加藤けんいち日記

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看護学校卒業式、定時制生徒表彰

  昨日からかなり強い雨が降り続きました。深夜に大雨警報、今日未明には洪水警報が発令されましたが、市内河川の水位上昇が多少あったものの、今朝の時点では特に大きな被害はなさそうです。

 

  7日、久野の小田原看護専門学校の卒業式に出席させていただきました。

 

  地域の看護人材を育てるため、小田原医師会が昭和39年に設立、以来54年間にわたり数多くの卒業生を輩出してきた同校でしたが、神奈川県が「准看護師の育成は行わない」との方針を黒岩知事が打ち出し、県からの運営支援が見込めなくなったことから、准看護学科の新規募集を停止。今年度の卒業生をもって看護学校を閉校することとなっており、今回は同校にとっての最後の卒業式でもありました。

 

  第53期となる准看護学科の卒業生は38名。高校などを卒業して入学された人から、既に家族を持ちながら看護の仕事を志す人まで、准看護学科の生徒の皆さんは年齢も背景も様々。そうした仲間たちが支え合いながら共に学んできた2年間の感慨が、式の端々に感じられ、とても感動的な卒業式となりました。

 

  学校長である小田原医師会元会長の伊藤先生から、一人ひとりに声を掛けつつ卒業証書が手渡されたのち、卒業生代表の方が思いを読み上げられました。高校生・中学生・小学生の子どもを学校に通わせながら、この道を志し、家族の理解と協力があって学び通せたこと、苦しかったけど仲間と励まし合えたから頑張れたことなど、支えてくれた周囲の人々への感謝の言葉が切々と語られ、胸を打ちました。

 

  卒業後は、すぐに看護の現場に就かれる方、正看護師を目指し進学する方など様々ですが、ここで学ばれた看護の心を、地域の医療や介護の現場でぜひ生かして頂きたいと願っています。

 

  8日は、小田原地区高等学校定時制教育振興会の主催による、就学精進生徒の表彰式がありました。この振興会は、県西地域にある小田原高校および小田原城北工業高校の定時制で学ぶ生徒への支援を行い、働きながら学ぶ若者を応援するため、行政および地域内企業などによって運営されており、毎年この時期に、特に立派な就学生活を送った生徒を表彰し激励しています。

 

  29年度は、小田原高校の上瀧智輝さんと、小田原城北工業高校の本多雄樹さん。上瀧さんは、家計を助けるためにWワークでアルバイトをしながら定時制に学び、二期続けて生徒会副会長を務め、文化祭では東日本・熊本震災復興支援のための物品販売リーダーなどで活躍。夢である自動車整備士を目指し、自ら用意した学費で養成学校に進学されます。本多さんは、やはり家族を支えるために仕事をしながら、4年間機械科で勉学に励み、普通旋盤作業による機械加工の国家検定に合格されたほか、生徒会長として数々の学校行事のまとめ役として活躍されました。卒業後は機械加工の腕を活かせる民間企業への就職が内定しています。

 

  お二人とも飄々とした感じで、ごく普通の若者ですが、定時制での学業と、家計を支えるための仕事、そして自らの未来に向けた研鑽をそれぞれ全うしたことは、本当に素晴らしいと感じました。この間の苦労と、それゆえの達成感は、お二人の今後の人生にとっての揺るぎない糧となることでしょう。

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