加藤けんいち日記

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訪問看護の現場の危機感

 10日、小田原市長選が告示となりましたが、今週の平日は公務を最優先とし、特にコロナウイルス対策についての必要な手立ては時期を逸さずに取り組めるよう、臨んでまいります。


 8日、市議会6月定例会に上程する予定の補正予算について、理事者査定を行いました。コロナウイルス対策関連のものから、国が進めるICT教育関連、各種まちづくり関連、基盤整備関連など、多岐にわたる予算項目について、所管と調整。また、5月末に開かれる臨時議会での案件なども確認しました。全体を通じて、コロナウイルス対策に必要な措置を、タイミングを逸することなく、しっかりと講じていくことが肝要です。


 午後は、緊急事態宣言の延長を踏まえ、コロナウイルス感染症対策本部会議を招集。国から示された基本的対処方針を確認するとともに、市立病院における感染のその後の状況、公共施設の使用抑制についての考え方、学校の休業の見通し、特別定額給付金の交付準備、各種経済支援策の利用状況などをつぶさに情報共有しました。今朝の報道では、感染拡大の見られない県については早期の宣言解除の可能性もあるとのこと。感染拡大の終息、そして一日も早い暮らしと経済の平常化に向け、今はご苦労されている皆さんへの支援をしっかり行う時です。

 

 この日の午後、市内を始め当地域で訪問看護を行っている事業所をお訪ねし、訪問看護の現場における厳しい状況やご苦労を詳しく伺いました。


 お訪ねしたのは、宙(コスモス)訪問看護ステーション。同施設の管理者である秋山さん、看護師の上原さん、他施設から、小田原医師会訪問看護ステーション管理者の小林さん、Smiley訪問看護ステーション管理者の戸松さんが揃われ、訪問看護の現場でコロナ対策にいかに苦労されているか、具体的な様子をお聴きすることが出来ました。


 利用者の皆さん、そして訪問看護師の皆さんが、それぞれ感染のリスクにさらされぬよう、感染防止のためのガウンやマスク、フェイスシールド、ゴーグルなどが必要ですが、十分な数量が入手できず、皆さん苦労して取り揃えたり、手作りで作成したりしながら、何とか凌いでいるが、限界があること。そうした費用はそれぞれが負担したり、ステーションの追加的出費としても重くのしかかっていること。利用者と直に接することが不可避である看護の中で、どうやって感染を防ぐのか、日々手探りであること。万が一、ご家族に感染が発生した場合に、利用者が一人になってしまう状況を支える体制が必要であること・・・など、数多くの難しい対応を迫られている状況を伺いました。皆さんは高いプロ意識から、コロナウイルス対策に真剣に取り組まねばならない、私たちが感染したら訪問看護の現場が立ち行かなくなり、訪問看護を必要としている人たちを守ることが出来ない・・・そうした強い危機意識で職責を果たされようとしている様子が、ヒシヒシと伝わってきました。


 市としては、感染防護資材の供給や財政支援のための財源を既に措置していますが、十分にそれが活かされていない段階であり、一定の量をまとめて確保し現場を支えるよう、改めて指示しました。また、訪問看護の利用者を守り、何かあれば地域の訪問看護師が連携して感染対策にあたれるような体制づくりについては、引き続き関係者の皆さんと意見交換を行っていきたいと考えています。

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