加藤けんいち日記

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街かど博物館が総務大臣表彰

 13日、「街かど博物館館長連絡協議会」の皆さんが来室。「平成30年度ふるさとづくり大賞団体表彰(総務大臣表彰)」を受賞されたご報告を頂きました。

 

 小田原市では、蒲鉾・干物・木工など、城下町・宿場町である小田原で栄えた地場産品を取り扱う老舗を「街かど博物館」として認定、店主による説明や店内の一画を利用したパネル展示、製作体験などを実施することなどにより、地場産業の魅力を発信してきました。現在20館ある街かど博物館は、小田原でも最近人気となっている「まち歩き観光」における目的地および拠点の役割も果たしており、小田原ならではの観光による地域経済の活性化という面でもたいへん貴重な存在となっています。

 

 「ふるさとづくり大賞」は、全国各地で「ふるさと」をより良くしようと頑張る団体・個人を表彰することで、ふるさとづくりへの情熱や想いを高め、豊かで活力ある地域社会の構築を図ることを目的として実施されている制度。今年は、全国で24団体・4個人が表彰され、「街かど博物館」は県内から唯一の表彰となりました。

 

 来室されたのは、同協議会会長で「早瀬幸八商店」の早瀬幸弘さん、副会長で「柏木美術鋳物研究所」の柏木照之さん、前会長で「露木木工所」の露木清勝さん。揃いのオリジナル法被(この法被も、街かど博物館である「山田呉服店」で製作)をまとい、笑顔で受賞報告を頂きました。お三方の店舗は20の博物館の中でも代表的な存在で、最近はテレビ番組でも度々紹介されており、実際にまち歩きで立ち寄ったり、各種製作体験に興ずる来訪客も多くなっているようです。それぞれ、本業に忙しい傍ら、こうした来訪客にも丁寧に対応され、小田原のなりわいの魅力を発信して頂いてきた皆さん。他の地域にはない、歴史ある城下町・宿場町である小田原だからこその、多分野からなる「街かど博物館」は、小田原の誇りであり、今回の受賞はたいへん喜ばしいものです。

 

 「街かど博物館」の取組が始まって、既に20年が経過していますが、この間の時代の流れの中で、入れ替わりも発生しています。小田原が生んだ名人のお一人、「木象嵌」の内田定次さんは既に亡くなられたり、最近では和菓子の老舗である「栄町松坂屋」さんが廃業されたりと、存続ができなかったお店があります。一方、経営努力を重ね情報発信にも熱心で、新たに認定された蒲鉾店「鱗吉(うろこき)」さんの加入などもあります。歴史的背景をもつ老舗であることなどの条件があり、新しいメンバーを増やし続けることは難しいため、今ある老舗の事業継続に繋がるような活動、更には今だに認定されていない貴重な老舗へのアプローチなど、今後の取組についても意見交換をさせて頂きました。

 

 いずれにしても、日頃親しくさせて頂いている皆さんの晴れがましい笑顔、私にとっても本当に嬉しいひと時でした。今後もしっかりと支えていきたいと思います。

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