもある岩田雅子さんを中心に、カフェとしてのオープンを目指し改修に着手。社会資本整備総合交付金の適用も受け、作業が進められてきました。

 

  岩田さんもメンバーである「小田原さかな普及の会」の皆さんには、その名の通り、小田原の魚をもっと知って食べてもらうべく、様々なメニュー開発にご協力頂いてきており、特にその中では「かます棒」などのPRに取り組んで頂いています。今回のカフェオープンに当たっては、こうした取り組みを通じて培われた地産地消への思いも、メニューに反映されることになります。

店内に入ると、陶器店営業の頃に所狭しと並んでいた陶器やガラス製品などは片付けられ、地場木材も活用したテーブルや椅子、内装に加え、木材を格子状に組んだ独特の天井のある空間に出迎えられます。1階奥には、北原白秋や、小田原三茶人(松永耳庵、益田鈍翁、野崎幻庵)らも通ったという店の名残を遺す茶室がそのままあり、往時の名店であったことを伺わせます。2階は西欧の建築様式を取り入れた、壁面や間仕切りに曲線をもつ特徴ある空間。

 

  試食には、仝艮かます棒ドッグランチ、△ます棒の玉子とじ丼、F本茶と水羊羹、という豪華メニュー。,任蓮奥の厨房で揚げたばかりのかますを具材にしたホットドッグが実に美味しく、和風ミネストローネや、板橋の下田豆腐店のお豆腐や豆乳を用いた小付け、サラダや和風ピクルスとならび、いずれも減塩が施されていますが十分に美味しい仕上がりとなっていました。△蓮▲ツの代わりにかます棒を玉子でとじた丼で、初めて体験する味に感動。は陶器の店ならではの器も楽しめます。

 

  ツーデ―マーチが開催されるまでに開店したいとのことで、今のところ11月15日オープンの予定だそうです。小田原のまちあるきエリアの中に、またひとつ、素敵な拠点が生まれます。ぜひ多くのお客さんをお迎えし、賑わってほしいと思います。

| - | 17:21 | - | trackbacks(0) |
秋の週末は賑やか

  連日、秋らしい好天が続いています。「天高く、馬肥ゆる秋」という言葉がありますが、まさに明るく爽やかな空気感のなか、様々ないのちが充実に向かっていく季節、という感じがします。地場の農産物の売り場などを覗くと、スクスクと育ったコマツナやカブ、そして早くも大根などが、健やかな表情で並んでいます。これから冬にかけては、農産物も豊富に出回ることでしょう。「肥ゆる」のは、もちろん馬だけではありません・・・。

 

  先週末は、ワラビーズの皆さんの受け入れもありましたが、秋の諸行事が目白押しで、忙しくも賑やかな交流が、各地で繰り広げられました。私もそれぞれ終日各所を廻らせて頂きました。

 

  27日、横浜でのラグビー観戦に出かける前には、まず生涯学習センターけやきで開かれていた「生涯学習フェスティバル」へ。本市ではたくさんの生涯学習団体が活動されており、その皆さんが一堂に会する文化祭です。各種展示や発表を拝見するとともに、お茶のサークル「楽茶クラブ」では茶席を堪能。メンバーの皆さんの計らい?で、私も一席、茶を点てさせていただきました。

 

  富水地区では、第5回「まちづくりわいわいフェスタ」が大盛況。自治会総連合の木村会長のお膝元であり、市内の自治会連合会の中でもとりわけ活動が活発な地域だけに、皆さん本当に楽しそうでした。風祭の「鈴廣かまぼこの里」では、「ローカルサミットNEXT」が開かれており、持続可能な地域づくりなどに取り組む、全国各地からの参加者による活発な議論などが行われました。移動の都合で、私は冒頭のご挨拶だけの参加でしたが、南相馬市の前市長・桜井勝延さんなど、懐かしい皆さんとの嬉しい再会もありました。

 

  28日は、市内の健民祭がピークを迎えており、お昼にかけて6地区の会場を廻りました。健民祭では、時間の許す限り、各地域で市民の皆さんが競技に興じている様子を拝見するのが楽しみで、この日も秋晴れのもと、どの地域も実に和やか。西湘地区体育センターでは「小田原市障がい者レクリエーション大会」が開かれ、冒頭のセレモニーでは「障がい者自立更生者表彰」として、日々頑張っておられる三辻芳雄さんと、大橋一弘さんを表彰させて頂きました。

 

午後は、小田原市のスポーツ施設の指定管理を受けて頂いている螢好檗璽張廛薀曲麁舛料藁30周年祝賀会、続けて市消防団南地区の分団長OB会である「南消友会」の第40回の懇親会に参加。いずれもたいへんお世話になっている皆さんであり、日頃の感謝を述べさせて頂きました。

 

  文化関係では、市民文化祭参加の「吟剣詩舞道大会」、水彩画サークルである「湘」の皆さんの企画展を拝見。こうした、静かな空間のなかでの落ち着いた鑑賞は、慌ただしい中での貴重なひと時です。

 

  東通り(旧職安通り)では、「おいしいもの横丁」「おしゃれ横丁」「ハルネ小田原」のイベントを合体させた「うましゃルネ祭2018」が開催されていました。以前より竹の花通りで行われ、昨年から商店街連合会が引き継いだ「おだわらハロウィン2018」と同時開催で、今回は東通りに赤いカーペットを敷き詰めての仮装コンテストも大々的に行われており、様々な世代の人たちが思い思いのコスチュームで参加、とても賑やかでした。年々充実を見せるこのイベント、今後も更なる進化が楽しみです。

| - | 18:02 | - | trackbacks(0) |
ワラビーズ、小田原に

  ラグビーの世界的強豪、オーストラリア代表チーム「ワラビーズ」の皆さんが、いよいよ小田原にやってきました。先週末より、チームの皆さんとの交流などが始まっています。

 

  まず、27日に行われた、ニュージーランド「オールブラックス」対オーストラリア「ワラビーズ」の伝統の一戦というべき「ブレディスローカップ」の今シーズン第3戦が、横浜日産スタジアムで行われ、私もオーストラリアラグビー協会からのお招きを頂いて、両国関係者席から観戦。オーストラリアラグビー協会CEOのレイリーン・キャッスル女史と初めてお会いし、隣席で共にワラビーズに声援を送りました。4万6千の大観衆が見守る中、「世界最強の男たち」との触れ込み通り、鍛え上げた巨体が高速でピッチを駆け抜け、鮮やかなパス回しや連携のテクニック、時に「ガチン」と音が聞こえるくらい激突しあう試合には、本当に興奮しました。試合は、オールブラックスの勝利に終わりましたが、世界最強のラグビーの醍醐味を堪能しました。

 

  翌28日午後、レイリーンCEOをはじめオーストラリアラグビー協会の皆さんが、小田原を視察。ヒルトンホテルの宿泊やトレーニング施設、城山陸上競技場のコンディションなどを確認。小田原側は、市長および小田原箱根商工会議所会頭らが、小田原城天守閣前で出迎え、改めてご挨拶。関係者らとガッチリと握手し、キャンプの成功と、ワラビーズの躍進をサポートする旨、お伝えしました。レイリーンCEOは、小田原の印象について「とても美しい。そして落ち着きがある。」「都会の喧騒から離れ、こうした環境の中でじっくりとトレーニングやチームビルディングに向き合えることは有難い」といった趣旨のコメントを述べておられました。以前、オーストラリアの皆さんが小田原を選んだ理由のひとつに「オンとオフの切り替えができることが重要。小田原はそれがしっかりできる」と挙げておられたことを思い出しました。


  そして、昨日29日。前日より三々五々小田原入りしていたチームメンバーらが勢揃いし、夕刻の小田原城で歓迎セレモニーを開催。手作り甲冑隊の皆さんが先導し、相洋高校和太鼓部の皆さんの元気いっぱいの演奏が鳴り響く本丸広場に、ヘッドコーチのマイケル・チェイカ氏以下50名近いメンバー及びスタッフの皆さんが姿を見せると、集まった市民の皆さんから大きな声援。目の前で見る選手たちの、大きいこと!歓迎セレモニーは、市長およびヒルトン総支配人のボッテガ氏から歓迎の挨拶、マイケル氏とキャプテンのフーパ―氏から返礼のご挨拶、そして小田原ラグビースクールの子どもたちから歓迎の花束贈呈と続き、最後は全員で記念写真。撮影の合言葉は「オダワラビー!」。その後、会場をヒルトンホテルに移し、改めてワラビーズの皆さんと小田原側の関係者が一堂に会してのレセプションが開かれ、親睦を深めました。


  市のHPに詳細を掲載してありますが、ワラビーズは今週末まで小田原に滞在、30日、31日、11月2日の3日間(公開は30日のみ)城山陸上競技場で練習を行い、それ以外の時間はヒルトンホテルにてフィジカルトレーニングやチームビルディングなどが行われるようです。1週間のキャンプを充実したものとし、来年のワールドカップ優勝への1年間の、良いスタートを切ってほしいものです。小田原を挙げて応援していきます。

| - | 12:15 | - | trackbacks(0) |
閑谷学校

  26日、午前中は泉佐野市で開かれた「第69回全国漁港漁場大会」に参加。全国各地から集まった2000人近い漁港・漁場および水産の関係者が一堂に会する中、更なる水産振興と地域活性化に向けた諸決議が採択されました。

 

  ここで、神奈川県からの水産関係者一行と別れ、岡山県備前市にある旧閑谷学校へと足を延ばしました。地域課題解決の担い手づくりを目指す「おだわら市民学校」の今後の運営充実に向け、15日に水戸・弘道館、16日に足利学校と、我が国屈指の藩校を訪ね、その創設の理念や経緯、往時の学びの様子、今日的活用について視察させて頂きましたが、「現存する庶民のための学校としては、世界最古」と言われる、国指定の特別史跡でもある同校にも以前より関心があり、現地を拝見すると共にお話を伺ったものです。

 

  ご案内いただいたのは、旧閑谷学校に隣接して設置されている「岡山県青少年教育センター閑谷学校」の学校長でもあり、同史跡の管理・運営・活用を担っておられる公益財団法人「特別史跡旧閑谷学校顕彰保存会」事務局長の光泰弘さん。まずこのセンターで光さんからレクチャーを受けたのちに、旧閑谷学校の施設群をご案内頂きました。

 

  現在は無人駅となっている山陽本線の「吉永」駅から車で10分ほど、紅葉の兆しが見える自然林に覆われた低い山々が折り重なる、その谷あいの開けた場所に、旧閑谷学校は在ります。お訪ねした時間帯が午後3時を過ぎており、観光バスなどで訪れるお客さんの姿も途絶えた静かな中、有名な「櫂(かい)の木」をくぐったところにある孔子廟、国宝となっている講堂、さらに奥に設けられている学房跡や資料館、敷地を取り囲む石塀、そして校門などを、順に拝見。その規模もさることながら、それぞれの建造物の風格や重厚感、建設が完了した1701年の当時から刻んできた歴史の厚み、凛とした気配に、たいへん感銘を受けました。

 

  当時の岡山藩主であり、孔子の訓えに深く共感していた池田光政が、「山水清閑、宜しく読書講学すべき地」としてこの地を賞賛、藩内の庶民の教育、地方のリーダーを養成するために創設したとのこと。現代に伝わる様々な資料群から、この学び舎を通じた人材育成、それによる地域の隆盛にかけた思いが伝わってきました。漆塗りの床が黒光りする講堂では、一年を通して今も県内外の中高生や企業研修などで行われているように、論語の朗唱をさせて頂きました。場の持つ「気」とでもいうべきものの大切さを、改めて実感した訪問となりました。

| - | 12:58 | - | trackbacks(0) |
特例市市長会、漁港漁場大会

 24日、朝一番で小田原市老人クラブ連合会(創友クラブ )主催の「シルバースポーツ大会」開会式に参加。いたって元気なシニアの皆さんの姿にこちらも元気を貰いつつ、愛知県一宮市へ移動。一宮市役所で開催された全国施行時特例市市長会の秋季総会に、監事市として参加しました。

 

  現在31の施行時特例市が加盟していますが、来年度に4市、再来年度に2市が中核市に移行予定となっており、中核市との制度統合から5年が経過する来年度末をもって、この市長会は解散することが決まっています。各市持ち回りで秋季総会を開催するのは今年が最後ということで、一抹の寂しさを感じつつも、午後からの総会の中では活発な意見交換が行われ、改めて同規模の自治体ならではの課題意識を共有すると共に、今後に向けて引き続き連帯を保っていこうとの思いを確認しました。

 

  翌朝、一宮から大阪へ。今年で69回目を迎えた「全国漁港漁場大会」に参加すべく、神奈川県内の各漁業協同組合など水産関係者の一行に新大阪で合流。翌日の大会に先立っての水産関係施設の視察に同道させて頂きました。

 

  視察先は、岸和田市の沿岸部にある阪南港阪南偽茲硫抻施設と、泉佐野市にある佐野漁港および隣接する鮮魚等の直売施設「青空市場」。老朽化と傷みの進む公設水産市場(魚市場)の再建が課題となっている本市にとって、様々なタイプの水揚げ施設や市場施設の視察はたいへんに有意義で、規模や機能などを確認しながらご案内頂いた地元漁業組合や市職員の皆さんの説明に耳を傾けました。

 

  驚いたのは、大阪湾の漁場としての豊かさ。青空市場の中に並ぶ鮮魚店の店先には、生きて跳ねているシャコやエビ、タイ類、イワシ類、カニ類、シラスなどが、廉価で販売されていました。「日本の台所・大阪」を支えてきた豊富な水産資源の一面を垣間見た気がします。26日は、全国から漁業関係者が多数集い、泉佐野市の会場にて開かれる大会に参加する予定です。

| - | 12:39 | - | trackbacks(0) |
片浦地域の水道施設を視察

  22日午前、片浦地域の水道施設を視察しました。
 

  小田原市内の給水区域は、ー鯑川を水源とする中河原配水系統及び久野配水系統、第一・第二水源地で汲み上げた地下水を水源とする小峰配水系統、3偉愡鈎翳△陵水などを水源とする片浦配水系統、さ銘楼茲慮営水道給水区域から構成されています。今回は、の片浦配水系統に設置されている、3つの水源地・浄水場を廻りました。
 

  まず、根府川第一水源地。白糸川の最上流部の沢筋、右岸の崖地から湧出している豊富な湧水を少し離れた浄水場へ送水しています。白糸川は一年を通して流量が豊富で、水源域である最上流部にはこうした湧水が至る所に見られます。このエリアの上部に広がる山域が、自然林を色濃く残していることが、こうした豊かな水源の存在に繋がっているのだろうと、森の気配が濃厚な水源地付近の雰囲気から感じます。数百m下った場所に設置されている根府川第一浄水場は、平成17年に改築された施設で、膜ろ過方式を採用し、山の湧水をろ過浄水して根府川地区の飲料水をつくっています。ここから主に根府川地域へと配水されます。
 

  続いて、根府川第二水源地へ。やはり白糸川の中流域、星ヶ山コテージの奥へと続く沢筋の斜面に、やはり豊富な湧水があり、第一水源地と同様、湧き出している地点に設けた水槽に水を貯め、対岸にある根府川第二浄水場へ送水。平成16年に建設された膜ろ過方式の浄水施設で飲料水となり、ヒルトンホテルなどに配水されています。この第二水源地付近の谷筋には、ワサビ田が営まれてきた歴史もあり、年間を通して安定した湧水量と水質であることが伺えます。水源からオーバーフローして沢に流れ込んでいる湧水を手に汲んで口に含んでみると、たいへん美味しい水でした。
 

  最後に、根府川第三水源地へ。場所は釈迦堂の少し上、白糸川下流域の住宅区域の中にあり、100mほどの深井戸から地下水を汲み上げ、主に江之浦地域へと配水しています。また、帰庁の道すがら、石橋配水地、石橋水源地の施設も確認。いずれの地区も水の確保に苦労してきた土地柄であり、深井戸による安定した水源の確保はとても重要な事業でありました。
 

  各施設の現地に足を運び、片浦配水系統では豊富で良質な湧水などが供給されていること、また各施設は水道局職員による毎日の水質および水量チェック、施設のメンテナンスで管理ができていることが確認できました。一方、この地域で想定される土砂災害などで水源地や浄水場への道が寸断されるといったリスクもあります。引き続き安定した配水の継続・確保に向け、対策を講じていく必要があるでしょう。

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いっせい防災訓練

  21日、小田原市内では「全市いっせい防災訓練」が実施されました。

 

  従来、市が主催する住民参加型の防災訓練としては、関東大震災の発生日である9月1日付近で行う「総合防災訓練」が中心でした。これは、毎年会場を各地域の持ち回りとし、ひとつの会場内で様々な訓練を行う、いわゆる展示型の訓練スタイル。市長以下市執行部、防災部、消防本部、自衛隊や警察など、関係団体が一堂に会し、発災から初動、救出や消火訓練、各種インフラの緊急復旧、避難所開設に至るまでの、一連の流れを確認するもので、もちろん有意義なものです。しかし、実際の災害発生時、特に地震災害においては、全市が一斉に被災する中、基本的には地域の皆さんたちだけで対応する必要があることから、数年前より全市一斉で、地域ごとに避難所開設などを行う、より実際時に近い状況設定での訓練を行ってきました。今年が4回目となります。

 

  全国的な晴天に恵まれた中、8時の防災無線を合図に、広域避難所を開設する単位となる各小学校区の住民の皆さんが活動を開始。広域避難所である各小学校に住民が集結、避難カードに登録をするところから始まって、実際に体育館などに避難所を開設する手順を確認しながら、訓練を進めて頂きました。避難所開設や初期対応に関連するどの取り組みを訓練対象とするかは、各地区の判断で選択されており、防災倉庫からの各種資機材の搬出、炊き出し作業の手順確認、仮設トイレの組み立てと設置、広域避難所に実際に大勢の住民が入った場合の密度の確認、消防団と連携した救護法、要援護者の受け入れ、運動場での初期消火訓練など、各会場で様々な訓練が展開されました。並行して、各地域に住む市職員らにより、MCA無線による災害対策本部との通信確認と訓練状況の報告、体育館に敷設した電話回線を利用しての災害時緊急電話の開設なども実施。

 

  私は他の公務との兼ね合いもあり、国府津小学校と下府中小学校のみ、皆さんの訓練の様子を拝見しました。いずれの会場においても、市職員らはあくまで「配備職員」として、住民の皆さんに混ざって訓練に参加するのみで、基本的には各地区の自治会連合会の会長さんや地区社協の会長さん、そして小学校の校長先生たちが指揮をとりながら、訓練は実施されていました。つい先日の台風24号通過時にも、曽我、下曽我から橘にかけての地区では広域避難所を開設したばかりで、慣れている側面も一部ありましたが、実際にやってみないとわからないこと、確認して初めて分かることなどもあり、やはり何回も訓練しておくに越したことはありません。

 

  市では、近年厳しさを増している災害発生状況への地域としての対応能力を高めるべく、この「いっせい防災訓練」も含め、従来から取り組んできた総合防災訓練、水防訓練、災害対策本部設置訓練などの各種訓練事業の体系や役割を改めて整理確認し、より効果的かつ実践的な訓練メニューへの絶えざる見直しを進める予定です。

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