加藤けんいち日記

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耳庵特別展、無住庵

 18日、令和2年度の人事異動を内示しました。午前中は、異動となる副部局長以上の幹部職員らに、市長室にて私から直接伝達。それぞれ、新たなポジションにて力を発揮し、課題解決を進めるとともに、後進の育成にも意を用いるよう伝えました。午後は、臨時部長会を開催、改めて全部局長に市役所全体の人事異動内容を伝達。今回の異動は全体で720名ほど。来週23日に市議会3月定例会が終わると、庁内では異動に向けた作業などが動き出します。

 

 市議会予算特別委員会の総括質疑を終えた翌日の17日、板橋の松永記念館に足を運びました。2月22日より開催されていた、松永記念館設立60周年記念特別展「お茶をする、遊ぶ、生活する―耳庵が愛した記念館―」と題した特別展を鑑賞しました。

 

 「電力王」と呼ばれた実業家・松永安左ヱ門は、晩年を小田原で過ごしました。丹沢山・箱根山に抱かれ相模湾を望む温暖な小田原・板橋の地に、邸宅・老欅荘、黄梅庵・無住庵といった茶室などを構え、還暦を迎えたころから親しんだ「茶の湯」を愉しむとともに、敷地内に広大な庭園をしつらえ、松永記念館を建てて、長年かけて蒐集した美術品などを保存し多くの人々にも楽しんでもらえる場を設けておられました。

 

 特別展では、そうした耳庵の、日常の様子を収めた貴重な写真の数々や、初出のものも含めた耳庵の書画やゆかりの人々の美術品などが展示され、見ごたえがありました。感染症対策のため休館中ということもあって、静謐な空間の中、耳庵の在りし日に思いを馳せました。多くの皆さんにご覧いただきたい内容であり、現在の休館の分を取り戻すべく、当初予定(3月29日まで)を繰り延べることになると思います。

 

 あわせて、老欅荘の横に移築された無住庵を拝見。小田原以前に住んだ埼玉・柳瀬山荘の菜園で使っていたという築260年の農家の古材を用いた田舎家。2間×2間半ほどのこぶりな建築物ですが、自由な様式で茶を愉しむことができる空間であり(茶だけでなく、大好きなオールドパーのお湯割りなどを飲んでいる写真が遺っています)、耳庵のここでの暮らしぶりの一面を偲ばせる建物です。住吉橋復元や小田原城天守閣4層の木造空間などを手掛けた芹澤毅棟梁も加わり、高い技術による移築復元。一定の型や格式を持った茶室とは異なるおもてなしや交流の空間として、様々に活用ができそうです。

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