加藤けんいち日記

ガイド協会入会式など

  13日、午前中はJ:COM系の歴史番組の中で紹介される、小田原市長のコメント収録のため、八幡山古郭東曲輪での撮影が行われました。昨日の日記でも書いたように、時折猛烈な風が吹き、何度か撮影が中断するほど。この番組は「泉秀樹の歴史を歩く北条早雲への旅」と題したもので、北条五代の栄枯盛衰を扱った前回に続いての第2弾。今回は早雲に焦点を絞り、その生涯に迫るとのことで、4月中は毎週土曜日の午前7時から、日曜日は午前8時から、10チャンネルで放映される予定です。

 

 それにしても、この東曲輪は、小田原城本丸を真正面に望むとともに、城を取り巻く樹叢(じゅそう)、市街地の街並み、そして広大な相模湾や片浦から伊豆にかけての山並みなど、実に素晴らしい眺望です。人の訪れも少ないため、小田原城をじっくりと眺めたい人には、お勧めのスポットと言えましょう。

 

 午後の公務も、早雲公がらみでした。今年は北条早雲公没後500年にちなんだ顕彰を行う年であり、5月3日の北條五代祭りの前日に、北条ゆかりの各市町の首長らにご参集いただき、菩提寺である箱根湯本・早雲寺で「献茶式」が行われることになっています。あまり行われることのない催事であることから、当日の段取りや茶席の流れを確認する意味も含め、会場となる早雲寺にて茶席の流れなどを確認。その一環で、住職にご同席頂き、遠州流家元の先生のご指導の下、濃茶を頂く作法を教えて頂きました。学生時代を京都で過ごしたこともあり、機会があれば茶を習いたいと思っている身としては、とても貴重な時間となりました。

 

 夕刻、生涯学習センターけやきにて、NPO法人小田原ガイド協会の平成31年度入会式が行われました。小田原城を中心に周辺のかまぼこ通りや南町・板橋・早川地区、さらには報徳や文学、鉄道やなりわいなど、様々な切り口で観光の裾野が広がりつつある小田原にて、いまやなくてはならないのがガイド協会の皆さんのご活躍です。毎年、ガイドを志す皆さんは事前に1年間の研修を経ることとなっており、この日はその成果発表会も行われました。今年は8名の皆さんが新たにガイドとして入会され、私からも激励と期待のメッセージをお伝えしました。ガイドの現場で活躍されるお姿を拝見するのが楽しみです。

| - | 12:10 | - | trackbacks(0) |
かながわ西観光コンベンションビューローなど

  13日は、よく晴れ上がったものの、強い風が一日中吹いていました。J:COM系歴史番組のインタビュー収録で八幡山古郭東曲輪(天守閣とJRを挟んで対面する丘陵部)に登ったのですが、天守閣越しに望まれる相模湾は、風によって起こされた白い波濤で覆われていました。市内に咲いていた河津桜などはこの風でだいぶ散った一方、ソメイヨシノの蕾はだいぶ膨らんでおり、来週末にはかなり開くと思われます。

 

  12日は、庁内のミーティングを挟んで、断続的に複数の来客をお迎えしました。

 

  朝一番で来室されたのは、県会議員選挙に出馬されるため1月末をもって市議会議員を辞職された大村学さん。市議会議員を10年以上務められたご功労に対し、市理事者らの立ち合いのもと「市政功労表彰」をさせて頂きました。PTAや水泳協会など市民の立場で活躍されてきた背景から、市議の活動においても庶民感覚に溢れ、気さくで温厚な人柄で、市民や職員ともフランクにコミュニケーションを積み重ねて来られた大村さん。議会では市民ホールや歴史まちづくりなどで、私とも忌憚のない議論を何度も交わして頂きました。これまでの事績への感謝と、今後のご活躍への期待をお伝えしました。

 

  続いて来庁されたのは、「かながわ西観光コンベンションビューロー」の皆さん。個々の市や町といった行政区分を超え、県西地域2市8町のエリア全体が連携しての観光振興を進めるべく、民間事業者が主体となって設立された組織で、小田原市や箱根町の観光協会など観光に関わる諸団体や、FMおだわらやヒルトン小田原などの事業者など、多彩な顔触れの皆さんが、様々な観点から意見を出し合い、この圏域がもつ観光の可能性を実現すべく、緩やかに連携し活動されています。ここ数か月をかけて2市8町を巡回され、各地の観光資源を訪ねたり、観光振興に向けた取り組みなどについてヒアリング。この日は、そうした市町巡回の最後として小田原をお訪ね頂き、朝5時の小田原魚市場から市内まちあるきなどを経て夕方5時まで、小田原をくまなく巡られました。今後、こうした民間の皆さんとの連携がきわめて重要であり、貴重な意見交換となりました。

 

  午後は、2件のご寄付を頂きました。ひとつは、「小田原モラロジー事務所」の皆さんから、小田原ふるさと文化基金へのご寄付。平成11年からご寄付を頂いており、今年で20回目となります。倫理道徳の観点から、人間性・道徳性を高めるための教育活動や研究を積み重ね、日常の生活や仕事の中でそれが生かされるよう、地道な活動をされている皆さんで、市内の小学生たちを対象とした作文コンクールなども実施をして頂いています。

 

  もうひとつは、一般社団法人神奈川県損害保険代理業協会県西支部の皆さんより、乳児用チャイルドシート2台をご寄贈頂きました。こちらも、かれこれ20年近く継続して頂いており、寄贈頂いたチャイルドシートは累計で40台を数えます。赤ちゃんが生まれたご家庭に1回あたり最大で4か月ほど貸し出す形で利用させて頂いており、毎年50から60件ものご利用があります。たいへんありがたいことであり、引き続きのご支援をお願い致しました。

| - | 12:59 | - | trackbacks(0) |
卒業式、就学精進生徒、西湘女子

  11日は諸行事が重なりました。

 

  朝方まで冷たい雨と風の残る中、この日は市内の中学校で卒業式が挙行されました。私が今年参列させて頂いたのは、千代中学校。卒業生は5クラスで192名と、市内では比較的規模の大きな中学校です。中学校の卒業式は、卒業生が舞台を背にして演台や在校生たちと向き合う「対面式」が主流でしたが、この日の卒業式では全員が舞台に向かう従来の形でした。聞くところによると、従来方式に戻す学校が増えているようです。厳かな中にも、素直で仲の良い生徒たちの雰囲気が伝わってくる、とても良い式で、想いの籠った蛭校長の祝辞も印象に残りました。私からも、課題の多い社会に漕ぎ出していく生徒たちへの、お祝いと励ましの言葉を贈りました。式の開始時には冷たい風雨でしたが、式が終わって会場を出ると、卒業生たちの前途を祝福するかのように、見事な晴天となっていました。

 

  この日は、小田原で大規模な災害が発生した場合に現地入りし、救援や復旧に当たって頂くことになる、駒門に駐留する陸上自衛隊第1高射特科大隊の皆さんによる歩行訓練が行われており、2班に分かれ大井町や中井町を朝一番で出発した部隊がお昼過ぎに市役所に到着。正面玄関前にて、私から感謝と激励の挨拶をさせて頂きました。重い荷を背負っての終日の歩行訓練、本当にご苦労様でした。

 

  午後からは、小田原地区高等学校定時制教育振興会による、就学精進生徒の表彰式。今年は、小田原高校3年の目黒兼輔さんと、小田原城北工業高校4年の坂本恭一さん。目黒さんは、家計を支えるべく市外飲食店で調理の仕事をしながら定時制に通い、皆勤賞。成績は常にトップクラスであるだけでなく、生徒会長をつとめ、卓球同好会を創部して湘南地区大会で個人戦連勝を果たすなど、まさに文武両道で頑張られ、卒業後は県内企業に就職が決まっています。坂本さんは、ガソリンスタンドで毎日アルバイトをしながら、やはり学年でトップの成績を維持するとともに、生徒会長をつとめ、工業実習に強い関心をもって取り組み電気工事士や危険物取扱主任者など複数の資格を在学中に取得。県内企業に内定を得ていましたが、家庭の事情で郷里にて就農する予定とのこと。お二人とも実直で情熱を内に秘めた感じのする好青年であり、私からも激励の言葉を贈らせて頂きました。

 

  夕刻、ソフトボールチーム「西湘女子」の皆さんが、今月下旬に岐阜県揖斐川町で開催される「第12回春季全日本小学生女子ソフトボール大会」への出場を前に、市役所を表敬訪問してくれました。昨年12月に行われた県内予選で、投打ともに他チームを圧倒し優勝を収めたチームで、小田原市および南足柄市の小学校に通う、5年生から3年生の女子で構成されています。コーチの古里さんから予選での戦いぶりや日頃の練習の様子などを伺い、選手一人ひとりからポジションや打順、そして全国大会に向けての抱負を聞かせてもらいました。「西湘女子」の全国大会出場は、3年ぶり3回目とのこと。神奈川県代表、そして小田原代表として、大活躍してほしいと思います。

| - | 17:31 | - | trackbacks(0) |
支援センター作品展、尊徳マラソン

  10日夜からの雨があがり、11日はお昼前からよく晴れて、すっかり春らしい陽気になってきました。我が家の庭先では、長女の誕生を記念して植えた杏が大きく育っており、昨日の日差しを受けてこの春最初の花が開きました。今年は例年になく多くの蕾を付けており、向こう1週間は我が家でも花見ができそうです。

 

  9日午後、小八幡の三寶寺で開かれていた、社会福祉法人小田原支援センターの皆さんによる「春の作品展」に立ち寄らせて頂きました。例年、ダイナシティで開かれる作品展に伺った折には、通所されている皆さんが作った陶芸作品などを買わせて頂いており、楽しみな作品展のひとつです。絵画、七宝、切り絵、陶芸、アクセサリーなど、今回も様々な作品を拝見。和やかな交流のひと時でした。

 

  10日は、朝一番で小田原アリーナへ。今年で32回目を迎えた「小田原尊徳マラソン大会」の開会式に参加しました。朝から晴天に恵まれ、真っ白に雪化粧した富士山が望まれる中、北は北海道から、西は岡山や奈良まで、2200名ほどのランナーが集結。「法隆寺ゆかりの都市文化交流協定」を締結している斑鳩町からは、町議会議長の伴さんなどが今年もご参加されており、再会を喜び合いました。また今年は、来年の東京五輪においてホストタウン協定を結んでいる北アフリカ・エリトリア国からの留学生5人が来場しており、うち2人は。出場。彼らとしばしの交歓となりました。その後、10劼良瑤離好拭璽拭爾鯡海瓠▲薀鵐福爾燭舛坊穃紊寮爾鬚けながら見送りました。

 

  余談ですが、私もバスのパートで参加している「市民ホール建設応援イベントみんなで歌おう!市民合唱団」の練習が、佳境を迎えています。10日も、17日の本番を一週間後に控え、市民会館小ホールにて練習。楽曲はベートーヴェンの交響曲第九番、いわゆる「第九」。ほとんど全員が、もう譜面を見ずに歌っており、細かな発音や強弱など、表現の調整に時間をかけています。今回はコバケンこと、巨匠の小林研一郎さんがタクトを振ることもあり、チケットは既に完売状態。合唱団は良い意味での緊張感をもって練習を重ねてきました。私も、体調を整えながら、本番を迎えたいと思います。

 

| - | 12:20 | - | trackbacks(0) |
市民学校1年目修了

 8回目の「3.11」を迎えました。週末、毎年この時期に特に多くなる、被災地での復興状況や課題に関する新聞やテレビでの報道等に触れながら、8年間ささやかな支援を続けてきた福島の相馬・双葉地方のことを考えていました。徐々に避難区域が解除されてはいるものの、なかなか進まない住民の帰還。汚染土を詰め込んだフレコンバッグがうず高く積み上げられ変わり果てた故郷の農村風景。そうした中、新たな産業育成の取り組みを一歩ずつ進める行政や関係者の懸命な努力。この春からいよいよ新しい庁舎が開設され町の再生に大きく踏み出す大熊町・・・。福島第一原発周辺の状況は、全体としては極めて難しく、再生への道のりは長いと言わざるを得ませんが、悲しみや苦しみに打ちひしがれず前進しようとしている人たちの様子に触れるたび、引き続き寄り添い支援を続けていかねばとの思いを新たにしています。

 

 9日、今年度からスタートした「おだわら市民学校」の1年目、「おだわら学講座」が閉講式を迎えました。55名の受講生が集まって8月にスタート、全12回の講座を終え、この日市長から修了証を授与させて頂きました。

 

 「持続可能な地域社会」を築いていく上で最大の課題である、各実践分野における担い手不足を克服すべく、現場での学びを通じて担い手を育成する「現代の藩校」づくりの構想から足掛け3年ほど。文化部生涯学習課の職員らと議論を重ね、仕組みやカリキュラムなどをゼロから組み立ててきた、市民学校。講師を担っていただいた各分野の実践者をはじめとする関係者、当該分野を担当する庁内各所管の職員のサポート、何より受講した皆さんの熱心な学びの姿勢に支えられ、ある意味「走りながら」学校の態勢を整えてきた初年度でした。それゆえに、毎回の講座の様子、受講生たちの感想や実践への意欲などがどんな様子か気になっており、たびたび担当職員らから報告を受けてきました。

 

 受講生の皆さんとお会いするのは、開講式を行った8月25日と、一部の皆さんと「まちカフェ」で意見交換した日以来。最終日となったこの日は、これまでの学びを次年度以降にどう生かすか、ワークショップ形式でのディスカッションが行われており、私も途中からその様子を参観していましたが、皆さんとても熱心に、そして意欲的に、次年度への思いを語っている姿を拝見、とても嬉しく、また心強く感じました。その後の閉講式では、改めて私の想い、皆さんへの期待をお伝えするとともに、お一人ずつに修了証を渡しつつ、言葉をかけさせて頂きました。

 

 2年目となる来年度は、それぞれの受講生が関心を持つテーマに分かれての「専門課程」へと進みます。専門課程には、1年目から「進学」する皆さんに加え、専門課程から受講したい市民にも門戸を開く予定で、4月以降募集を開始します。担当した職員らの努力、関係者のご協力によって、たいへん濃密なカリキュラムが組みあがりました。ぜひ、多くの市民の皆さんに参加していただき、地域の課題解決の担い手として育っていただきたいと願っています。(おだわら市民学校の詳細は、市HPに詳しく掲載されています。

| - | 12:02 | - | trackbacks(0) |
馬上弓くらべ、女子ラグビー

  3日は、前日と打って変わって、朝から冷たい雨が終日降り続きました。そんな中でも、屋外系の大きなイベントが2つ実施されました。

 

  ひとつは、今回で16回目となる「小田原城馬上弓くらべ大会」。江之浦にあるレストラン「サドルバック」の経営者であり、隣接地にて牧場を営んでいる高橋行雄さんを理事長とする「NPO法人日本和種馬文化研究協会」が主催し、数多くの団体が協力・後援しての開催。「戦国時代の小田原城主である北条氏康を中心とした騎者たちの腕比べの様子を想定」しており、練習生にとっては日頃の鍛錬の成果を披露する晴れ舞台であるとともに、一般来場者には流鏑馬の披露の場でもあります。騎者の技術レベルでクラス分けをし、トーナメント方式で腕前を競う形です。

 

  「少雨決行」となっていましたが、開催セレモニーが行われた正午頃は結構本格的な降りに。それでも私を含め多くのゲストが来場し、雨中での弓比べに出場している騎者たちに激励のメッセージを送りました。その後、弓比べの様子をしばし拝見していましたが、雨で手元が滑るのか、的の前までにうまく弓をつがえることができない騎者も少なからず見受けられました。

 

  会場となった二の丸広場には、同時開催で「カミイチ」の皆さんも出店しており、あいにくの雨ではありましたが、来場された観客の皆さんはそれぞれに楽しんでおられた様子に安堵しました。ともあれ、小田原城下の春の催事としてすっかり定着した感のある「馬上弓くらべ」、今後も永く続けて頂きたいと思います。

 

  この日は城山陸上競技場にて、第5回全国女子ラグビーフットボール選手権大会が開催されていました。予選を勝ち抜いてきた女子ラグビーチームの頂上決戦であり、午前中は5位決定戦が、午後からは3位決定戦、そして決勝戦と、この日は3試合が続けて行われました。私は最後の決勝戦を観戦、試合終了後の表彰式にも臨みました。

 

  冬芝が美しく育ち、よく手入れされた競技場のピッチ。雨中での3試合で芝がめくれたり、ピッチがでこぼこになったりしてプレーに影響が出ないか少し心配しましたが、選手たちは冷たい雨をものともせず、白熱したプレーが展開されていました。私は、管理棟の2階にて、来場された日本ラグビーフットボール協会の坂本専務理事らと共に観戦。

 

  決勝戦は日本体育大学ラグビー部女子と、BluePeaglets(PEALS、ながとブルーエンジェルス、四国大学、兵庫県R.S.レディースの合同チーム)の対戦で、一進一退の攻防が繰り返され、8対7の接戦を大学生チームが制しました。表彰式では、坂本専務理事からの優勝杯授与に続き、私より寄木細工による優勝トロフィーを授与。金指ウッドクラフトさんに特別に作って頂いたもので、ずっしりと質感のある立派なトロフィーでした。

 

  翌々日、ピッチの状態が大丈夫だったか心配で、競技場を訪ねてみましたが、全く問題はなかったようです。日頃、グリーンキーパーにより丁寧に管理・育成がされてきた成果であり、美しく丈夫なピッチは競技場の大きな財産です。次なるビックイベントは、夏に予定されているオーストラリア代表の7人制チームの合宿、そして秋のワールドカップの直前でのワラビーズ合宿と続きます。

 

| - | 12:06 | - | trackbacks(0) |
まちあるきフォーラム、相模人形芝居

 晴れと雨が交互に訪れつつ、季節の歩みが進んでいます。あちらこちらで河津桜が鮮やかに咲き誇り、色の濃いおかめ桜も咲き揃ってきました。農産物直売所などでは、春キャベツに加え、ブロッコリー・ホウレンソウ、菜の花など、春先の野菜がふんだんに出回っており、春本番を感じます。

 

 市議会3月定例会では、代表質問が終了、連日予算特別委員会が開かれており、平成31年度予算の審議が続いています。庁内各所管が予算特別委員会対応モードとなっているため、この時期は通常時より庁内ミーティング等の頻度が下がります。その分、今後への様々な展望を練る時間が取れるとも言えます。

 

 先週末も、両日様々な行事がありました。

 

 2日は、朝一番で小田原球場へ。毎年恒例の、小田原松風ライオンズクラブ旗争奪少年野球大会の開会式に参加。県内各地から57チーム、約1300人が参加する大きな大会です。子どもたちの元気な入場行進、開会セレモニーと続き、始球式ではピッチャーを務めました。

 

 街なかに戻り、「日本まちあるきフォーラムin小田原」の会場へ。昨今各地の観光スタイルとして定着・進化しつつある「まちあるき」のガイドや観光関係者らが全国から集い、それぞれのまちでの取り組みについて情報共有するとともに交流を深める企画で、長崎を皮切りに各地で開催され、今年で6回目を数えます。今回は、20年ほど前から「まちあるき」に取り組んできた小田原で、満を持しての開催。小田原市観光協会、小田原ガイド協会、小田原まちづくり応援団、小田原まちセッションズなどから成る実行委員会が主催となり、準備を重ねてきたものです。

 

 この日は、実行委員長である外郎藤右衛門さんや私からの挨拶ののち、観光戦略ビジョンの策定をはじめ小田原の観光振興でたいへんお世話になってきた丁野朗さん(東洋大学大学院国際観光学部客員教授)の基調講演、「進化するまちあるき」と題したシンポジウム、およびテーマ別分科会、大交流会と続き、たいへん活発かつ有意義な交流が図られました。私も、長崎や弘前、北九州、萩、内子、日光など、各地から参加された皆さんと意見交換、今後に向けての思いなどを分かち合いました。

 

 今週から4月30日まで、スピンオフ企画として「小田原まちあるき博覧会」が開かれ、数十本のまちあるきツアーが開催されます。詳しくは実行委員会のHPに掲載されていますので、ぜひ多くの皆さんに小田原の様々な魅力を再発見していただきたいと思います。

 

 この日の午後は、第46回「相模人形芝居大会」が小田原市民会館大ホールで開催されました。江戸時代に相模国に伝わった人形浄瑠璃のひとつで、神奈川県内で独自に育まれてきた地域の伝統芸能。現在は、国指定無形民俗文化財である、下中座(小田原)・長谷座(厚木)・林座(厚木)と、県指定の前鳥座(平塚)・足柄座(南足柄)の5座があり、この大会ではこの5座がそろい踏みとなる、貴重な機会です。大会は5座の持ち回りで開催されており、今年は小田原での開催となったものです。

 

 この貴重な民俗芸能には熱心なファンも多く、1,200人を超える応募があり、会場は満席。県内全域、そして全国各地からの観客が5座の舞台を熱心に鑑賞されていました。開催地市長として開会時にご挨拶したのち、私も客席から鑑賞。久しぶりにじっくり拝見することができ、改めて地域の貴重な財産であること、しっかりと次代に受け継いでいくべきものとの思いを新たにしました。

| - | 12:02 | - | trackbacks(0) |
小田原の七福神から、被災地へ

  26日、「小田原七福神会」の皆さんより、東日本大震災で被災した自治体の子どもたちへと、ご寄付を預かりました。来室されたのは、潮音寺の安藤康哉住職、圓福寺の木内雍明住職、大蓮寺の戸松良明住職、世話役を務めるポスト広告の石黒さん。

 

  七福神会は、小田原城下に点在する7つの寺院を繋ぐ形で、20年ほど前に発足。毘沙門天(久野・潮音寺)、満願弁財天(城山・福泉寺)、寿老人(城山・鳳巣院)、大黒尊天(城山・蓮船寺)、恵比寿神(南町・報身寺)、福禄寿(南町・大蓮寺)、水掛布袋尊(本町・圓福寺)、そして報徳二宮神社で構成されており、最近では各寺院を巡るバスツアーなどが企画されているほか、御朱印ブームもあり訪れる人も増えているようです。

 

  これまでにも被災地支援の活動などをされており、今回も震災発生から8年を迎える中、改めてご寄付をお預かりしたものです。以前は報徳の関係で小田原とご縁の深い、相馬双葉地方の5市町村へとお預かりしましたが、今回は、放射能汚染の影響でいまだに住民の帰還が進んでいない浪江町・大熊町・飯舘村の2町1村の子どもたちへ届けてほしいとのお話でした。私からは、つい先日浪江町を訪ねた時の様子や、一部避難区域が解除されているものの住民がなかなか戻ってきていない状況など、被災地の現状をお伝えし、確実にお届けする旨お話をさせて頂きました。

 

  七福神会の皆さんから、市長室にと、各寺院の御朱印が捺されたありがたい色紙を賜りました。各寺院はもちろん個別には存じておりますが、七福神を繋いで巡らせていただいたことはありません。これを機に、一度七福神巡りをさせて頂きたいものだと思いました。

 

(本日から市議会3月定例会の代表質問が始まりますので、日記更新はしばらくお休みします。)

| - | 12:30 | - | trackbacks(0) |
青いレモンの島

  小豆島でのオリーブ関係の視察を終え、24日のうちに福山まで移動。25日は早朝に出立し、高速バスで因島の土生港へ。そこから小さなフェリーで岩城島に渡り、小田原で今後取り組みを強化したいと考えているレモンの栽培などについて、視察を行いました。

 

  岩城島は、愛媛県上島(かみじま)町を構成する島のひとつで、穏やかな瀬戸内の海に囲まれた温暖な気候を生かし、古くからレモン栽培が盛んです。特に最近は、レモンの主たる収穫期である秋から年末にかけ、レモンが緑色のときに収穫すること、さらに防腐剤やワックスを一切使わない安全性などを特色とする、「青いレモン」として市場価値が高く、島内では圃場が拡大するとともに、島外から若い人たちが移住し新規就農するケースも増えています。レモンそのものとしての出荷はもとより、果汁、各種加工品、搾汁かすを餌に用いるレモンポークなど、幅広い分野で地域経済を支えています。

 

  国内のレモン市場は、その9割が輸入品に依存しており、国産の安全なレモンは貴重品として、需要に供給がまったく追いついていない状態。小田原でも、40年来有機レモンに取り組んできた片浦地域の皆さんによる「片浦レモン」が脚光を浴びていますが、生産量が限定的であるため、旺盛な需要に対応しきれていない状態です。高齢化や獣害などもあり、柑橘園の放任・荒廃が進みがちな中、栽培経験が豊富な柑橘でもあるレモンへの改植は取り組みやすいのではないかとの考えから、JAかながわ西湘でもレモン栽培に力を入れようと考えておられます。そうした背景から、小豆島まで出かけた機会を捉え、国内屈指のレモン産地である岩城島を訪ねたものです。

 

  上島町農林水産課長の森本さんにご案内頂きながら、島内の幾つかの取り組みを訪問。まずは岩城総合支所を訪ね、町長の宮脇馨さんと面談。偶然なのですが、20年ほど前に当時取り組んでいた子どもたちの育ちの場づくりの関係で岩城島を訪ねたことがあり、その際にご案内いただいた当時の岩城村職員が、宮脇町長でした。再会を喜ぶとともに、有機農業にも詳しい町長から、レモンに懸ける思いや今後の取り組みについて詳しく伺い、レモンを介した今後の交流などについて意見交換ができました。

 

  そのあと、愛媛県の産地育成室(旧果樹試験場)での様々なレモン栽培技術の視察、新規に島外から就農しレモン栽培の拡大や後進の育成に取り組んでおられる螢屮襦璽譽皀鵐侫 璽爐慮点鄲拗阿気鵑諒狆譴箜拓現場、レモンの集荷場であり全国各地への出荷や各種加工品を作っている蠅い錣物産センター、岩城のレモンや柑橘の価値を知りその紹介と販売支援に奔走している蠅櫃鵑櫃海蕕鵑匹慮添蠅気鵝Σさん、地元レモン農家の西原さんのハウス栽培の現場などを訪問。

 

  古川さんの農場でレモンの植樹をさせて頂いたこと、物産センターのレモンの皮むき作業場に漂う濃厚なレモンの香り、昼食で頂いた「レモンポーク定食」の美味しさ、「ぽんぽこ」の皆さんが10年以上無農薬で栽培している畑の伸び伸びとしたレモンの姿・・・。それぞれの実際の様子をつぶさに拝見し、レモンと郷土への皆さんの想いを感じるとともに、レモンの持つ可能性を実感した、たいへん密度の濃い視察となりました。

| - | 17:48 | - | trackbacks(0) |
全国オリーブサミット

  23日から24日にかけて、「2019全国オリーブサミットin小豆島」に参加してきました。

 

  小豆島にてオリーブの試験栽培に成功してから110年という節目を記念して、香川県・小豆島町・土庄町が主催した、国内初のオリーブサミット。現在、全国で100を超える自治体がオリーブ栽培を手掛けていると言われていますが、今回のサミットにはそのうち24自治体から首長や職員、あるいは民間の生産者や流通関係者、研究者らが参加。オリーブの生産や流通の拡大、それを通じた地域振興に向け、たいへん有意義な意見交換と情報共有、そして交流の機会となりました。小田原からは、私と農政課長および副課長が参加。

 

  初日は、「道の駅小豆島オリーブ公園」内の施設「サン・オリーブ」を会場に、全国から300名近い参加を得て、基調講演と事例紹介、共同宣言が行われました。基調講演は、スペインに本拠を置く「国際オリーブ協会」の事務総長であるゲディラ氏からの「オリーブの世界情勢と日本におけるオリーブの可能性」、さらにスペイン在住のオリーブ専門家である田中富子氏による「スペインオリーブ自治体協会の取組事例」の2本。続く事例紹介では、小田原市・江田島市・日置市・小豆島町の取り組みが、それぞれ事業推進を中心で担ってきた職員などから報告されました。わが小田原ではようやく収穫が始まった段階ですが、小豆島は別格として、江田島や日置では既に商品化や拠点づくりも進んでおり、小田原での今後の取り組みに向けて大いに刺激を受けました。終了後に開かれた懇親会では、全国各地の首長らと意見交換、産地間の連携に向け意気投合しました。

 

  2日目は、小豆島町内の視察。民間会社で経営され成功している「螢リーブ園」、香川県農業試験場小豆オリーブ研究所、そして民間では最大の栽培面積と商品力をもつ「東洋オリーブ蝓廚虜膿啓虻量施設を訪問。オリーブ事業の奥行きの深さを知るとともに、今後に繋がる様々なご縁を得ることができました。次回サミットは2021年に日置市で開催の予定です。

 

  サミットのプログラム終了後、小田原での栽培拡大でたいへんお世話になっている、小豆島内の「高尾農園」の高尾豊弘さんと、「小豆島岬工房」の土居秀浩さん、2軒のオリーブ農家さんを訪問。お二人とも、数年来のお付き合いを通じて本市農政課職員とはすでに緊密な関係が築かれており、小田原には苗木納品や技術指導で何度もお越し頂いています。私も小田原でお二人とお会いする機会はありましたが、小豆島の農場や工房をお訪ねするのは初めて。現地でじっくりとお話させて頂きながら、小田原のオリーブ事業の草創期にこうした優秀なオリーブ事業者との出会いがあったことは、本当に幸運であったと改めて感じました。お二人には、これまでのご指導やお力添えに対する感謝をお伝えするとともに、今後に向けてより一層の連携と支援をお願いしました。

 

  たいへん濃密な2日間であり、今後取り組むべき様々な課題が頭の中に浮かんでいます。基本は生産体制の確立ですが、並行して「小田原のオリーブ」の存在感を広く打ち出していくための商品化やPRの取り組み、身近にオリーブのあるまちづくり、それらを推進するための地域内連携体制や事業体の立ち上げ、等々。関係者の皆さんと知恵を出し合っていきたいと思います。

| - | 17:22 | - | trackbacks(0) |
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