加藤けんいち日記

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パタゴニア店内に小田原産木材

 昨日はずいぶんと雨が降りました。この時期としては異例の大雨。平年並みの気圧配置で寒波が下りてきていたら、この季節特有の湿った大雪になっていたでしょう。季節のサイクルがだいぶ崩れてきたように感じます。

 

 27日、昨年11月に行われた岐阜県・大野町での「嚶鳴フォーラム」にて記念講演をされた、京都産業大学名誉教授の所功(ところいさお)先生が、市長室を訪ねてくださいました。岐阜県揖斐川町のご出身ですが、7年前より小田原の国府津にお住まいで、小田原のことを大変気に入って下さっています。法制史に精通されており、小田原高校の初代校長が吉田松陰の甥の吉田庫三(くらぞう)であったことを知り一冊の著書をまとめられたこと、昭和天皇が国府津を通られた際に詠まれた蜜柑についての歌の話など、小田原に関するいろいろな話題をお話しいただきました。今後、何かの機会に市民向けのお話をして頂きたいとお願いを申し上げました。(下の写真は、昨年の嚶鳴フォーラムでの記念講演の様子)

 
 午後、神奈川県庁で開かれた神奈川県国土利用計画審議会の会合に、委員として参加。神奈川県市長会の充て職で、市長会から1名が参加することになっているものです。県の国土利用計画の改変について諮問や報告を受ける場で、この日は4件の変更について検討が行われました。
 

 終了後、県庁舎のごく近くに立地する「パタゴニア」の横浜・関内店をお訪ねしました。パタゴニアは衣料品を中心にアウトドア系のグッズを製造・販売している会社であり、製品のクオリティの高さに加え、環境への意識が極めて高いことで知られています。地球規模の気候変動や持続可能性への社を挙げての取り組みは業界屈指であり、高校時代は山岳部員でもあった私は、以前よりとても注目していました。そうした折、この店舗の一画に小田原産木材を使ったスペースが作られたと訊き、機会があれば拝見したいと思っていたところであり、県庁での仕事に合わせ伺ったものです。

 

 魅力的なアウトドアウェアが並ぶ店内の入り口横に、壁面が木で構成され、木のテーブルが置かれ、環境にまつわる様々な資料や情報が掲示されている一画があります。店内の什器に用いられている木材も含め、多くの箇所に小田原産木材が使われていました。この企画は、小田原の市役所庁舎やHaRuNeなど多くの箇所の木質化にデザイナーとして関わって頂いている伊藤陽子さんのご縁。

 

 伊藤さんのご主人である佐藤岳利さんが経営されている世界的な家具メーカー「ワイスワイス」が、パタゴニアの店装などの仕事を受けておられたことから、小田原産木材を使って頂くことに繋がったそうです。突然の訪問にもかかわらず、快く店内をご案内いただいた安田さんからは、パタゴニアの直営店ではできるだけその地域性を反映した店づくりを心掛けているとのことで、木材を使うのであれば地元の木材を、とのお考えがあったようです。木材のほかにも、横浜らしくレンガでの壁面構成もされています。

 

 オリジナルのテーブルや什器にケヤキ材を提供したのは、小田原林青会の小高誠仁さん。小田原林青会は、近年の目覚ましい活動が高く評価され、つい先日、令和元年度の市民功労賞を受賞されたばかりです。環境意識が高く世界的にも有名なアウトドアメーカーのパタゴニアの店内で、環境意識の高さを象徴するコーナーに小田原の木材が使われているのは、実に嬉しいこと。安田さんには、小田原でのSDGsや地域循環共生圏の取り組みなども紹介し、今後も良い関係を作らせて頂きたいとお伝えしました。

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