加藤けんいち日記

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全史協 橿原大会

 ラグビー W 杯が、いよいよ盛り上がってきました。日本代表については、サモア戦ではやや苦戦したものの、鍛えてきた堅守で守り切ると共に、パワーと組織力の両方を見せつけての 4 トライは見事でした。決勝トーナメント進出がかかる週末のスコットランド戦、目が離せません。ワラビーズは次第に調子を上げてきており、ウルグアイ戦では縦横に走り圧倒しました。 11 日のジョージア戦は、私も静岡のエコパスタジアムで市民の皆さんと一緒に応援する予定です。

 

 先週の 1 日・ 2 日は、全国史跡整備市町村協議会(略称:全史協)の大会が奈良県橿原(かしはら)市などで行われ、私も理事として 2 日間参加してきました。

 

 史跡を持つ自治体が加盟し、その保全や整備の取り組みについて学び合い情報共有を図るとともに、さらなる保全や活用に向け、文化庁に様々な政策要望や予算要求を行う団体で、現在は全国 611 の市町村が加盟しています。小田原市は、小澤市長の時代にこの組織の会長市を務めたこともあり、その後も理事市として全史協の運営に関わってきました。この活動を通じ、文化財行政をつかさどる文化庁との関係は極めて良好となっており、歴代の主任調査官をはじめとする担当者の皆さんには、小田原市の文化財行政を様々な形で支えて頂いております。

 

 1 日は朝一番で小田原を出発。橿原市で 11 時から始まった役員会への出席を皮切りに、午後の大会、記念講演会、情報交換会に参加。大会の最後には、大会決議の読み上げを担当させて頂きました。会議の合間や情報交換会で、文化庁の皆さんと様々な意見交換を行い、文化庁が進めている史跡の活用などについて、小田原市にも取り組みへの要請を頂きました。

 

 2 日は、エクスカーション。翌日に市議会での決算特別委員会総括質疑を控えていたため、午前中だけの参加となりましたが、橿原市に隣接する高取町の与楽(ようらく)古墳群、そして明日香村にある特別史跡「キトラ古墳」を視察。高取町では、多数の古墳が存在するエリアゆえに、夏場の草刈りや獣害などへの対応に苦労されていました。キトラ古墳では、発見から保存に至るまでの粘り強い取り組みに触れ、史跡保存に注がれてきた関係者のたいへんな努力に感銘を覚えました。

 

 午前中でエクスカーションから離脱、帰途に就く前に、橿原市にある重要伝統的建造物群保存地区である今井町を視察。中世に興福寺領の荘園であったこの地区は、その後の歴史的変遷の中で町として発展し、現在は伝統的建造物として価値の高い旧商家や邸宅が並んでいます。町並みは綺麗に整えられ、無電柱化が進んだスッキリとした景観は、国内でも貴重な空間。細かな路地を歩き、幾つかの商家を見学し、市民ボランティアの皆さんに話を伺いながら、まち歩きをしばし楽しみつつ、小田原の今後の修景整備に思いを巡らせました。

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