加藤けんいち日記

<< 金次郎の映画、撮影が佳境に | main | 日本まちあるきフォーラム、小田原で開催へ >>
板橋・内野邸、国登録有形文化財に

  15 日、板橋の旧街道沿いにある旧内野醤油店にて、国登録有形文化財登録のプレート交付式が開かれました。

 

  内野家は、この地で三代にわたって醤油醸造を営んできた旧家であり、明治 36 年に建築された主屋は、当時流行していた土蔵造り風の町屋で、「なまこ壁」や「石造アーチ」など、和洋折衷的な特徴ある意匠が取り入れられた、貴重な歴史的建造物です。今回の登録では、店舗兼主屋のほか、新座敷、店蔵、文庫蔵、穀蔵、工場、稲荷社、表塀の 8 件が登録されています。

 

  醸造業を畳まれて以降、経年と共に建物の傷みなどが徐々に進む中、当主である内野洋一郎さんは、その維持管理に苦慮されてきましたが、小田原でも特に歴史的風致を色濃く残している板橋地区のランドマークであり、何より優れた建築物である内野邸を守っていこうと、板橋地区の有志の皆さんや、横浜のまちづくり団体の皆さんなどが、内野邸の保全を兼ねた利活用策に熱心に取り組んで来られました。店舗兼主屋の公開、まち歩きの拠点、特徴ある「穀蔵」でのイベント・コンサート・展示会、カフェ「武功庵」の開店などが、これまで実施されてきたところです。一方、建物の傷みは進みつつあり、強い風雨のあとに土壁が剥落したり、一部雨漏りが見られたりと、その維持修繕の課題も待ったなしの状況があり、市としても様々な形で支援をしてきました。

 

  当日、早朝からの強い風雨も収まり、時折明るい日差しが降り注ぐ中、内野さんを囲むように、地元の皆さん、そして関係所管の職員らが交付式を見守りました。今回交付されたプレートを掲げて頂き、国登録有形文化財として、市民や各地から訪れる人たちにその歴史的価値が認知され、大切に利活用がされていくことを期待するとともに、その保全に向け市としてもしっかりと取り組んでいきたいと考えています。

 

| - | 12:07 | - | trackbacks(0) |
この記事のトラックバックURL
http://blog.katoken.info/trackback/1234558
トラックバック
CALENDAR
S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< June 2019 >>
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT TRACKBACK
モバイル
qrcode
LINKS
PROFILE