加藤けんいち日記

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子どもの詩の展覧会

 7日、幾つかの庁内でのミーティングを挟みながら、この日も新年のご挨拶や賀詞交歓会が続きました。午前中には、小田原市を含め県西地域の市民生活や経済活動などに深く関わる分野で事業を行っている官公署等の皆さんとの新年交賀会。午後は市内26地区の自治会連合会長で構成される広報委員長会議、市内で操業する複数の大手事業所の皆さんからの表敬訪問。夕刻以降は自治会総連合・小田原白梅ライオンズクラブ・小田原庭園業組合のそれぞれの新年会に伺いました。それぞれの皆さんと、各業界の状況を巡り情報交換するとともに、今年の抱負などについて語り合いました。

 

 6日、第30回を迎えた「神奈川子どもの詩の展覧会表彰式」が、市内のアオキ画廊で開かれました。この展覧会は、県内の小学校の先生や教育関係者などから成る「神奈川児童文化振興会」の皆さんにより、毎年県内の小学生から詩を募集し、審査、表彰を行う取り組みで、今年で30回を数えます。初期のころは応募が1000を越えていたそうですが、近年は減少が続き、今年は240ほどに。全ての作業を会員の皆さんの手作業で行ってこられましたが、その継続も難しくなってきたことから、残念ながら今回が最終回となりました。

 

 アオキ画廊の2階ギャラリーには、今回受賞された小学生と保護者の皆さんが大勢集まっておられました。詩人の矢節夫先生、筑波大学附属小学校の青山由紀先生、会の代表で詩人の二宮龍也さんらが見守る中、受賞した小学生の皆さん全員に表彰状と盾などが渡されました。数年前から小田原市も市長賞を設けさせて頂いており、受賞された平塚市の米澤佳祐さんには私から賞状をお渡ししました。

 

 表彰式後、代表で10人の皆さんが、作品を朗読。澄んだ感性と、素朴ながらも芯をついたような表現が、彼ら彼女らの朴訥な語りを通じて伝わって来て、何とも言えない感慨に包まれました。中には、読みながら感極まって泣き出してしまう子も。審査員の先生方のお話に聴き入っている表情、表彰に臨むときの立ち姿や振る舞い、表彰状を嬉しそうにお父さんやお母さんに見せる無邪気な笑顔・・・。日頃の公務や生活の中で、小学生くらいの子どもたちと間近に接する機会が少ない中、この時間帯は久しぶりに目の前にいる子どもたちをじっくり観ることとなったのですが、改めて「子どもってすごい」と思わされました。この年頃の柔らかさ、しなやかさ、無垢な感受性、開かれた心というものを、私たち大人はほんとうに大切にしなければいけない、それを育むための豊かな環境となるようなまちをつくっておかねばならないと、改めて思いました。そして、この表彰式の会場には、そうした願いをもって30年取り組んできた会員の皆さんの情熱と優しさが充ちていました。

 

 今回でこの展覧会はひとまず最後となりますが、矢先生いわく「小学生たちの詩をこうして表彰する場は、全国でもここだけです」とのこと。「私たち会員の思いは、豊かな詩心の分かる子どもたちを育てること」との理念で取り組んでこられた振興会の皆さんに、心からの敬意を表したいと思います。

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