加藤けんいち日記

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令和レリーフ、港の夜市大作戦

 24日、市内で建築板金工を営む柳川辰男さんが来室され、新しい令和の時代を記念して製作された銅板製レリーフ(文字看板)をご寄贈いただきました。

 

 昨年度、厚生労働大臣より「卓越した技能者(現代の名工)」として表彰された柳川さんは、住宅や神社の屋根工事はもとより、精密な技術を必要とする飾り物などを製作する技能を有しておられ、特に銅板を手工具で打ち出して加工する鬼飾りや文字看板製作は得意とするところ。そうした技術を用いて製作された、「令和」がくっきりと立体的に浮き上がったレリーフは、とても見事なものでした。

 

 今回は、大小2つのレリーフに加え、令和を寿ぎ銅板製飾工法でつくられた「鶴亀」も頂きました。作品は、小田原文学館に飾らせて頂き、多くの来館者にご覧頂く予定です。
 

 5月とは思えぬ陽気となった25日。小田原漁港に面する小田原市公設水産地方卸売市場(魚市場)にて、「港の夜市大作戦」が初めて開催されました。

 

 「魚市場」といえば、朝一番で鮮魚が水揚げされる場所であり、一般的には「朝」のイメージが強い空間。これまでも、イベントとしては真夏の日中に行う「みなとまつり」、やはり朝からお昼過ぎにかけての「あじ・地魚まつり」など、鮮魚をメインにした日中の企画となっていました。今回は、そうした賑わい空間としては活用されたことのなかった「夕方から夜」の時間帯に着目し、「魚市場」という空間の新たな可能性を引き出したものです。この企画は、若手の漁師・鮮魚商・水産加工業者・魚市場関係者らで1年前に立ち上げられた「小田原地魚大作戦協議会」の皆さんによる、若い水産関係者のヨコの繋がりから生み出されました。

 

 開催時間は午後3時から夜8時まで。私は夕方が近くなった5時半頃に会場に到着しました。この企画を訊いた段階で「これはきっと成功する」との直観があり、また直前に新聞各紙も大きく取り上げて頂いていたので、盛況は間違いないと思って行きましたが、魚市場内を埋め尽くす予想以上の人の多さに仰天。300席は用意したという飲食用の客席はビッシリ埋まり、大作戦協議会の皆さんが開発した「とろサバ棒」や、最近水揚げが増えたアジのフライなどが並ぶ飲食ブースは、いずれも長蛇の列。魚市場から漁船で海上に繰り出すナイトクルーズの乗船券は早々に完売、ステージではフラダンスなどが賑やかに披露され、会場の上にはたくさんの提灯がぶらさがり・・・全体として、アジアのフードコートのような開放的で和やかな空間が現出しており、想像をはるかに上回る盛況でした。

 

 協議会の田川会長をはじめ若手メンバーは忙しく立ち回りながらも、この盛況に大きな手ごたえを感じたようで、「いろんな反省材料を整理して、次回以降に繋げたい」と意欲満々。小田原市漁業協同組合の高橋組合長も、「みなとまつり、あじ地魚まつりに、この「港の夜市」を加えて、三本柱で行ける」と大喜び。そして、何より印象深かったのは、来場された様々な世代のお客さんたちが、腰を据えてじっくりと楽しんでおられたことです。初夏の空気が漂い、潮風のかおる、夕暮れ時の魚市場。日常から解放され、美味しいものを囲みながら、人々の賑わいを楽しめる大空間として、この「港の夜市」は新しい可能性を提示してくれました。地魚大作戦協議会の皆さん、ありがとう。今後の継続と進化を大いに期待したいと思います。

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