加藤けんいち日記

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いっせい総合防災訓練

 29 日、「小田原市いっせい総合防災訓練」が行われました。


 小田原市では従来、地震災害を想定し夏の終わりに小学校などの大きな会場で行う展示型の「総合防災訓練」、水害に備え消防団などが集結し酒匂川河川敷で行う「水防演習」、そして数年前より市内すべての自治会連合会エリアで広域避難所開設を行う「いっせい防災訓練」の、 3 つのタイプの防災訓練を行ってきました。今年度から、それらを統合した形で、より発災時に近い想定での訓練としたものです。テーマは「水防」と「地震対応」を交互に行うものとし、今年度は「水防」をテーマとした訓練でした。

 

 昨年の台風 12 号が辿ったようなルートで大型台風が接近し、長時間の豪雨が続くという想定。前日の夕刻に早期避難場所(広域避難所25小中学校)を開設、当日には土砂災害警戒情報が発表され、狩川や山王川・久野川に続き午後 2 時に酒匂川が氾濫、午後 3 時半に入生田地区などで土砂崩れが発生するといった状況を設定。市庁舎では第 1 回災害対策本部会議、記者発表、ドローンやツイッターで寄せられる災害情報の映像確認などを実施。市内各河川では消防団や消防本部による土のう積み、酒匂川防災センターでは市内建設事業者による大型土のうの準備。各小中学校では地域住民による広域避難所開設、炊き出し、応急救護、仮設トイレ設置など。そして塔ノ峰青少年の家跡地では自衛隊・小田原消防・小田原警察・市内建設事業者らによる土砂災害現場からの救出活動・・・。こうした訓練を、市内各所で同時並行的に行いました。


 市庁舎での各訓練を行った後、地域の各訓練会場を巡回しました。市職員、地域の建設事業者、消防団、消防本部、自治会をはじめとする地域の皆さん、自衛隊(駒門に駐屯する第 1 高射特科大隊)、小田原警察など、実に多くの皆さんがそれぞれの会場で訓練に参加されており、熱心に取り組んで頂きました。今回初めて行った土砂災害現場からの救出訓練は、折しも強い雨が降り続く本番さながらの気象条件の中、自衛隊と消防レスキュー隊が連携し、雨で重くなった泥を重機やスコップで掻き出し、生き埋めになった 4 人を救出するという内容で、緊張感が漂う本格的なものとなりました。

 

 出水期を前にこうした実践重視の訓練を行えたことは、大きな意義があったと感じています。おそらく、各会場での訓練内容や、それらを繋ぐ情報連携など、防災訓練の実施のあり方については様々な反省点もあろうかと思いますが、今後も回を重ねる中でよりリアルな訓練へと進化を遂げていけるものと考えます。そして、今回の訓練を通じて得られた、本市の災害対策における各レベルでの課題をしっかり整理し、その解決に向けた取り組みを急ぎます。ともあれ、西日本では既に土砂災害の危険性が高まっている中、今年の出水期が無事で過ぎていくことを、まずは祈りたいと思います。

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