加藤けんいち日記

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ジオパーク総会、県総合計画審議会

 22 日、午前中は入生田の地球博物館で行われた「箱根ジオパーク推進協議会 総会」に、協議会副会長として参加。事業内容及び予算の昨年度報告と今年度計画についての審議、昨年度実施したフォトコンテストの講評、そして 19 日に警戒レベルが引き上げられた箱根山の状況についての報告が行われました。

 

 フォトコンテストでは、過去最高となる 450 点以上の応募の中から選ばれた優秀な作品について、箱根・強羅の箱根写真美術館の遠藤館長による講評を聴きながら、スクリーンで写真を拝見。コンテストの初期では、いわゆる絵葉書的な構図や風景の写真が多かったそうですが、今回はかなりテーマ性を持たせた写真が多く、私も見たことのない、特徴的な地層や節理、滝や岩石、中央火口丘全体を捉えた構図など、魅力的な作品が多数紹介されました。隣室で展示されていた他の作品も含め、改めてこの地域の自然の豊かさ、地質学的な特性、その上に形成された民俗や暮らしぶりの特徴と豊かさを感じました。

 

 温泉地学研究所の加藤所長による直近の火山活動の報告では、国内随一と言ってよい観測体制による様々な火山活動データをもとにした、ここ数年およびここ数日の箱根山の動きが詳しく解説されました。大涌谷での 2015 年の小規模噴火を発端とした警戒レベル引き上げ時に比べ、今回気象庁が注意喚起をしている火山活動レベルはかなり低いものであることが、それらのデータから明らかです。しかしながら、レベルの引き下げには一定期間にわたる活動の沈静化が確認される必要があるため、どうしても 1 ヵ月以上はかかるとのこと。引き続き、状況を克明に監視するとともに、正確な情報の発信、それを踏まえた冷静な対応が重要であると話されていました。

 

 午後は、横浜へ。昨年度より就任している神奈川県総合計画審議会委員として、神奈川県総合計画の第 3 次実施計画素案の審議に臨みました。

 

 4 月に統一地方選挙があり、黒岩知事も 4 月 7 日に 3 選を果たされたところですが、その選挙で掲げられた「コミュニティの再生による笑いあふれる 100 歳時代」というキャッチフレーズが、今回の実施計画案に「 4 年後の目指す姿」として掲げられています。しかし、知事がこの方針を掲げたのがごく最近であるため、県の政策部局で練り上げてきた素案の内容には、「コミュニティ再生」と各実施計画の中身における繋がりがまだ明確には示されていませんが、市町村との意見交換や課題共有を今後進めるとのことです。

 

 地域社会が直面する諸課題を解決していく上で、「コミュニティ」が包含する政策領域は多岐にわたり、それゆえに「コミュニティ」が果たしうる役割はきわめて重要であることから、小田原市はもとより、市民生活や地域課題に密着している各基礎自治体では「コミュニティ」の充実に相当のエネルギーを注いでいます。今回、黒岩知事が「コミュニティ再生」に着眼し 3 期目のスローガンに組み込んで頂いたことは大いに歓迎するところであり、ぜひともその推進を期待するものです。

 

 私からは、実施計画の大きな方向性にコミュニティ再生をしっかり位置付けて頂きたいこと、具体の実施計画内容とのつながりを明確にすること、加えて、これまでコミュニティに取り組んできた基礎自治体での取り組みを後押しする形で取り組んで頂きたいと、意見を申し述べました。

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