加藤けんいち日記

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緊急事態宣言の延長、市立病院の状況

 かつて経験したことのない、静まり返った大型連休が終わりました。新型コロナウイルス感染症を巡る様々な情報が飛び交い、今日からは緊急事態宣言が延長となります。すでに5日付で市長メッセージを発出していますが、「5月6日までは何とか頑張ろう」と歯を食いしばって過ごしてこられた、多くの市民や事業者の皆さん、雇用不安・生活不安を抱えた皆さん、心身のストレスをため込んだ子どもたち、そして感染リスクの中でまさに命がけで医療現場を支えておられる医療従事者の皆さんには、今しばらくの辛抱と忍耐、そしてたいへんなご苦労をおかけしてしまうことを、市長として本当に心苦しく思っています。この局面を何とか乗り越えるべく、市行政として打ち得る手立てを、可能な限り迅速に実施に移していく考えです。来週から市内は選挙期間に入りますが、当然ながら市民の皆さんのいのちと暮らしを預かる現職市長として、公務を最優先に対応してまいります。


 市立病院では、4月29日に看護師からPCR検査で陽性が出て以来、入院されていた患者さんと当該病棟の看護師の皆さんに感染の拡がりが確認されており、昨日までの県の発表で合計18名が陽性となっています。市民の皆さんにはたいへんご心配をおかけしていますが、小田原保健福祉事務所の指導のもと、検査すべき対象者の検査はすべて終えており、感染のあった病棟の消毒なども含め必要な対応は済ませた上で、病院としては一部縮小した体制ながら診療を継続します。(詳細は病院HP


 小田原市のみならず、県西地域の高度急性期医療の基幹病院であり、地域住民のいのちを守る最後の砦でもある市立病院は、感染の疑いがあっても診療要請のある患者さんたちを拒否することはできないため、感染リスクに万全の体制を取った上で受け入れをしてきた経緯があります。難しいのは、入院初期のPCR検査では陰性で症状も軽い、いわゆる偽陰性の患者さんや、検査結果が出るまで院内で様子を見なければならない患者さんへの対応です。こうした皆さんを、専用・独立の空間でしっかり見守る体制を、今のひっ迫した医療現場の中で確保することは物理的に難しく、県西地域全体の機能分担や連携の中で考えねばならない喫緊の課題となっています。


 こうした課題の解決に向け、県西地域広域医療圏として、関係者と断続的に対応を検討しているところです。なお、各医療施設の判断で検査を予約することができる、おだわら予約制PCRセンター(PCR検査場)の開設は、小田原医師会が主体となり、市と県が協力する形で、今月中旬の開設に向け準備が進んでいます。そして、これから建設を進める新市立病院では、こうした感染症対策の観点をしっかり盛り込んだ計画づくりがたいへん重要になると考えています。

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