加藤けんいち日記

東泉院坐禅会、斑鳩町長

 1995年1月17日の阪神淡路大震災から、今日で25年となりました。無数の火煙が立ち昇る神戸市街地を映し出したテレビ映像の前で立ち尽くした、あの日の朝。知人からの要請を受け2tトラックで西宮入りし、延べ20日間にわたり被災者支援に奔走した日々をありありと思いだします。私にとっては、地域社会の在り方を正面から考えるようになった、原点ともいえる経験でした。あの震災で突き付けられた様々な課題は、今もなおそのまま、大きなテーマとして眼前にあります。

 

 16日、久野の名刹・東泉院で続けられてきた坐禅会が65年を迎えた節目として、記念講演会がUMECOにて開かれました。住職である岸達志先生は、私も長年お世話になってきたお方であり、お招きを頂きお祝いとねぎらいのご挨拶をさせて頂きました。

 

 東泉院にて坐禅会が始められたのは、岸先生が師と仰ぐ、「はじめ塾」初代塾長の和田重正さんとの出会いがキッカケでした。以来65年間、多くの人たちが参加し、禅を学び、人生について共に学び合ってきた坐禅会の歴史は、実に貴重なものです。私も、はじめ塾の塾生であった中学生の頃でしょうか、夏の東泉院で坐らせて頂いた記憶があります。

 

 岸先生は、古典から近現代にいたるまでの文学に極めて明るく、古今東西の墨蹟にも通じておられ、その穏やかな物腰や語り口も含めて、本当の意味での文化人と申し上げるべき御方。ご高齢を理由に、坐禅会や講演会などについてはここで一段落としたいとのご意向ですが、引き続き大所高所からのご指導を頂きたいと、お願い申し上げました。

 

 夕刻、奈良県斑鳩町の中西町長が、市長室に来訪されました。「法隆寺ゆかりの都市文化交流協定」を締結し、既に7年が経過していますが、当時の小城町長に替わり、平成29年度から町長を務められている中西町長と、ようやくお会いすることが出来ました。

町の職員として30年近く奉職されたのち、町議会議員を18年務め、議員仲間に推挙される形で町長に就任されました。職員時代は建設・土木・水道といった技術分野が長く、まちづくりに精通されておられます。昨年ご逝去された法隆寺・大野玄妙前管長とはご近所で、幼いころからよく遊んだことなど、楽しく聴かせて頂きました。今後も変わらぬ都市交流を継続していく旨、お互いに確認をさせて頂きました。

 

 ちなみに、昨日ハルネ小田原で行われた斑鳩銘菓「らほつ饅頭」の販売は、用意した700個すべてが夕方4時には完売したとのこと。会場に足を運ばれた中西町長もたいへん喜んでおられました。

| - | 12:35 | - | - |
TOTOCOその後、都市交流展

 連日、新年度予算査定と賀詞交歓会の日々が続いています。

 

 15日は午前中の庁内での打ち合わせ等を済ませたのち、横浜で行われた公明党の賀詞交歓会に出席。終了後、湯河原町での冨田町長の御母堂葬儀に伺い、小田原に戻りました。夕刻の賀詞交歓会開会まで時間がありましたので、道すがら、「漁港の駅TOTOCO小田原」のその後の様子を見に立ち寄りました。

 

 開業後の集客はとても順調で、2階・3階の飲食ゾーンは連日長蛇の列、物販も好調と聞いていました。この日は4時近かったこともあり、さすがに各フロアとも来客のピークは過ぎていたので、ゆったりと館内を巡ることが出来ました。TOTOCO開業に合わせて新しく作られた商品などを改めて手に取り、気になっていた地元早川のJA女性部が作った辛子味噌や、地元の「いいちみそ」とのコラボである「旨サバ餃子」、隣の加工施設で捌かれた地の小鯵の干物などを購入。

 

 外では、防波護岸の工事が行われており、一昨年の台風12号の被害を受けて行われたTOTOCO海側のかさ上げの高さに合わせ、加工施設、荷さばき施設の海側についても2mほどのかさ上げ工事が施工中。今年以降も想定される大型台風への備えも着々と進んでいました。

 

 予告なしで急に立ち寄ったのですが、駅長の金城さんとも会うことができました。いわく、とても順調とのこと。元気そうな姿をみてホッとしました。今は、定置網での漁獲が少ない時期ですが、ぜひとも頑張って頂きたいと思います。

 

 地下街の「ハルネギャラリー」では、先週から「都市間交流事業展」と題し、小田原市がこれまで取り組んできた国内外の都市との交流について、詳しくパネル展示が行われています。春先まで4期に分け展示が行われますが、現在行われている第1期の企画は、法隆寺の食封(じきふ)であったご縁で進められている都市間交流の紹介。この交流の中心でありキッカケを作って頂いた法隆寺の故・大野玄妙管長と私との対談、交流を行っている斑鳩町・姫路市・朝来市・高崎市と小田原市の紹介が、丁寧に作られたパネル等で紹介されています。ぜひ多くの皆さんにご覧頂きたいです。

 

 この企画展に併せて、斑鳩町の銘菓である「らほつ饅頭」が、今日16日だけ、ハルネ小田原で販売されます。いわゆる揚げ饅頭の一種で、カリッとした皮の感触と中の餡が絶妙にマッチ。斑鳩を訪れた時は必ず買って帰る我が家でも人気の菓子で、職員にもファンは多くいます。今日は斑鳩町の中西町長も小田原にお越しになる予定であり、この「らほつ饅頭」がたくさん売れると良いのですが。

 

 ちなみに、この企画展の第2期は国内姉妹都市の紹介、第3期は海外の姉妹都市や友好都市の紹介と続きます。

| - | 12:08 | - | - |
成人式、市民功労賞

 13日、小田原市成人式「はたちの同窓会」が、市民会館大ホールで挙行されました。

 

 見事な晴天となり、市民会館に向かう道すがら、お堀のあたりで記念写真を撮りあう新成人の晴れやかな姿がたくさん見られました。会場には早くも多くの新成人が詰めかけていましたが、会場整理に当たっておられた青少年育成推進員の皆さんに伺うと、「今年は少しすくないかも」とのこと。対象者は1970名と、昨年よりも多少多いのですが、この会場に来ない新成人が増えているのかもしれません。

 

 式典は、まず私と市議会議長からの祝辞。例年以上に会場は静かでした。続いて新成人の抱負として、小瀬村達也さんと渡部航太さんから、それぞれにしっかりした思いが語られました。小瀬村さんは、母親の病気の経験から、優れた医療機器を海外から仕入れる医療機器商社への勤務志望を、渡部さんは、大学卒業までにプロサーファーになることを、それぞれ披露。ぜひとも目標を実現してほしいと思います。

 

 午後は、小ホールにて令和元年度小田原市民功労賞の贈呈式を行いました。

 

 今年の受賞者は、今年度創立50周年を迎え地域福祉の中心的な支え手として日夜ご尽力頂いている小田原市民生委員児童委員協議会の皆さん、小田原の森を守り地域木材を生かしたまちづくりに多大なるご貢献をされている小田原林青会の皆さん、そして北原白秋の研究に力を尽くし多彩な文学者が活躍した小田原で「文学のまちづくり」を熱心に進めて来られた故・竹村忠孝さん。いずれも、この間の市政でたいへんお世話になってきた方々であり、受賞は私ごとのように嬉しいものです。それぞれの皆さんに、こころからの祝意と感謝を込めて、功労賞をお渡ししました。

 

 贈呈式後の懇親会もとても和やかな雰囲気。民児協会長の岡田さん、林青会会長の関田さん、竹村さんの奥様と、それぞれに味わい深い受賞コメントを、列席者一同で聴かせて頂くとともに、お仲間の皆さんも含めお祝いのムードが充ちた席となりました。

| - | 17:18 | - | - |
出初式、「一粒の麦」

 11日午前中、新春恒例の「小田原市消防出初式」が挙行されました。薄曇りで時折日が差す天候の中、市内の全消防団、企業等の自衛消防隊、市消防職員らが一堂に会し、整然と式典が進行。中盤では幼年消防クラブの皆さんによる元気な「消防の誓い」と歌で、会場は一気に盛り上がりました。後半のお堀端通り沿いでは、多くの観衆から声援を浴びての晴れやかな消防車両分列行進、小田原鳶職組合・古式消防記念会の皆さんによる梯子乗りも無事に済み、最後はお堀への一斉放水。この時間帯は雲が多く、例年のような陽射しと虹の光景は見られませんでしたが、お城を背景に水のアーチがかかる、小田原ならではのシーンは、何度拝見しても感銘を覚えます。

 

 年末の歳末火災特別警戒活動、そしてこの日の消防出初式と、消防関係者には大きな行事が一段落し、やっと安心しての新年となったことと思います。ご苦労様でした!

 

 午後は、生涯学習センターけやきにて開催された、映画「一粒の麦荻野吟子の生涯」を鑑賞させて頂きました。男尊女卑が社会的に広く存在していた明治時代に、自らの体験を踏まえ女性の医師が必要であるとの強い思いを抱き、苦節を経て日本で第一号の女性医師となった荻野吟子の生涯を綴った作品。この映画に、吟子の母親役として登場しているのが、小田原在住の俳優・磯村みどりさん。この上映会も、磯村さんの強い願いで実現した経緯があり、上映前の舞台挨拶では監督の山田火砂子さんとともに登壇され、この作品への想い、小田原への愛情などを語って頂きました。私も磯村さんと共に登壇し、ご挨拶と作品への期待を語らせて頂きました。

 

 荻野吟子を演じた若村麻由美さんの熱演が光る作品であり、自らが背負った社会的使命に生きる姿はとても感動的で、様々な示唆を頂いた気がします。米寿を迎えるという山田監督の、高齢になっても純度の高い作品を作り続けるエネルギーには感嘆させられました。

| - | 17:17 | - | - |
民児協市川さんの褒章

 日中は新年度予算の理事者査定でみっちりと審議、合間に新年のご挨拶の皆さんと面談、夕刻以降は複数の賀詞交歓会に伺って様々に意見交換、という日々が続きます。昨日は、午前中に新年最初の定例記者会見があり、2月1日から始まる梅まつりの情報を提供しました。今年は小田原では初めての「梅酒まつり」を誘致します。全国から選りすぐりの様々なタイプの梅酒が、各会場合わせて80種以上勢揃いし、試飲を楽しめる企画。曽我別所梅林・小田原城本丸広場・ハルネ小田原の3か所で、2月8日から11日まで行われる予定。報道各社の皆さんもたいへん興味を持っていただいたようで、たくさんのご質問を頂きました。

 

 梅まつりと言えば、この冬は暖かい日が多いので梅の開花も早いのでは?と考えていましたが、関係者によればむしろ遅くなるのでは、とのこと。梅にも休眠打破があるのか分かりませんが、厳しい寒さに晒されないと、梅も花が遅れるということがあるのかもしれません。

 

 8日、小田原市民生委員児童委員協議会(民児協)の前会長であった市川昭維子さんが、令和元年秋の褒章受章のご報告にと、市長室をお訪ね頂きました。12月17日、藍綬褒章の伝達が厚労省で大臣よりあり、同日、皇居での陛下拝謁に臨まれたそうです。

 

 市川さんは平成4年から富水地区の民生委員児童委員に就任され、以来27年間にわたってこの任を務められ、平成25年からは小田原市民児協の会長として、小田原における地域福祉の向上に力を尽くされました。私が市長に就任して以降、小田原市は「ケアタウン構想」を掲げ、地域の中で市民の皆さんがお互いに支え合っていく取り組みを進めてきましたが、民生委員児童委員の皆さんはその中でも極めて重要な役割を果たしており、市川さんもその使命をしっかり受け止めて頂き、自治会総連合や市社会福祉協議会などとも様々な面で連携しながら、揺るぎない信頼関係が築かれてきました。ケアタウンを進めていく上で、市川さんの存在はまことに心強く、私も頼りにさせて頂いて来たお方です。

 

 6年間にわたる民児協会長を引退され、後任の岡田会長に引き継がれて、肩の荷がすっかり下りたからでしょう、受章のご報告に来られたこの日の市川さんの表情は、実に晴れやか。会長職の現職中はやはり抱えておられる課題や責任感から、どちらかと言えば言葉少なでご苦労されている感じが垣間見えましたが、この日は来し方を振り返られ、「多くの人たちの力を借りて、この仕事をまっとうさせて頂けたことを、本当にありがたく思う」と、全力で任務に打ち込んで来られたからこその感慨を、満面の笑顔で、実感を込めて語って下さいました。伺っていた私も本当に嬉しく、重ねてお祝いと感謝の言葉をお伝えしました。

| - | 12:07 | - | - |
もくぽす

 8日より、令和2年度予算の理事者査定が始まりました。個人市民税の伸び悩みや法人市民税減税の影響などによる税収の減少傾向、一方で高齢化に伴う後期高齢者医療保険や介護保険など歳出圧力の伸び、扶助費の増嵩などによって、財政状況は厳しさを増しています。財政の健全性を保ちつつ、市民生活を支える行政サービスの質の確保を行いながら、継続的に取り組んできた重要事業の遂行を目指していくという、難しい予算編成作業となります。今月いっぱいをかけ、じっくりと取り組んで行きます。5月の市長選挙を控えてはいますが、特に「骨格予算」に絞ることなく、継続実施していく諸事業、必要な諸事業にはしっかりと予算付けを行っていく考えです。

 

 8日、日本郵便蠧邊愿貉拏劼覆匹粒Г気鵑来室、既に県内限定で販売している「もくぽす」を今月14日より全国へ向けネット販売していく旨のご報告を頂きました。

 

 「もくぽす」は、小田原・箱根地域の森林から出る間伐材を用い、小田原の木工職人の技によって丁寧に製作された、ポスト型のエコロジーな貯金箱。今回ネット販売に供されるのは、この「もくぽす」に加え、やはり間伐材を使用した特製のスマホスタンド。このセット(送料・税込みで4,500円)を、「郵便局のネットショップ」を通じて全国で販売するとのことです。

 

 来室されたのは、製作を手掛けられた螢蕁Ε襦璽溝緝修料蠹弔気鵝日本郵便蠅諒販ビジネス部と南関東支社の皆さん、日本郵便オフィスサポート蠅粒Г気鵝△修靴鴇田原の浜町郵便局の高梨さん、酒匂郵便局の川瀬さん。皆さんから、開発に至る経緯と、製作における技術的なポイント、販売展開への期待などを聴かせて頂きました。

 

 直径7〜8僉高さ15僂曚匹痢屬發ぽす」は、木目が美しくやさしい肌触り。6つのパーツから組み合わされた、高い木工技術を持つラ・ルースさんならではの作品。スマホスタンドも木の香りが強く漂う作品で、いずれも身近なところに置いておきたい温もりを感じます。小田原・箱根から生まれたこれらの作品が全国各地に拡がっていくのは、とても嬉しいことです。

 

 郵便局の皆さんには、「木はがき」から始まって、これまで地場産木材を活用した商品を幾つも開発され、小田原産木材の利活用、ひいては森を守るとともに地域経済の活性化にご協力頂いてきました。改めて心からの感謝と、今後引き続きの活動への期待をお伝えしました。

| - | 12:02 | - | - |
子どもの詩の展覧会

 7日、幾つかの庁内でのミーティングを挟みながら、この日も新年のご挨拶や賀詞交歓会が続きました。午前中には、小田原市を含め県西地域の市民生活や経済活動などに深く関わる分野で事業を行っている官公署等の皆さんとの新年交賀会。午後は市内26地区の自治会連合会長で構成される広報委員長会議、市内で操業する複数の大手事業所の皆さんからの表敬訪問。夕刻以降は自治会総連合・小田原白梅ライオンズクラブ・小田原庭園業組合のそれぞれの新年会に伺いました。それぞれの皆さんと、各業界の状況を巡り情報交換するとともに、今年の抱負などについて語り合いました。

 

 6日、第30回を迎えた「神奈川子どもの詩の展覧会表彰式」が、市内のアオキ画廊で開かれました。この展覧会は、県内の小学校の先生や教育関係者などから成る「神奈川児童文化振興会」の皆さんにより、毎年県内の小学生から詩を募集し、審査、表彰を行う取り組みで、今年で30回を数えます。初期のころは応募が1000を越えていたそうですが、近年は減少が続き、今年は240ほどに。全ての作業を会員の皆さんの手作業で行ってこられましたが、その継続も難しくなってきたことから、残念ながら今回が最終回となりました。

 

 アオキ画廊の2階ギャラリーには、今回受賞された小学生と保護者の皆さんが大勢集まっておられました。詩人の矢節夫先生、筑波大学附属小学校の青山由紀先生、会の代表で詩人の二宮龍也さんらが見守る中、受賞した小学生の皆さん全員に表彰状と盾などが渡されました。数年前から小田原市も市長賞を設けさせて頂いており、受賞された平塚市の米澤佳祐さんには私から賞状をお渡ししました。

 

 表彰式後、代表で10人の皆さんが、作品を朗読。澄んだ感性と、素朴ながらも芯をついたような表現が、彼ら彼女らの朴訥な語りを通じて伝わって来て、何とも言えない感慨に包まれました。中には、読みながら感極まって泣き出してしまう子も。審査員の先生方のお話に聴き入っている表情、表彰に臨むときの立ち姿や振る舞い、表彰状を嬉しそうにお父さんやお母さんに見せる無邪気な笑顔・・・。日頃の公務や生活の中で、小学生くらいの子どもたちと間近に接する機会が少ない中、この時間帯は久しぶりに目の前にいる子どもたちをじっくり観ることとなったのですが、改めて「子どもってすごい」と思わされました。この年頃の柔らかさ、しなやかさ、無垢な感受性、開かれた心というものを、私たち大人はほんとうに大切にしなければいけない、それを育むための豊かな環境となるようなまちをつくっておかねばならないと、改めて思いました。そして、この表彰式の会場には、そうした願いをもって30年取り組んできた会員の皆さんの情熱と優しさが充ちていました。

 

 今回でこの展覧会はひとまず最後となりますが、矢先生いわく「小学生たちの詩をこうして表彰する場は、全国でもここだけです」とのこと。「私たち会員の思いは、豊かな詩心の分かる子どもたちを育てること」との理念で取り組んでこられた振興会の皆さんに、心からの敬意を表したいと思います。

| - | 12:06 | - | - |
仕事始め式

  6日、2020年の公務がスタートしました。

 

 まず、生涯学習センターけやきにて、仕事始め式。集まった350人ほどの職員を前に年頭の訓示を行いました。内容は、2019年の振り返り、時代と社会への問題意識、2020年に臨んでの基本スタンス、重点テーマなど。これまで3期12年近くにわたり取り組んできた「持続可能な地域社会」づくりの歩みが一定の成果に辿り着いていることについて、その実現を支えてきてくれた職員に対し感謝を伝えるとともに、地球規模の気候変動や、国内での人口減少・少子高齢化など社会状況の急激な変容に鑑み、取り組む事業の質をしっかりと高め、組織と職員の力を向上させながら歩みを進めようと呼びかけました。

 

 今年は、市制施行80周年を迎えることに加え、小田原駅開業100年、天守閣復興60年、オリンピック・パラリンピック開催、お城通り地区再開発の完工など、賑やかで活気あふれる年廻りとなります。数多くの取り組むべき課題に着実に向き合いながら、「持続可能な地域社会」の中身の充実を進めて行きます。

 

 午前中は、市内諸団体や企業代表者など数多くの皆さんが新年のご挨拶に来てくださいました。市長室などで両副市長と共に対応、今年にかける抱負や課題を共有し、引き続き手を携えて活動していくことなどを確認しました。

 

 夕刻は、7階大会議室に市議会議員と副部局長以上の幹部職員が集まり、新年交賀会を開催。様々な節目の年を迎える中、お互いの信頼関係をベースとした忌憚のない議論によって、市政をしっかりと前に進めていくとの思いを改めて確認。まずは和やかな新年のスタートとなりました。

 

 夜は、湯本富士屋ホテルにて、小田原青年会議所の賀詞交歓会。新たに就任した一寸木理事長の、誠実さが溢れる所信表明を拝聴。若き経済人たちの活躍に大きな期待を寄せている旨、激励をさせて頂きました。

 

 今日から連日ほぼ休みなく、2月上旬まで賀詞交歓会のスケジュールが組まれています。一つひとつの会を大切に、新しい年への思いを多くの皆さんと分かち合うつもりです。

| - | 17:30 | - | - |
2020年がスタート

 2020年、令和2年が幕を開けました。

 

 昨年の暮れは、手が付いていなかった自室の片付けやら、溜まっていた所用の整理などが立て込んで、例年通りのせわしない年の瀬でした。例年よりも気温が高く、大晦日に至っては春のような陽気であったことも、年末感が薄く感じた理由かもしれません。

 

 元旦。例年通り、朝3時半に起床。5時からの民間団体の朝起き会、6時過ぎからの「お城から初日の出を見る会」、そして御幸の浜での初泳ぎとご来光と続きました。前日までの天気予報では、太平洋側は「初日の出が◎」でしたが、朝家を出るとき、まだ明けぬ空に雲が立ち込めており、その後も雲は晴れず、御幸の浜でも元旦の日輪は顔を出すことがありませんでした。それでも、天気予報で初日の出はバッチリとの報を受けてでしょう、例年以上に多くの人たちが御幸の浜に集まっており、とても賑やかな年明けとなりました。

 

 城山テニスコートでの初打ち式、地元・大稲荷神社での歳旦祭、二の丸広場での小田原城元旦マラソンのスターター、白山中学校でのバドミントン初打ち式と、元日恒例の諸行事を巡り、穏やかな日差しの中、皆さんと新年のご挨拶を交わしました。

 

 2日・3日は公務がなく、年賀状の整理やら積み残しの所用などを片付けつつ、毎年恒例の箱根・駒ヶ岳へ家族で参詣するなど、すこしゆっくりと過ごしました。4日からは、早くも各所での新年会などがスタート。4日は富士見地区新春の集い、水之尾毘沙門天、鳶職組合・古式消防記念会新年会、5日は青果・水産の両市場における初市式、川東地区駅伝競走大会、下府中地区新春の集い、小田原医師会新年会など、早くも1月の賀詞交歓シーズンに突入しています。

 

 今朝もよく冷え込み、素晴らしい日の出と快晴に恵まれての、仕事始めとなります。この日のように、明るく穏やかで、希望に満ちた一年となることを祈って、2020年の公務をスタートします。

| - | 12:45 | - | - |
「地域人」取材、ソーシャルワーク、歳末火災特別警戒ほか

 25日、朝一番で全印刷局労働組合小田原支部執行委員長の山口さんと青年女性対策部長の山村さんが来室され、市社会福祉基金へのご寄付を頂きました。毎年この時期に、印刷局小田原工場の中で有志の皆さんから募金を集めて頂いており、平成2年から毎年続けられ今年が28回目、累計で360万円を超えてきました。この日は市からも感謝状をお渡しし、積年のご厚意に感謝の意をお伝えしました。

 

 午後、月刊誌「地域人」の取材がありました。この冊子は大正大学出版部が発行する地域創生のための月刊誌で、全国各地で進められている多彩な実践を丹念に取り上げる意欲的な紙面づくりが特徴です。来年2月に発行される第54号に、「地域とエネルギー」と題した40ページにわたる特集記事を載せるにあたり、小田原市の取り組みを扱いたいとのことで、編集に携わっておられる皆さんが来室され、1時間ほどのインタビューとなりました。本市における再生可能エネルギーの官民での取り組み経緯や、この分野にかける私の想い、今後への展望などをお話ししました。

 

 26日、午前中は今年最後となる「百歳長寿祝い」の贈呈で、市内の4名の対象者をお訪ねしました。皆さん、とても良い笑顔でコミュニケーションができ、和やかで嬉しいひと時でした。

 

 午後は、ここ数日行ってきた「後期基本計画重点テーマの推進に係る市長・副市長との話し合い」の最終回で、まちづくりから教育まで多岐にわたる重要事業の進捗確認と、今後の方針などの共有を行いました。多くの事業は着実に進んで戦線が拡がっており、それに伴う具体の課題も増え、職員配置や組織体制のあり方にも不断の改善が必要となってきます。

 

 夕刻、小田原周辺で活躍されているソーシャルワーカーやケアマネージャーの皆さんにお越しいただき、本市が取り組みを進めてきた「ケアタウン」の今後の方向性について、実践を担われているお立場からの率直なご意見を聴かせて頂く場を持ちました。すでに26地区すべてで動いている、地域の中でお互いさまの気持ちで支え合う「ケアタウン」の歩みは、更なる進化を目指す途上にありますが、担い手不足の現状や、ケアを必要とする事案の難化・複雑化などへの対応の必要性から、ソーシャルワーカーの皆さんにお手伝いいただく必要があると考えています。この日の意見交換を皮切りに、庁内でも議論を深めたいと思っています。慶應義塾大学の井手英策教授にもオブザーバー的に関わって頂きます。

 

 夜は、大晦日まで行われる「歳末火災特別警戒」の出陣式が、小田原市消防本部に隣接する鴨宮運動広場で行われました。市内各地で活躍する22の消防分団の団員と、市消防本部の職員らが集結し、私と消防団長の訓示を受け、団車両などに乗って各地へと出発していきました。年によっては寒風吹きすさぶ、あるいは底冷えのする中での出陣となる日もありますが、今年は寒さを感じない中での出陣式となりました。年末年始、火災や事故のない穏やかな日々であることを祈ります。

 

 今日で市役所も仕事納めを迎えます。新しい年が、明るく穏やかで、市民の皆さんに幸多く、そして稔り多き一年となりますよう。(1月6日まで日記更新はお休みします。)

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