加藤けんいち日記

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『森里川海』、山王川・久野川清掃

  1 日夜、お堀端コンベンションホールにて、「おだわら環境志民ネットワーク」総会と、「小田原・森里川海インキュベーション事業『寄気(よせぎ)』共同研究大学意見交換会」が開かれました。

 

  様々な要素の自然環境がオールインワンで存在する小田原の豊かさを守り育てていくべく、この地域をフィールドに環境保全活動や環境系のまちづくりなどに取り組んでいる諸団体や個人・企業などがネットワークを組んだ「おだわら環境志民ネットワーク」。設立から今年で 3 年目を迎え、これまでの活動を踏まえ今年度の事業計画などやが話し合われました。森づくり、有害鳥獣対策、水源保全、生物多様性の保全、環境保全型農業など、多岐にわたる活動の担い手が繋がり合うこのネットワークは、これからの小田原の環境保全と充実に大事な役割を果たすものです。行政としてもしっかり連携していきます。


  環境省が主唱する「つなげよう、支えよう森里川海」プロジェクトの実証地域として、全国で 10 の地域のうちのひとつに小田原が選定され、そこで実施する「多様な主体によるプラットフォームづくり」などに取り組んでいるのが、「寄気」事業。小田原をフィールドとする環境保全活動や担い手育成を、持続可能な形で継続するための知恵を、首都圏の 6 つの大学の学生さんらと共同で研究し、その成果を具体化していこうとする、 2 年間にわたる取り組みです。この日は、参加する6つの大学(慶應義塾大学、星槎大学、東京工業大学、東京都市大学、東京農工大学、文教大学)から、 今年度の事業計画についてプレゼンがあり、その後テーブルを囲んでの意見交換が行われました。

 

  詳しい内容は省きますが、有害鳥獣対策、小田原の環境ブランドづくり、海を活かした取り組み、無尽蔵にある竹の活用、エコツアーの形成など、学生さんや指導教員の皆さんによる取り組みはどれも興味深く、また活動を通じて地域の住民の皆さんとの絆が深まるなど、様々な「成果」が生まれていることを知り、たいへん有難く、心強く感じました。あと 1 年間の中で、どこまで取り組みが進むか、実に楽しみです。

 

  翌日の 2 日は、今年で 45 回目を迎えた「山王川・久野川一斉清掃」。朝 9 時に井細田の八幡神社でセレモニーを行った後、流域の自治会や企業の皆さん、上流部に位置する旭丘高校の生徒さん、県や市の職員たちが参加し、河床内のごみ拾いや草刈り、護岸に伸びた草や灌木の整理などに汗を流して頂きました。久野川上流部では、8 時半くらいから作業が始まっており、私たちが激励に巡回したころにはすでに作業が終わっているところも。

 

  箱根外輪山に源を発し、山王の海岸に注ぐこの川は、小田原市内に源流と河口をもち、流域に自然や人の様々な営みが展開する、まさに森里川海を繋ぐ象徴のような川です。流程が短く途中川幅が狭い箇所もあるため、台風やゲリラ豪雨時などに、短時間の降雨でもすぐに水位が上がり、市立病院の上部、天神橋や東洋橋のあたりでは溢水の危機がたびたび起こります。河床内のごみや草を取り除くことは、そうした水位上昇のリスクの低減にもなり、梅雨入り前の実施には大きな意味があります。

 

  この日も、大量の刈草が回収され、「美しい久野里地里山協議会」顧問の星野さんの畑で堆肥化される予定。流域の皆さんが力を合わせて取り組んできた、地域の貴重な活動です。

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