加藤けんいち日記

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全国オリーブサミット

  23日から24日にかけて、「2019全国オリーブサミットin小豆島」に参加してきました。

 

  小豆島にてオリーブの試験栽培に成功してから110年という節目を記念して、香川県・小豆島町・土庄町が主催した、国内初のオリーブサミット。現在、全国で100を超える自治体がオリーブ栽培を手掛けていると言われていますが、今回のサミットにはそのうち24自治体から首長や職員、あるいは民間の生産者や流通関係者、研究者らが参加。オリーブの生産や流通の拡大、それを通じた地域振興に向け、たいへん有意義な意見交換と情報共有、そして交流の機会となりました。小田原からは、私と農政課長および副課長が参加。

 

  初日は、「道の駅小豆島オリーブ公園」内の施設「サン・オリーブ」を会場に、全国から300名近い参加を得て、基調講演と事例紹介、共同宣言が行われました。基調講演は、スペインに本拠を置く「国際オリーブ協会」の事務総長であるゲディラ氏からの「オリーブの世界情勢と日本におけるオリーブの可能性」、さらにスペイン在住のオリーブ専門家である田中富子氏による「スペインオリーブ自治体協会の取組事例」の2本。続く事例紹介では、小田原市・江田島市・日置市・小豆島町の取り組みが、それぞれ事業推進を中心で担ってきた職員などから報告されました。わが小田原ではようやく収穫が始まった段階ですが、小豆島は別格として、江田島や日置では既に商品化や拠点づくりも進んでおり、小田原での今後の取り組みに向けて大いに刺激を受けました。終了後に開かれた懇親会では、全国各地の首長らと意見交換、産地間の連携に向け意気投合しました。

 

  2日目は、小豆島町内の視察。民間会社で経営され成功している「螢リーブ園」、香川県農業試験場小豆オリーブ研究所、そして民間では最大の栽培面積と商品力をもつ「東洋オリーブ蝓廚虜膿啓虻量施設を訪問。オリーブ事業の奥行きの深さを知るとともに、今後に繋がる様々なご縁を得ることができました。次回サミットは2021年に日置市で開催の予定です。

 

  サミットのプログラム終了後、小田原での栽培拡大でたいへんお世話になっている、小豆島内の「高尾農園」の高尾豊弘さんと、「小豆島岬工房」の土居秀浩さん、2軒のオリーブ農家さんを訪問。お二人とも、数年来のお付き合いを通じて本市農政課職員とはすでに緊密な関係が築かれており、小田原には苗木納品や技術指導で何度もお越し頂いています。私も小田原でお二人とお会いする機会はありましたが、小豆島の農場や工房をお訪ねするのは初めて。現地でじっくりとお話させて頂きながら、小田原のオリーブ事業の草創期にこうした優秀なオリーブ事業者との出会いがあったことは、本当に幸運であったと改めて感じました。お二人には、これまでのご指導やお力添えに対する感謝をお伝えするとともに、今後に向けてより一層の連携と支援をお願いしました。

 

  たいへん濃密な2日間であり、今後取り組むべき様々な課題が頭の中に浮かんでいます。基本は生産体制の確立ですが、並行して「小田原のオリーブ」の存在感を広く打ち出していくための商品化やPRの取り組み、身近にオリーブのあるまちづくり、それらを推進するための地域内連携体制や事業体の立ち上げ、等々。関係者の皆さんと知恵を出し合っていきたいと思います。

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