加藤けんいち日記

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コバケンと歌おう!市民による第九

  17日、「市民ホール建設応援イベントコバケンと歌おう!市民による第九」の演奏会が、市民会館大ホールで開催されました。
 

  13回目となる今回は、指揮に「炎のマエストロ」コバケンこと小林研一郎先生をお迎えし、ベートーヴェンの交響曲第9番を上演。市内外から集まった約190名の市民合唱団、そしてオーケストラには小田原が誇る市民オーケストラ「小田原フィルハーモニー交響楽団(小田フィル)」の約90名、そして4人のソリスト、併せて300名近い出演者が舞台上に乗り、第九を歌い上げました。


  「コバケン」の指揮ということもあってか、チケットは1ヵ月前には完売状態となっており、実際この日の客席は1階が満席、2階も一部の空席を除いてほぼ満席。

 

  9月に結成された合唱団は、指揮の富澤裕先生・辻端幹彦先生、ピアノの中根希子先生のご指導で当日午前中までの計25回にわたる練習を重ねてきました。小林先生は内外の公演で忙しく、事前に練習にいらしたのは、オケ練習が1回、合唱はゼロ。前日と本番前の練習でようやく先生のご指導を受け、それまで積み上げてきた歌い方への細かな調整を経て、本番に臨みました。

 

  小林先生の指揮による合唱は、13回の歴史の中では第1回・第2回に続いて今回が3度目ですが、私は初めての経験。ベートーヴェンがそこにいるのではないか?と思えるほどの、情熱のこもったご指導に、たいへん感銘を受けました。私は過去に2回、このイベントで第九を歌ってきましたが、末廣誠先生、広上淳一先生の時とはまた異なる新鮮な感動をいただきました。

 

  本番では、合唱団は第1楽章・第2楽章は舞台裏でまんじりともせずに待機し、第3楽章の前で入場。壇上に立ちながら、アマチュアとは思えない小田フィルさんの演奏に浸り、小林先生の動きと表情を追って、第4楽章の後半部を待ちます。第九の合唱時間は16分程度と短いのですが、重ねてきた練習の成果、そして小林先生から受けた「ベートーヴェンの想い」をできるだけ届けようと、合唱団全員が心を込めて歌わせて頂きました。

 

  終演後、万雷の拍手を抑えて小林先生が聴衆に語り掛けました。「忙しい日程が続いていて、正直体調は思わしくなかったが、こうして演奏を無事終えることができたのは、奇跡のようです。オケの皆さんも、合唱団の皆さんも、よくついてきてくれた。ありがとう。」そして、私を名指しし、「市長さん、新しいホールを作ってくれるとのこと、嬉しいです。ぜひ素晴らしいホールを!」と、壇上で言葉を掛けてくださいました。

 

  終了後には出演者が揃ってのレセプションが行われたのですが、案の定、小林先生は体調を崩され、参加が叶いませんでした。先生からのメッセージが富澤先生から披露されました。「ぜひ、更なる高みを目指してほしい」。回を重ねるごとに、進化してきた市民合唱団。毎回、新しいメンバーの加入も含め顔ぶれは変わっていくのですが、新しいホール完成後の舞台を目指し、次回以降もみんなで歌っていこうとの思いを、参加者全員が確かめ合ったひと時となりました。実行委員長の白井英治先生をはじめ、上演を支えて頂いたすべての関係者の皆さんに、心から感謝申し上げます。

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