加藤けんいち日記

<< 馬上弓くらべ、女子ラグビー | main | 支援センター作品展、尊徳マラソン >>
市民学校1年目修了

 8回目の「3.11」を迎えました。週末、毎年この時期に特に多くなる、被災地での復興状況や課題に関する新聞やテレビでの報道等に触れながら、8年間ささやかな支援を続けてきた福島の相馬・双葉地方のことを考えていました。徐々に避難区域が解除されてはいるものの、なかなか進まない住民の帰還。汚染土を詰め込んだフレコンバッグがうず高く積み上げられ変わり果てた故郷の農村風景。そうした中、新たな産業育成の取り組みを一歩ずつ進める行政や関係者の懸命な努力。この春からいよいよ新しい庁舎が開設され町の再生に大きく踏み出す大熊町・・・。福島第一原発周辺の状況は、全体としては極めて難しく、再生への道のりは長いと言わざるを得ませんが、悲しみや苦しみに打ちひしがれず前進しようとしている人たちの様子に触れるたび、引き続き寄り添い支援を続けていかねばとの思いを新たにしています。

 

 9日、今年度からスタートした「おだわら市民学校」の1年目、「おだわら学講座」が閉講式を迎えました。55名の受講生が集まって8月にスタート、全12回の講座を終え、この日市長から修了証を授与させて頂きました。

 

 「持続可能な地域社会」を築いていく上で最大の課題である、各実践分野における担い手不足を克服すべく、現場での学びを通じて担い手を育成する「現代の藩校」づくりの構想から足掛け3年ほど。文化部生涯学習課の職員らと議論を重ね、仕組みやカリキュラムなどをゼロから組み立ててきた、市民学校。講師を担っていただいた各分野の実践者をはじめとする関係者、当該分野を担当する庁内各所管の職員のサポート、何より受講した皆さんの熱心な学びの姿勢に支えられ、ある意味「走りながら」学校の態勢を整えてきた初年度でした。それゆえに、毎回の講座の様子、受講生たちの感想や実践への意欲などがどんな様子か気になっており、たびたび担当職員らから報告を受けてきました。

 

 受講生の皆さんとお会いするのは、開講式を行った8月25日と、一部の皆さんと「まちカフェ」で意見交換した日以来。最終日となったこの日は、これまでの学びを次年度以降にどう生かすか、ワークショップ形式でのディスカッションが行われており、私も途中からその様子を参観していましたが、皆さんとても熱心に、そして意欲的に、次年度への思いを語っている姿を拝見、とても嬉しく、また心強く感じました。その後の閉講式では、改めて私の想い、皆さんへの期待をお伝えするとともに、お一人ずつに修了証を渡しつつ、言葉をかけさせて頂きました。

 

 2年目となる来年度は、それぞれの受講生が関心を持つテーマに分かれての「専門課程」へと進みます。専門課程には、1年目から「進学」する皆さんに加え、専門課程から受講したい市民にも門戸を開く予定で、4月以降募集を開始します。担当した職員らの努力、関係者のご協力によって、たいへん濃密なカリキュラムが組みあがりました。ぜひ、多くの市民の皆さんに参加していただき、地域の課題解決の担い手として育っていただきたいと願っています。(おだわら市民学校の詳細は、市HPに詳しく掲載されています。

| - | 12:02 | - | trackbacks(0) |
この記事のトラックバックURL
http://blog.katoken.info/trackback/1234743
トラックバック
CALENDAR
S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< July 2019 >>
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT TRACKBACK
モバイル
qrcode
LINKS
PROFILE