加藤けんいち日記

伊豆湘南道路要望活動

 21日は、ほぼ終日、「伊豆湘南道路」に関する要望活動で関係省庁を訪ねました。

 

 「伊豆湘南道路」とは、小田原から真鶴・湯河原・熱海を経由し、函南町を経て沼津方面までを繋ぐ広域道路。かつては「小田原沼津道路」との名称で整備が構想されていましたが、20年ほど前から現在の名称に替わり、沿道自治体の首長や議会、経済団体などで「建設促進期成同盟会」を構成、その構想実現に向けた活動が息長く取り組まれてきました。道路整備の目的は、当初は地域経済の活性化や観光振興に向けた広域連携の強化、慢性的な渋滞の解消などが主でしたが、近年は加えて、富士山噴火による東名高速ラインのリスク、冬季の降雪による国道一号(箱根越え)のリスク、土砂崩れや高波などによる国道135号(沿岸部)のリスクといった防災上の観点から、東と西を確実に繋ぐ広域幹線道路としての役割も加わってきていました。そうした中、昨年7月の台風12号での高波による小田原真鶴間での複数車両を巻き込む事故が発生、死者こそ出なかったものの、まさに住民や観光客の生命を脅かす事態が現実化。これまで以上に整備の必要性が高まっており、関係者間で実現に向けたアクションをより活発にすべきであるとの思いが共有されています。

 

 例年、期成同盟会の会長である熱海市長を中心に行われて来た要望活動に、今回は東側から小田原市長・湯河原町長が、西側からは沼津市長が参加。神奈川県・静岡県双方の国会議員、県議、県行政幹部、構成市町の経済界代表者らも参加し、各市町職員らも合わせて30名近いメンバーで要望活動を行いました。

 

 午前中は、さいたま新都心にある国土交通省関東地方整備局を訪ね、石原局長、山本道路部長、野坂企画調整官に要望。午後からは霞が関の国土交通省本省にて、阿達大臣政務官、菊地技監、榊道路局次長らに要望。地域の状況、災害上のリスク、道路整備の必要性などを訴え、早期に国としても調査に着手して頂きたい旨、要請を行いました。今後も引き続き、国や両県ともしっかり連携しながら、構成市町が足並みを揃え、整備への機運と動きを地域からも高めていきたいと思います。

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市議会3月定例会始まる

  昨夜の雨が上がり、今朝の夜明けには明神ケ岳に沈む満月が望めるほど、空は晴れ上がりました。天気予報ですと、今日は18℃くらいまで気温が上昇、4月の陽気になるとのこと。朝、外に出てみると、確かに春特有の空気を感じます。二十四節気では今は「雨水」、七十二候では「土脈潤い起こる」ですが、この先の「啓蟄」や「春分」を飛び越えて、一気に「清明」になったかのようです。すでに見ごろを迎えつつある市内各所の梅花も、これでピークを迎えることでしょう。

 

  19日、小田原市議会3月定例会が始まりました。

 

  議会開会前に、永年勤続20年を迎えられた、田中利恵子議員、井原義雄議員、武松忠議員の3議員に対する市議会議長表彰が行われました。それぞれ、ご夫妻で参列され、議長から表彰状の授与を受けられました。日頃、議場では是々非々での議論を交わす各ベテラン市議の皆さんですが、この日はご夫妻での参加とあって、普段とは少し趣が異なり、寛いだ面持ち。同僚市議の皆さんからの温かい拍手に包まれた、和やかな時間となりました。

 

  初日の議会では、各種専決処分の報告と承認、3月補正予算等の議案上程に続き、平成31年度施政方針演説を行いました。積年の課題であった各種整備事業の進捗、地域課題の解決に向け市民との協働で取り組んできた様々な事業の進展などを踏まえ、顕在化しつつある小田原の可能性を更に伸ばすべく、厳しい優先順位付けのもとに編成した新年度事業の概略について説明。「歴史の峠」にあたり、改めて「人の幸せ」や「社会の豊かさ」を常に問いながら、持続可能な地域社会の実現を目指し着実に取り組む決意を述べました。最後に、新年度予算や各種条例議案などについての説明で、初日は終了。各委員会での審議、28日からの代表質問、4日からの予算審議と続き、3月25日までの長丁場となります。

 

  4月に控える統一地方選に出馬されない複数の市議会議員の皆さんにとっては、これが最後の市議会定例会。代表質問に立たれる方、予算特別委員会の委員として審議に加わる方など、それぞれの議員の皆さんは長年務められた感慨をもってこの定例会に臨まれることでしょう。私も、これまでのご尽力に対する敬意を示す意味でも、それぞれの議員の皆さんとの論戦にしっかりと向き合っていきたいと思います。

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五十嵐監督、横浜財務事務所

  18日、映画「二宮金次郎」の五十嵐匠監督と、製作委員会のメンバーである万葉倶楽部蠅旅盒鏡賁海来室されました。映画製作および上映会開催への協力など、これまでの小田原市としての一連の取り組みに対するお礼のご挨拶でした。

 

  1月6日の市民会館での上映会は大盛況。その後尊徳記念館で市内小中学生向けの上映会が行われており、来月には二宮先生終焉の地である日光での上映など、今後はゆかりの市町村を中心に上映会を展開していく予定。その際、いわゆる大手配給会社に頼るのではなく、万葉倶楽部さんが映画上映のため新たに立ち上げた新会社が中心になり、上映機材一式を携えキャラバンのような形で機動的に全国に出向き、各地での上映を丹念に重ねていく、いわば積小為大方式で進められていくとのこと。小田原でも、小中学校や企業、民間団体などでの上映希望に応じ、様々な上映会が可能になるでしょう。

 

  子どもたちがどんな感想を抱くのか気になっていた五十嵐監督は、上映会場となった尊徳記念館に自ら足を運んで、直接小中学生たちに感想を聞かれたそうです。小田原では小学校4年生の時に「尊徳学習」を経験していることもあるのでしょう、子どもたちからはしっかりとした感想が語られたようです。

 

  映画製作から試写、上映、今後の展開に向けた体制作りなど、東奔西走していたため「ご挨拶が遅くなってしまった」とおっしゃる五十嵐監督。市民応援団を結成し、万葉倶楽部さんの協力など、地域を挙げて応援してきた小田原に対し、改めて感謝のお言葉を頂戴しました。監督に、「映画が完成した今、二宮先生に対しどんな思いを抱かれていますか?」とお尋ねしたところ、「金次郎は、今も生きている。映画製作を通じて色々な地域の色々な人たちと交流してきた中で、そう感じている。その人たちを通じて働いている、ということを実感した」とのこと。これから展開する各地での上映を通じて、着実に、そして本格的に、「金次郎」の生き様を拡げていきたいとの思いを、改めて共有したひと時でした。

 

  午後、横浜へ。昨年11月に閉庁した小田原少年院の今後について、法務省から移管を受けることになる財務省とのコミュニケーションを図るべく、横浜財務事務所をお訪ねし、伊藤所長さんや職員の皆さんと情報共有をさせて頂きました。

 

  法務省から財務省への引継ぎは、早ければ平成31年度中に行われる見通しで、その後、国として少年院の土地をどう扱うかについて方針を決め、まずは小田原市の意向を確認して進めるとのお話でした。新幹線の駅にごく近い、およそ24,000屬箸い広大な土地は貴重なものでもあり、国としてもしっかりと検討するとのこと。私からは、既存の用途地域(第2種住居地域、第2種高度地区)に相応しい、そして小田原の課題でもある定住人口の増加に寄与するよう、住居系の利用などが望ましい旨、ひとまず基本的なスタンスとしてお伝えしたところです。

 

  いずれにしても、今後に向けては実務レベルでの十分な情報共有を図りながら、国としても市としても、適切な形での利活用に繋がるよう、引き続きコミュニケーションを重ねていくことを確認させて頂きました。

 

 

 

| - | 17:18 | - | trackbacks(0) |
廣澤助監督の映画資料

 15日、小田原出身の脚本家であり東宝映画助監督であった廣澤榮(ひろさわえい)氏のご遺族より、氏が所蔵していた映画・テレビ関係の貴重な資料をご寄贈頂きました。

 

 頂いた資料は、廣澤氏が脚本家・助監督として製作に関わった映画、テレビ、演劇、文筆活動の諸資料で、直筆の原稿類のほか、製作現場写真、取材資料、創作段階の脚本類、広報資料、俳優たちとの書簡などです。

 

 今回は422件もの資料を頂き、この日の寄贈式会場にはその中から数十点が陳列されましたが、いずれもたいへん貴重で興味深いものばかり。主なものをご紹介すると、映画「サンダカン八番娼館」脚本、映画「七人の侍」脚本・写真、映画「雪国」資料・写真、テレビドラマ「水戸黄門」製作記録、テレビドラマ「大岡越前」脚本、演劇「もうひとつの学校」(山田洋次監督の代表作「学校」の原作)取材写真・シナリオ、等々。

 

 庁議室の大きなテーブルを埋め尽くす関係資料について、ご長男の廣澤厚さんのお話を伺いながら、じっくり拝見。もともとデザインを学んでおられたこともあり、映画やドラマのコンテ絵などが豊富にあり、また脚本や諸資料の手書き文字からもお人柄が伺えました。厚さんいわく「なんでも記録しスクラップしていた」との言葉通り、直筆の注釈が細かく添えられた各種スクラップブックは、当時の映像製作現場の様子などを伝えており、たいへん貴重です。所蔵資料があまりに多く、厚さんご本人も「初めて見た」ものが数多く含まれていたようです。

 

 中でも興味深く拝見したのは、「七人の侍」の諸資料。私の中では、この映画は3本の指に入る名作で、これまでに何度も観ましたが、見るたびに唸らされる作品です。黒澤監督のもと、助監督として製作に携わられた廣澤氏の、黒澤明論や撮影現場の写真類、製作にまつわる苦労がしのばれる諸資料などを手に取り拝見。映画のシーンには映り込んでいない、俳優やスタッフたちの様子などが伝わってきます。いずれの資料も、ファンにはたまらないものばかりでしょう。

 

 厚氏から目録を頂き、私からは感謝状をお渡し致しました。ご寄贈頂いたこれらの資料群は、今後様々な切り口での企画展などで多くの皆さんにご覧頂く機会を設けると共に、小田原映画祭など映像関係の芸術文化活動を続けている本市の今後の取り組みに役立てていきたいと考えています。

| - | 17:16 | - | trackbacks(0) |
街かど博物館が総務大臣表彰

 13日、「街かど博物館館長連絡協議会」の皆さんが来室。「平成30年度ふるさとづくり大賞団体表彰(総務大臣表彰)」を受賞されたご報告を頂きました。

 

 小田原市では、蒲鉾・干物・木工など、城下町・宿場町である小田原で栄えた地場産品を取り扱う老舗を「街かど博物館」として認定、店主による説明や店内の一画を利用したパネル展示、製作体験などを実施することなどにより、地場産業の魅力を発信してきました。現在20館ある街かど博物館は、小田原でも最近人気となっている「まち歩き観光」における目的地および拠点の役割も果たしており、小田原ならではの観光による地域経済の活性化という面でもたいへん貴重な存在となっています。

 

 「ふるさとづくり大賞」は、全国各地で「ふるさと」をより良くしようと頑張る団体・個人を表彰することで、ふるさとづくりへの情熱や想いを高め、豊かで活力ある地域社会の構築を図ることを目的として実施されている制度。今年は、全国で24団体・4個人が表彰され、「街かど博物館」は県内から唯一の表彰となりました。

 

 来室されたのは、同協議会会長で「早瀬幸八商店」の早瀬幸弘さん、副会長で「柏木美術鋳物研究所」の柏木照之さん、前会長で「露木木工所」の露木清勝さん。揃いのオリジナル法被(この法被も、街かど博物館である「山田呉服店」で製作)をまとい、笑顔で受賞報告を頂きました。お三方の店舗は20の博物館の中でも代表的な存在で、最近はテレビ番組でも度々紹介されており、実際にまち歩きで立ち寄ったり、各種製作体験に興ずる来訪客も多くなっているようです。それぞれ、本業に忙しい傍ら、こうした来訪客にも丁寧に対応され、小田原のなりわいの魅力を発信して頂いてきた皆さん。他の地域にはない、歴史ある城下町・宿場町である小田原だからこその、多分野からなる「街かど博物館」は、小田原の誇りであり、今回の受賞はたいへん喜ばしいものです。

 

 「街かど博物館」の取組が始まって、既に20年が経過していますが、この間の時代の流れの中で、入れ替わりも発生しています。小田原が生んだ名人のお一人、「木象嵌」の内田定次さんは既に亡くなられたり、最近では和菓子の老舗である「栄町松坂屋」さんが廃業されたりと、存続ができなかったお店があります。一方、経営努力を重ね情報発信にも熱心で、新たに認定された蒲鉾店「鱗吉(うろこき)」さんの加入などもあります。歴史的背景をもつ老舗であることなどの条件があり、新しいメンバーを増やし続けることは難しいため、今ある老舗の事業継続に繋がるような活動、更には今だに認定されていない貴重な老舗へのアプローチなど、今後の取組についても意見交換をさせて頂きました。

 

 いずれにしても、日頃親しくさせて頂いている皆さんの晴れがましい笑顔、私にとっても本当に嬉しいひと時でした。今後もしっかりと支えていきたいと思います。

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流鏑馬、梅、藍坊主(あおぼうず)

  先週末は、9日と11日に雪の予報がでるほど、寒い三連休。そんな中でも、建国記念の日の11日は市内で様々な催しがあり、各所に足を運ばせて頂きました。

 

  下曽我で開かれている梅まつりの会場では、今年で33回目となる「流鏑馬」。曽我物語の主人公である五郎・十郎兄弟の義父にあたる「曽我太郎祐信」が弓馬の達人であった故事にちなみ、物語の舞台である曽我の地で始められた流鏑馬は、毎回「武田流一門」の皆さんによる本格的かつ迫力ある姿で、見る者に感動を与えてくれます。当日は、今にも降り出しそうな曇り空、とても冷たい!風の吹く中で、歓迎のあいさつは顔がかじかんで舌が回らないくらいでしたが、神事「天長地久の式」に続いて、5騎の射手が馬場を疾駆する流鏑馬が披露されました。スマートな競走馬から、どっしりとした和種馬まで、馬の姿も様々であり、寒さの中、観客からは大きな拍手が沸き起こっていました。

 

  同じ時間帯、小田原駅ビルのラスカ6F「U-meテラス」では、「梅の健康効果に関する講演会」が開かれました。講師は、和歌山県立医科大学准教授の宇都宮洋才先生。宇都宮先生とは、昨年2月に和歌山県みなべ町で開催された「全国梅サミット」でお目にかかり、伺ったお話をぜひ小田原の人たちにも聴かせたいと、昨年9月に下曽我で梅生産者向けの講演会を開かせて頂きました。たいへん好評であったこともあり、今回は広く一般向けの講演会として再度企画したものです。


  定員60名の会場は、ほぼ満席。「梅はからだに良い」と言われてきましたが、具体的にどう良いのか、医学的に説明されたことは今までありませんでした。「梅干博士」と呼ばれる宇都宮先生は、梅の健康効果を医学的に検証・解明され、数々の成果を生み出しておられます。詳細は割愛しますが、胃がん予防、血糖値上昇抑制、食中毒予防、動脈硬化抑制、血液浄化、抗酸化作用、更にはインフルエンザ予防や不妊症改善など、データや顕微鏡写真などを用いながら、分かりやすくお話をして頂きました。ユーモアあふれる独特の語り口で、参加者は90分以上の講演に熱心に聴講。宇都宮先生には、今後も梅の素晴らしさを発信していただくべく、様々にお力添えを頂きたいとお願いしました。

 

  夕方、市民会館には、全国各地から若者たちが集結。CDデビュー15周年を迎えた、地元出身のロックバンド「藍坊主」の凱旋ライブが開かれました。15周年記念ツアーを締めくくるラストのステージとして、小田原を選んでくれました。

藍坊主の皆さんとは、これまでにも何度かお会いしており、2011年に行われた武道館ライブにも駆けつけました。現在36歳となるメンバーを、開演前に楽屋に訪ねたところ、数年前よりもグッと落ち着いた雰囲気。自分たちのスタイルを着実に固めつつあるのだろうと感じ、嬉しく思いました。

 

  ツアーの締めくくりとあって、藍坊主のコアなファンたちが集まっていたようで、私たちが陣取った2階席から見下ろす1階席は、オリジナルTシャツに首タオルといった姿の若者たちで満席。曲が始まればすぐに総立ちとなり、会場は熱気に包まれていました。これからも、20年・30年と活動を重ね、息長く愛されるバンドとして成熟していってほしいと思います。

| - | 12:58 | - | trackbacks(0) |
酒販協同組合、健康応援アプリ

  9日から11日までの3連休は、予報通りの雪とはならなかったものの、とても寒い3日間でした。特に11日の流鏑馬のときは、十分な防寒対策をしていなかったこともありますが、久しぶりに「寒い!」と感じました。数日前の暖気で蕾が緩んだ梅の花前線も、少し足踏みといったところでしょうか。

 

  8日午前中、2件の嬉しい訪問を頂きました。

 

  ひとつは、小田原酒販協同組合の皆さんによるご寄付。毎年この時期、組合が販売元となっている本市の特産品のひとつ「小田原梅わいん」の売上の一部を地域に還元するべく、平成15年から毎年様々な形でご寄付を頂いております。ご寄付は金額としてではなく、観光案内版、植林用苗木、梅まつり横断幕、梅の里センターのロビー用テレビなど、梅などによる観光振興を具体的に支える物品として頂いてきており、とても助かっています。16回目となる今年は、下曽我駅前にあり、観梅の拠点ともなる梅の里センターの展示コーナーに設置する、梅の写真パネル7点。雪化粧した富士を背景に咲き揃う梅など、この地ならではの梅の風景などを題材にした写真で、「梅の里」の魅力を伝えてくれるものです。早速、展示コーナーに設置、既に始まっている梅まつり関係の来場者に楽しんで頂いております。

 

  もうひとつは、小田原市で始める健康応援アプリのご提案。来室されたのは、株式会社グッピーズの代表取締役である肥田さんと若手社員の皆さん。医療とインターネットの融合による各種サービスの開発と提供を行っており、インターネットを利用した情報提供サービス、医療・医薬・福祉に特化した人材サービス、インターネットコンテンツの企画作成などを主に手掛ける、若い企業です。今回、スマホを使って健康管理ができる自治体版の健康応援アプリの開発を進められており、小田原市にそのご提案を頂いたものです。

 

  本市でも、健康増進への取り組みの観点から、例えばウォーキングに励むとポイントが還元されるような仕組みを考えてきましたが、費用対効果の面などから導入が出来ずにいました。今回のグッピーズさん提案のアプリでは、普及率が7割を超えたスマホを活用、単に歩数管理だけでなく、体重・体脂肪・睡眠・食事・飲酒など15種類以上の項目について健康管理ができ、なおかつ歩数に応じてポイントがたまっていく仕組み。今回、全国での本格展開に先駆けて、小田原で3年間、モデル的に導入・運用が行われることになったものです。

 

  20歳以上の小田原市民なら誰でも参加可能で、この春から利用できます。モデル実施ということで、本市としての負担はありません。詳しいことは追ってHP等でお知らせしていくことになります。ぜひ、多くの市民の皆さんに利用いただきたいと思います。

| - | 12:38 | - | trackbacks(0) |
北茨城、浪江

  6日から7日にかけて、北茨城市と浪江町を訪ねて来ました。

 

  北茨城市では、今年で7回目となる「廃棄物と環境を考える協議会」が開催されました。北茨城市は、関東一円の自治体や衛生組合からの一般廃棄物(焼却灰など)を長年にわたり受け入れて来られました。地域の環境や市民生活にも少なからぬ影響があることから、環境負荷をできるだけ低減すべく、同市が廃棄物を受け入れている自治体などと協議会を設立。会として、廃棄物の減量化、廃棄物やごみ処理の技術研究、環境行政の推進に向けた国への政策要望などに取り組んで来ました。毎年この時期に総会を開いており、昨年は小田原市でも開催した経緯があります。

 

  小田原市では、一般廃棄物の焼却灰が年間6,500t以上発生しており、本来なら自区内にて埋め立てるべきですが、久野にある最終処分場の残余スペースが極めて少ないため、全国で5ヶ所の最終処分場に受け入れをお願いしています。北茨城市にはそのうち3割ほどを受けて頂いています。今回の総会でも、豊田稔市長や処分場事業者の皆さんに日頃の感謝を述べるとともに、小田原市は協議会の理事でもあるので、今後も廃棄物減量や環境行政の進化に取り組むべく、加盟自治体の首長さんたちともコミュニケーションを図りました。

 

 7日は、投宿した北茨城の五浦から、常磐道を経て浪江町へ。浪江町役場に吉田町長をお訪ねし、今年度で5年目となっている同町への本市職員派遣の今後について、お話をさせて頂きました。

 

 東日本大震災発生後、本市から東北地方沿岸の被災自治体への職員派遣は、相馬市に4年、宮古市に3年、多賀城市に3年、そして浪江町に5年、職員数にして延べ11名を数えています。浪江町には、全町が二本松市に避難している頃から、派遣を続け、最初の大島さんが2年、2人目の榎本さんが3年と、微力ながら復興へのお手伝いをさせて頂いて来ました。出来ることなら来年度以降も派遣を継続したいと考え、庁内で様々に検討したのですが、市役所内でも職員体制のやりくりが厳しく、たいへん残念ながら派遣の継続が難しいと判断。その旨、吉田町長にお伝えし、お詫び申し上げました。

 

 浪江町では昨年より避難準備区域が解除され、各地に散り散りになっていた町民の皆さんの帰町が始まり、復興への歩みが本格化する局面にあります。町の中心部から周辺部へと除染作業は進み、津波で甚大な被害を受けた沿岸部農地もきれいに復原されつつあり、水産の拠点となる請戸漁港にはたくさんの船が戻り、水産拠点の建設も佳境に入っています。また、かつて集落のあった請戸地区の沿岸部には、将来の松林へと育てるべく、小さな松苗がビッシリと植樹されていました。小田原として、職員派遣については残念ながら一旦休止としますが、今後も引き続き支援を継続していく考えです。

| - | 12:04 | - | trackbacks(0) |
事業の節目、モルディブ大使

  4日、長い期間取り組んできた重要な事業2件が、大事な節目を迎えました。
 

  ひとつは、市民ホール整備事業。設計者と施工者が緊密に連携して設計から施工までを一体的に行うデザインビルドの手法により、市民ホールの設計作業が進められて来ましたが、1月末に実施設計が完了。この日、設計を手がけた環境デザイン研究所の仙田会長と斎藤所長から、最終的な実施設計図と完成予想パースなどの説明を受けました。基本計画などにまとめられて来た望ましい仕様をほぼ盛り込みながら、前計画から10億円以上の建設費縮減が可能となっており、高く評価できるものです。長い経過と紆余曲折を経て来た懸案だけに、ひとまず安堵。春先には、いよいよ着工を迎えます。

 

  もうひとつは、新斎場の整備事業。現在、工事は建物部分が最終局面に入っており、今年度中にはほぼ完了の見込みで、その後に炉の試運転など準備を重ね、7月には予定通り供用開始へと進みます。この日は、工事の進捗報告と次年度の予定、各市町の負担金額などの確認を行いました。事業完遂にほぼ見通しが立ったことから、事業の節目に開催して来た「小田原市斎場事務広域化協議会 執行者会議」(共同で事業を進めてきた2市5町の首長による会議体)も、今回で最後となります。平成10年頃の検討開始以来、こちらも紆余曲折を経て進んで来た事業だけに、やはり感慨深いものがあります。

  この日の午後、駐モルディブ日本国特命全権大使の柳井啓子さんがお越しになりました。来年に迫った東京オリンピックにおける、モルディブのホストタウンである小田原市としての様々な協力や、今後に向けての更なる友好親善について、改めての要請を頂くと共に意見交換をさせて頂きました。
 

  柳井さんは昨年12月に着任されたばかりですが、政治状況の変化の只中にあり、日本にとってもアジアにとっても重要な国であるモルディブの発展を支えるべく、日本との交流の橋渡しに奔走されており、その中でも小田原との関係を大切に考えておられます。昨年の選挙で大統領が交代し、中国資本の導入に積極的だった路線の見直しが進めらているとのこと。美しい海のリゾートは有名ですが、数多くの島々には今も素朴な住民の暮らしや営みがあり、そうした部分での相互交流が進むことも願っておられます。

 

  来年に向けては、各スポーツ団体やホームステイ先など、多くの市民の皆さんの協力を得て、代表選手の受入れなどモルディブを応援していきたいと思います。

| - | 18:08 | - | trackbacks(0) |
県ラグビー協会キックオフ、コバケンさん

 3日、午後から横浜へ。神奈川県ラグビーフットボール協会主催の「キックオフラリー2019」に参加しました。例年この日は市内の松原神社・白髭神社・大稲荷神社の節分追儺祭(豆まき)に欠かさず参加してきましたが、ラグビーワールド杯本番を直前に控え、県内のラグビー関係者との結束と連携を強化すべく、今年はこちらへの参加を優先したものです。

 

 横浜港の大さん橋の中にある広いホールに設けられた会場には、ブレザーにエンブレムを付けた県内のラグビー関係者ら200名以上が集結。会長の丹治氏の挨拶を皮切りに、黒岩知事や林・横浜市長の代理の方のご挨拶のあと、イギリス・南アフリカ・オーストラリアの大使館や商工会議所の皆さんも一緒になっての鏡割り。その後の来賓挨拶の中では、県内首長では唯一参加させて頂いた小田原市長として、小田原にワラビーズをお迎えするに至った経緯や、県西地域からもラグビーを盛り上げていくとの想いなどについてスピーチをさせて頂き、ご来場されていたオーストラリア・ニュージーランド商工会議所のメラニー・ブロック名誉会頭にもご登壇頂いて、「オダワラビーズ!」の合言葉を紹介。

 

 このほか、日本が初めてワールドカップに出場した時の主将・林敏之さん、日本人として初めて世界選抜に選ばれた吉田義人さん、日本ラグビー協会副会長でレガシーと言われる真下昇さんなど、来場されていた往年のスター選手らとも懇談。もちろん、地元からは小田原ラグビー協会の高橋会長をはじめとする中心メンバーの皆さん、そしてこの間たいへんお世話になっている、元日本代表でもある株式会社ミクニの生田社長らも参加されており、今年の盛り上げに向けて思いを分かち合いました。

 

 小田原では、2月16日・17日に「ファイナルカップ」として県内小学生チームの試合が、そして3月3日には女子ラグビー全国選手権の準決勝・決勝が行われ、7月末には来年のオリンピックに出場するオーストラリアの7人制チーム男女の合宿、そして9月のワールド杯直前には昨秋に引き続きワラビーズの合宿と、ラグビーの日程が続きます。小田原を挙げて、大いに盛り上げていきたいと思います。

 

 横浜から小田原へ戻り、生涯学習センターけやきへ。この日は、3月17日に予定されている「コバケンと歌おう!市民による第九」の、オーケストラの練習日で、当日タクトを振る巨匠、「コバケン」こと小林研一郎氏による指導が行われました。たいへん忙しい方であり、当初の予定では本番前日の最終合わせにしか来られないとのことでしたが、やりくりをして頂き、急きょこの日の指導が実現したものです。市長としてお礼のご挨拶をするべく、練習会場に伺いました。

 

 市民ホール建設応援イベントでもある市民コンサートは今年が13回目ですが、小林さんはその第1回目においても第九の演奏で指揮を頂いており、このイベントで指揮をされるのは今回が3回目。前回のオーケストラはプロの演奏家主体で構成される「小田原楽友協会」でしたが、今回はアマチュアの演奏家が主体となる「小田原フィルハーモニー交響楽団」(小田フィル)の皆さん。小田フィルで第九を演奏したのは20年以上前とのことで、団員の皆さんには多少の不安もある中での、いわば初顔合わせとなりました。

 

 出迎えた私たちに、とてもにこやかな笑顔で応じて下さった小林さん。練習前のご挨拶では、終始笑顔を絶やさず、気遣いに溢れるお方であることがヒシヒシと伝わってきました。そして練習開始。事前に用意されていた譜面台と指揮者用の椅子を自ら撤去され、「今日は譜面を見ないでやります」と宣言。おそらく何百回と指揮されたであろう第九の音符や休符などの一つひとつまで、完全にご自分のものにされているのです。3時間を超える練習時間を惜しむかのように、丹念かつ具体的なご指導が続きました。音楽への愛と情熱がほとばしる指揮に、深く感動。本番が今から本当に楽しみです!

 

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