加藤けんいち日記

SNOAが社会参加章を受章

 台風19号が明日午後から夕方にかけて小田原に接近し、夜半にかけてごく至近を通過することになりそうです。昨日10日は、これまで進めている対策の進捗を確認するとともに、各種情報を収集。大潮と重なり高潮が懸念される漁港の駅TOTOCOには直接足を運び、状況を確認しました。

 

 本日朝一番で災害対策の庁議を行い、明日の昼までには行政として可能な準備を行います。避難所開設などについては、避難可能な時間帯での早めの発令を視野に入れています。15号と同等か、それ以上の風雨が予想される中、考えられるあらゆる対策を講じ、しっかりと備えねばなりません。

 

 8日は、嬉しい面談が2件。

 

 ひとつは、令和元年度前期の職員採用試験に合格、本市職員となる皆さんの、入庁前の懇談会。一般職や技術職、保育士、幼稚園教諭など6つの職種においては50名程度の採用が決まっており、その皆さんが市役所に集まりました。この日は、先輩職員らからの話や、グループに分かれてのワークショップなどを行うプログラムであり、その前段で私からお祝いと歓迎のメッセージを送りました。とても明るく元気な雰囲気であり、新しい活力を迎えることができることを嬉しく感じました。

 

 もうひとつは、「シニアネットワークおだわら&あしがら(略称:SNOA)」の皆さん。内閣府が実施するエイジレス・ライフ実践事例および社会参加活動事例紹介事業で、SNOAが「社会参加章」を受章され、その報告に来ていただいたものです。

 

 この章は、「エイジレス・ライフ(高齢者が年齢にとらわれず自らの責任と能力において自由で生き生きとした生活を送ること)」を実践している活動事例を毎年募集し、その中から紹介すべき活動事例を決定し表彰するもので、今年度は全国で50ほどの団体が受章されたとのこと。小田原市内の団体では初めての受章となります。国務大臣・内閣府特命担当大臣名の賞状を私から伝達させて頂きました。

 

 地元出身で金融機関OBの皆さんらが中心になって発足してから、5年目を迎えたSNOA。小田原市が進める「プロダクティブ・エイジング」の取り組みにおける中心的な存在であり、国から採択を受け、生涯現役の先駆的モデル地域として実施する事業において重要な役割を果たして頂いています。荒廃したミカン園の再生、市内児童生徒への学習支援など、さまざまな活動に参加する会員は増え続け、現在は160名に達しようとしています。この日報告にお越しいただいた代表の安藤さんをはじめ7名の皆さんのお話から、前向きな意識を持つ元気な皆さんの活動の様子が伝わってきました。これからも大いに発展されることを期待しています。

| - | 17:16 | - | trackbacks(0) |
ノジマからご寄付、フレーム切手『小田原さんぽ』

 台風 19 号の関東直撃が現実的なものとして迫っています。最終的にどのようなコースを辿るかはまだ多少流動的ではありますが、かなりの風雨が来ることは間違いありません。すでに防災部などには対応を指示しているところですが、再度確認を行い、態勢を整えます。

 

 7 日午後、螢離献泙粒宮支店長である山崎さんにご来室頂き、家電製品などをご寄贈頂いたことへの感謝状を贈呈させて頂きました。相模原市が発祥の地であり、現在も神奈川県を中心に首都圏で店舗展開されている螢離献泙蓮⊆匆餽弩イ琉豐弔箸靴董⊇佚垢靴討い訝楼茲亮治体へ省エネ製品や家電などを毎年さまざまな形でご寄付されており、本市に対しても 2009 年より毎年、電動スクーター、 LED 電球、コンパクトソーラーライト、扇風機、 IH クッキングヒーター、ポケットラジオ、防災セット、電話機など、さまざまな品をご寄付頂いてきました。

 

 今年度は、 4K テレビ合計 8 台のほか、電池、 IC レコーダー、 LED 電球など、たいへん多くの品をご寄付頂きました。特にテレビは災害対策本部などで用いる、市内各所の被災状況や活動状況を共有するモニターとして活用させて頂く予定であり、山崎さんに感謝の言葉をお伝えしました。

 

 同日夕刻、日本郵便蠧邊愿貉拏劼このたび販売を始める「オリジナルフレーム切手『小田原さんぽ』」の贈呈を頂きました。

 

 このフレーム切手は、小田原在住のイラストレーターである「たなかきょおこ」さんが描いた小田原市内の風景画を用いたもの。たなかさん独特の明るい彩色とデザインにより、私たちが日頃何気なく見ている建物や景色が優しさと愛おしさをもって描き出された 10 点が、フレーム切手に盛り込まれています。見ていても楽しく、また切手として国内外に送られることで、わがふるさと・小田原のまちの様子が広く発信されることになり、都市セールスにおいてもたいへん価値のあるものです。

 

 贈呈式では、日本郵便蠅凌斉狎邯西部地区連絡会より、浜町郵便局・南町郵便局・酒匂郵便局・富水郵便局の各局長さん、南関東支社の代表者、そしてたなかさんが来室。浜町の高梨局長より趣旨説明を頂き、たなかさんご本人からフレーム切手をお渡し頂きました。たなかさんは元々切手集めが好きであり、その切手に自分の描いた絵が採用されるのは夢のようだと、今回のご縁をとても喜んでおられました。郵便局の皆さんも、これまで「絵」を素材にしたフレーム切手はなかったとのこと。田中さんは小田原の絵を既に 100 点以上描かれており、各局長さんからは、「だとすると、あと 10 回はシリーズで出せますね!」との声も。いずれにしても、とても素敵なフレーム切手です。

 

 限定 1000 枚を発行、 1600 円。市内および近隣市町の各郵便局などで本日 10 日から販売、増刷はしないとのことです。私も早めに購入し、各方面への手紙などで活用したいと思います。

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早川に臨時観光案内所ほか

 5日、早川臨時観光案内所の開所式を行いました。

 

 早川駅前にあるJAかながわ西湘早川支店の建物の1階奥にある、旧早川支所のスペースを改装し、新たに観光案内所として整備したものです。今や、小田原城と並んで話題の観光スポットにもなっている小田原漁港は、週末になると新鮮な水産物や魚料理を求めて広域から多くの来客があり、たいへん賑わっています。こうした動きに呼応して早川駅周辺の空き店舗にも飲食店などが出店し始めていること、そしてこの11月下旬には整備を進めてきた漁港の駅TOTOCO小田原がオープンするなど、エリアとしての魅力が一層高まる局面を迎えています。このような賑わいの状況に対応できるよう、支所廃止に伴い生まれたスペースを改装、案内所としたものです。

 

 この日は、市観光課職員のほか、この案内所の運営を委託するNPO法人小田原ガイド協会の堀池会長はじめ会員の皆さん、自治会総連合の木村会長をはじめ地元早川地域の各自治会長の皆さん、TOTOCOを運営するTTCの皆さんなどが列席。賑わいの進む早川地区の活性化に向け、この案内所が大いに機能するよう、力を合わせていくことが確認されました。

 

 臨時観光案内所ということで、当面は土曜・日曜・祝日のみ開所。アシスト付き自転車を5台配置し周辺地域への回遊を促すとともに、ガイドツアーなども企画していく予定。多くの来訪者に利用いただきたいと思います。

 

 6日。朝一番で伺ったのは、前日に続き早川地区。早川小学校で行われた早川区民体育祭の開会式に参加、前夜のラグビーW杯の日本vsサモア戦での見事な勝利に触れつつ、子どもからお年寄りまでのコミュニケーションが盛んな早川地域の絆を、体育祭の中でより高めて頂くよう、激励しました。

 

 そこから、お堀端通りへ。小田原松風ライオンズクラブの皆さんより、お堀端通りに設置するハンギング・バスケットを2基ご寄贈頂くこととなり、その寄贈セレモニーが行われました。小田原駅周辺ではここ数年にわたり、花とみどりで街路を彩り、来訪者が気持ちよく回遊できるようなおもてなし空間づくりを進めています。これまで、中央通り、幸田口通り、ペデストリアンデッキなどに順次花飾りを設置してきており、今年度からはいよいよ正規登城ルートに繋がるお堀端通りへと設置を拡大。具体的には、イタリア料理店のあるお堀端通り交差点から国道一号線までの照明柱に、柱を挟む形でバスケットを設置。そのうちの2基分を松風ライオンズさんにご寄贈頂いたものです。

 

 牧下会長から目録を頂き、皆さんに感謝の言葉をお伝えしました。ライオンズの皆さんはそのあとも竹箒を手にお堀端通りの清掃活動を実施されました。こうした地域事業者の皆さん方のご厚志は、まちづくりに欠かせないものであり、本当にありがたいことです。

 

 市民会館では、この季節の恒例である小田原華道協会主催の「いけばな諸流展」が開催されており、後期日程の最終日となるこの日、私も鑑賞させて頂きました。一点一点じっくりと拝見しながら、それぞれの作品を手掛けられた先生たちとのお話も楽しませて頂きました。いけばなの流儀や技術的なことには不案内ですが、もはやアートと呼ぶべき様々ないけばなのスタイルに、毎回新鮮な驚きを覚えます。2年後に開館する新しい市民ホールでの展示方法などについて、会長の椎名さんらとも歓談。夢が膨らみます。

| - | 17:23 | - | trackbacks(0) |
富士フイルムからの提案、江之浦測候所

 猛烈な勢力へと急速に発達した台風19号。この週末にかけて関東に接近する可能性が高まってきました。房総半島や神奈川県東部に甚大な被害をもたらした15号よりも、更に強い勢力で近づく可能性があります。12日は市内で数多くの健民祭、祭礼、おでん祭りなどが予定されており、13日にはラグビーW杯の日本VSスコットランド戦。様々な行事への影響が少ないことを祈ります。

 

 4日、富士フイルム蠅よび関連会社の螢好坤の皆さんが来室され、学校におけるインフルエンザ対策についてご提案を頂きました。来室されたのは、材料生産本部長の金武さん、事業開発グループ統括マネジャーの阿部さん、材料生産本部担当課長の御嶽さん、富士フイルムの製品製造などを手掛ける螢好坤代表取締役社長の鈴木さん。

 

 ご提案頂いたのは、富士フイルムが開発したアルコールクロスの活用によって、学校でのインフルエンザ感染予防を行う取り組みです。富士フイルムでは、ネガフィルムの表面にカビなどが発生しないことに着目、フィルム表面の塗膜の抗菌効果の高さを生かし、アルコール溶液にその成分を含ませ、それで清拭した場所では除菌効果が長時間持続することを確認。環境消毒に効果の高い持続除菌環境清拭材として製品化を実現しています。

 

 この清拭材を、実際に酒匂中学校など県内の小中学校12校で試したところ、インフルエンザの感染抑止に大きな効果が認められたことから、今シーズンから更に取り組みを拡大、小田原市内の全公立中学校でこの製品による感染抑制の取り組みを、同社のご協賛により実施することとなったものです。具体的には、生徒や先生が分担し、同製品を染み込ませたウェットティッシュのようなクロスで学習机やドアノブなど菌の繁殖が起こりやすいところを拭くことで、菌の繁殖を抑制します。今シーズンはすでに流行が始まっていますが、この成果が確認できれば、児童生徒が過ごす環境のみならず、医療機関や福祉施設など高齢者の感染を防ぐ取り組みにも応用ができます。地域経済に長年多大なる貢献を頂いている富士フイルムが、今度は市民の皆さんのいのちと健康を守る取り組みに貢献頂くことになります。取り組みの成果を期待したいと思います。

 

 同日午後、江之浦測候所へ。この日から始まった、ドイツを拠点に世界的に活躍されている現代美術作家、ティノ・セーガルさんによる現代アートプロジェクトのオープニングレセプションを訪ねました。広大な相模湾を見下ろす江之浦の、緑に囲まれた空間の中で、3人のパフォーマーによる「構築された状況」と題した作品が展開されていました。写真撮影ができないので紹介ができませんが、強い風の吹く見晴らしの良い丘で、3名のパフォーマーが、自然の情景と一体となったような静謐な、踊りとも舞とも表現できない、身体や表情の緩やかな動きによるパフォーマンスを展開。観る者を惹きつけていました。この企画は11月4日まで行われています。

 

 オープニングに参加され来客対応されていた杉本さんに、パフォーマンスの会場などをご案内いただくとともに、現在進められている江之浦測候所での追加的整備案件の構想なども伺い、しばし歓談させて頂きました。パリのオペラ座での公演から帰国されたばかりであり、向こう数年間まで世界各地の博物館や美術館をはじめとする大きなプロジェクトの予定が詰まっているとのこと。益々お忙しくされておられますが、飄々とした様子はお変わりなく、温めてきた構想を着々と進めておられます。今後の展開がとても楽しみです。

| - | 12:35 | - | trackbacks(0) |
全史協 橿原大会

 ラグビー W 杯が、いよいよ盛り上がってきました。日本代表については、サモア戦ではやや苦戦したものの、鍛えてきた堅守で守り切ると共に、パワーと組織力の両方を見せつけての 4 トライは見事でした。決勝トーナメント進出がかかる週末のスコットランド戦、目が離せません。ワラビーズは次第に調子を上げてきており、ウルグアイ戦では縦横に走り圧倒しました。 11 日のジョージア戦は、私も静岡のエコパスタジアムで市民の皆さんと一緒に応援する予定です。

 

 先週の 1 日・ 2 日は、全国史跡整備市町村協議会(略称:全史協)の大会が奈良県橿原(かしはら)市などで行われ、私も理事として 2 日間参加してきました。

 

 史跡を持つ自治体が加盟し、その保全や整備の取り組みについて学び合い情報共有を図るとともに、さらなる保全や活用に向け、文化庁に様々な政策要望や予算要求を行う団体で、現在は全国 611 の市町村が加盟しています。小田原市は、小澤市長の時代にこの組織の会長市を務めたこともあり、その後も理事市として全史協の運営に関わってきました。この活動を通じ、文化財行政をつかさどる文化庁との関係は極めて良好となっており、歴代の主任調査官をはじめとする担当者の皆さんには、小田原市の文化財行政を様々な形で支えて頂いております。

 

 1 日は朝一番で小田原を出発。橿原市で 11 時から始まった役員会への出席を皮切りに、午後の大会、記念講演会、情報交換会に参加。大会の最後には、大会決議の読み上げを担当させて頂きました。会議の合間や情報交換会で、文化庁の皆さんと様々な意見交換を行い、文化庁が進めている史跡の活用などについて、小田原市にも取り組みへの要請を頂きました。

 

 2 日は、エクスカーション。翌日に市議会での決算特別委員会総括質疑を控えていたため、午前中だけの参加となりましたが、橿原市に隣接する高取町の与楽(ようらく)古墳群、そして明日香村にある特別史跡「キトラ古墳」を視察。高取町では、多数の古墳が存在するエリアゆえに、夏場の草刈りや獣害などへの対応に苦労されていました。キトラ古墳では、発見から保存に至るまでの粘り強い取り組みに触れ、史跡保存に注がれてきた関係者のたいへんな努力に感銘を覚えました。

 

 午前中でエクスカーションから離脱、帰途に就く前に、橿原市にある重要伝統的建造物群保存地区である今井町を視察。中世に興福寺領の荘園であったこの地区は、その後の歴史的変遷の中で町として発展し、現在は伝統的建造物として価値の高い旧商家や邸宅が並んでいます。町並みは綺麗に整えられ、無電柱化が進んだスッキリとした景観は、国内でも貴重な空間。細かな路地を歩き、幾つかの商家を見学し、市民ボランティアの皆さんに話を伺いながら、まち歩きをしばし楽しみつつ、小田原の今後の修景整備に思いを巡らせました。

| - | 12:02 | - | trackbacks(0) |
ノーザンビーチーズの生徒たち

 3 日、市議会 9 月定例会において平成 30 年度決算を審査する特別委員会の総括質疑が終日行われ、その後の採決でいずれも認定すべきものとされました。来週 8 日が市議会 9 月定例会の最終日となり、本会議での採決が行われる予定です。長かった 9 月議会もあと少しで閉会となります。

 

 先月 30 日夕刻、今年度の「ときめき国際学校」に参加したオーストラリア・ノーザンビーチーズ市の生徒たちが市役所に到着。歓迎セレモニーが行われました。

 

 旧マンリー市を含む 3 つの市が合併してノーザンビーチーズ市が誕生してから、今年で 4 年目。新たな市としてこの事業にどう取り組んで頂けるのか少し心配もありましたが、夏休みにまず小田原の中高生たちがノーザンビーチーズを訪問した中で、ノーザンビーチーズ市役所としても担当職員を配置してしっかり対応頂くと共に、マイケル・リーガン市長も丁寧に交流に応じて頂けたとのこと。今後に向けての関係性はしっかりと出来ていると、実行委員会会長である尾崎紀昭さんからも嬉しい報告を頂いていました。

 

 この日は、ノーザンビーチーズでホームステイなどの経験をした小田原の生徒たちにとっては、オーストラリアの友人たちとの久しぶりの再会。ノーザンビーチーズの生徒たちが会場に入ってくると、アイコンタクトで微笑み合ったり、小さく手を振ったり。セレモニー中は大人しくしていましたが、終わると握手したり抱き合ったりしながら、ホストファミリーの皆さんと一緒に日本の生徒たちの家へと楽しそうに向かっていきました。

 

 本日 4 日は、朝一番で市役所を表敬訪問。ノーザンビーチーズ市の職員であるジェシカさん、マットさん、そして引率代表のサリバン陽子さんらと共に、 20 名の生徒たちが元気に勢揃い。小田原側からは、私と奥山議長が歓迎のメッセージを送り、一人ひとりに記念品をプレゼント。残り 1 週間の滞在を充分に楽しみ、生涯続く友情を育むとともに、これからの国際親善の懸け橋となってほしいと伝えました。

 

 この「ときめき国際学校」は、来年度で 30 周年の節目を迎えます。お相手がマンリー市からノーザンビーチーズ市へと衣替えしてはいますが、これまで 1500 人を超える生徒が参加した、大きな成果を残している事業です。参加した生徒たちの中には、大学進学後も海外青年交流事業に参加する人、更には世界を舞台に活躍する人、国際結婚しオーストラリアで暮らしている人など、この学校での経験がその後の人生にしっかりと活かされている人も多くいます。ラグビーを通じて、オーストラリアと小田原の関係が特別なものになったところでもあり、来年度は何らかの記念になる取り組みをしてはどうかと、尾崎会長らと意見交換中。更なる充実と継続に繋がっていくことを期待します。

| - | 17:48 | - | trackbacks(0) |
宿場祭り、うましゃルネ祭

 先週末は、小田原の街なかでふたつの祭りが開かれました。

 

 ひとつは、 28 日の「小田原宿場祭り」。なりわい交流館から旧魚市場にかけての市道を通行止めにし、畳 300 畳を敷き詰め、小田原市内の蒲鉾会社 12 社のかまぼこ、神奈川県内酒造 13 蔵の純米酒を取り揃えて、大宴会を行うという趣向。この地域の活性化に意欲的に取り組む「小田原かまぼこ通り活性化協議会(略称:かま活)」の皆さんが主催で、今年が 4 回目となります。

 

 3700 円のチケットで、小さな枡を購入。上記純米酒はその枡を使って飲み放題、そして 12 社すべてのかまぼこを食べ比べできる板わさセットが付く、という内容。このほかにも、昔遊びのコーナー、五色百人一首の体験教室、明治大学の学生によるかまぼこ板などを使う工作ワークショップや提灯手作り体験、小田原地魚大作戦協議会など複数のブース出店などがビッシリ。小田急電鉄など鉄道各社の宣伝協力に加え、朝一番の NHK で準備風景が生放送されたこともあり、市外からの来場者も多数。私が会場入りした午後 1 時過ぎには、通りを埋め尽くす来場者で会場全体がすでにたいへんな賑わいとなっていました。午後 2 時には、小田原ふるさと大使の合田雅吏さんを交え、全体で記念撮影。

 

 イベントが明けた 30 日、かま活の会長である田代守孝さんと、専務理事を務める小西里奈さんが報告のため市長室に来てくれたので、苦労話や今後の展望などを伺いました。毎回の経験を次回に活かしながら、細部の工夫や多方面との協力関係が進化しているだけでなく、この先の地域の活性化と発展の姿も見通しながら取り組んでいるところが素晴らしい。お二人からは、朝早くからの会場設営に多数参加した市役所職員に対する感謝の言葉もありました。かまぼこ通りという大切な地域の活性化に向け、良い協働関係が進んでいることをとても頼もしく感じます。

 

 もうひとつは、 29 日の「うましゃルネ祭 2019 」。小田原駅周辺の「東通り商店街(通称:おいしいもの通り=うまいもの)」、「おしゃれ横丁商店会」、「ハルネ小田原」の 3 つを繋げた名称を冠した祭りで、小田原駅周辺の魅力を PR するイベント。こちらも今年が 4 回目です。

 

 東通りは全面通行止めにし、全域でフリーマーケットを開催するとともに、今年の目玉である「オージービーフの試食」が行われました。ラグビーでご縁の深まったオーストラリア産の牛肉を約 1000 食用意、大盤振る舞いするという太っ腹の企画で、 12 時からのスタート前から長蛇の列ができていました。おしゃれ横丁では、城址公園の遊園地から移設されたメリーカップに山盛りに積んだお菓子のつかみ取り、ハルネでは各店舗が参加しての大試食会、また全エリアではワンコインで各店のお得なサービスを受けられる「 500 円バザール」など、今年も魅力的な企画がたくさん。また、この日の夕方に行われたワラビーズとウェールズの試合に合わせ、ハルネではパブリックビューイングも実施。祭りで飲食を楽しんだ大勢のお客さんが、最後はハルネに集結、こちらも大盛況だったようです。

 

 駅前の2 つの商店街とハルネが連携して行うこの企画も、年々パワーアップしています。来年秋に予定されているお城通りの広域交流施設開業に伴い駅周辺の来訪者の回遊動線が変わっていくことも見据え、良い意味で各商店街の特色を出しつつ、まち全体として連携が深められつつあります。ベテランから若手まで、このまちを担っている商店主らのコミュニケーションも良好。オージービーフに舌鼓を打ちつつ、年々の進化を心強く感じた祭りでした。

| - | 12:16 | - | trackbacks(0) |
新たな工業団地へ地鎮祭 ほか

 28日も朝から市内各所へ。

 

 朝一番で、御幸の浜での清掃活動に参加。これは、地域内で働く皆さんで構成される小田原・足柄地域連合および小田原・足柄地域労働者福祉協議会が主催の「環境クリーンキャンペーン」として県内各所で行われた企画の一環。100人近い皆さんが集い、海岸沿いで1時間ほどかけてごみを拾いました。台風15号の影響などでごみは多いかなと思いきや、日頃近隣地域や地元企業の皆さんが清掃活動をされているお陰でしょうか、浜は綺麗な状態でした。しかしよく見ると、近年大きな問題になっているマイクロプラスチックの元になるような、プラトレイや発泡スチロールのかけらが少なからず見つかります。目についたものは拾いましたが、小さく砕けたものは小石や砂と見分けるのが難しい。発生を減らすしかないと改めて感じます。

 

 午前中、2ヶ所の展示会を訪ねました。ひとつは、お堀端画廊で開かれていた、石渡武夫さんの木版画展。私の高校時代の恩師でもある石渡さんは長年木版画に取り組んでおられ、特に奈良の社寺建築や町並み、仏像などをモチーフにした作品づくりをライフワークにされておられます。昨年までに既に100作を終え、現在は120ほどまで作品を増やされており、新作を興味深く拝見させて頂きました。

 

 もうひとつは、清閑亭で開かれていた、大磯を拠点に活躍する芸術家・朝比奈賢さんらによる作品展。国際的なアーティスト・イン・レジデンスに参加した朝比奈さんが、同じく参加していたポーランドの作家さんと意気投合、それぞれの国に伝わる神話に登場する神々をモチーフにした、意欲的な企画展。新しい市民ホールの誕生も見据え、町なかにアートを増やして行きたいとの朝比奈さんの心意気をとても嬉しく感じました。

 

 この日は、鬼柳・桑原地区で進められてきた工業団地開発事業の地鎮祭が挙行されました。卸商業団地と県道小田原大井線の間に広がる田園約10haを造成し、大規模な工業団地を造る事業で、元市議会議員の大野眞一さんが代表を務める(株)ビッグジャパンが中心となって進めてきた民間主導の開発案件です。30年以上も前から工業系の土地利用を視野に特定保留区域として位置付けられてきましたが、数多くの農家の皆さんの思いは様々であり、近年まで農地として受け継がれてきた地域。加えて、小田原の固有種のメダカが生息する水路もあり、環境への配慮が欠かせないなど、難しい調整を要する事業でした。大野氏らの尽力により地元地権者の皆さん全員の合意形成が実現、関連企業や地元金融機関などの協力、行政の側面支援により、この日を迎えたものです。

 

 今後、造成工事が本格化すると共に、新たに立地を希望する企業との調整が佳境を迎えることになります。地権者である地元農家の皆さんが長年丹精し受け継いできた、貴重な優良農地を提供頂いて実現する事業だけに、何としても地元の発展、更には小田原全体の発展に確実に貢献するよう、多くの雇用を生むと共に、地域の環境とも十分共生ができるような、工場や研究所といった企業活動の進出が望まれるところです。

| - | 12:50 | - | trackbacks(0) |
2 区公民館、カザフスタン大使、共生圏

 26 日、小田原駅前第二区自治会の公民館改築工事落成式が行われ、私も参列させて頂きました。昭和 44 年に建てられ半世紀を経た公民館は、お堀端通りを少し西側に入ったところにあり、小田原駅や小田原城に至近でいわば小田原の顔となる第二区の住民活動の拠点として活躍してきました。今回の改築では、耐震補強に加え前の構造を活かした和風モダンな内装に統一するとともに、 1 階ホールにあったステージを神輿蔵のように改装し、訪れた誰でもが地域の誇りである神輿や高張提灯などを見られるようにしたことが大きな特徴。栗田康宏自治会長をはじめとする歴代の自治会長さん、公民館長さん、建設委員長さんら役員の努力により、資金の積み立て、計画づくりを重ね、この日を迎えたものです。

 

 言うまでもなく、公民館は地域コミュニティの核となる施設。地域のアイデンティティである「神輿」をシンボルに据え、子どもからお年寄りまで誰もが集えるような拠点として生まれ変わった二区の公民館改築のあり方は、市内にある 129 の公民館の今後に向けても、良いモデルになると感じました。

 

 27 日、在日カザフスタン共和国特命全権大使のバウダルベック・イエルランさんが、令夫人と共に小田原市役所を訪問頂きました。今月 22 日に行われる天皇陛下の即位礼正殿の儀に同共和国から来日する関係者を式典終了後の日程でご案内される上で、日本らしい様々な魅力を多く持つ小田原はその適地であると感じて頂いており、ご自身で現地に足を運ばれつつ表敬訪問を頂いたものです。

 

 カザフスタンは、中央アジアに位置する広大な国家で、カスピ海が西側に接しているものの海がないことも、小田原を選ばれた理由とのこと。大使ご自身は伊豆や箱根に向かう際に小田原を通過されたことはあるそうですが、じっくりと訪ねたのは今回が初めてだそうです。ヒルトンに滞在し、小田原城を含め各所を訪ねてみるとのこと。今回の訪問を機に、ご縁が繋がると嬉しいです。

 

 同日午後は、この度小田原市が全国 35 団体のひとつとして環境省から採択を受けた「地域循環共生圏づくりプラットフォーム事業」のキックオフミーティングが開かれました。地域が持つ様々な環境資源を活かして、持続可能な地域圏づくりを目指す取り組み。これまで共に環境面での課題解決などに取り組んできた「おだわら環境志民ネットワーク」の構成諸団体などを中心に、商工会議所、観光協会、ガイド協会、鉄道や金融も含めた地域企業、首都圏の諸大学などが連携していくことになります。キックオフミーティングでは、環境省の環境計画課企画調査室長である岡野氏にも同席頂き、小田原が目指す地域循環共生圏のイメージの共有から始め、ワークショップ形式にて今後取り組むべきテーマやアクションの抽出を行いました。

 

 初めて顔を合わせる人たちも含め 60 名ほどが参加、ワークショップではかなり活発に意見が出され、和やかな中にも意欲的な雰囲気に満ちたキックオフとなりました。小田原は森里川海といった様々な環境要素がオールインワンで存在していますが、それらの保全などにまつわる活動をされている人たち、あるいはそうした環境面の優位性を活かしうる事業活動をされている人たちが、環境を介してしっかりと繋がり合っているかといえば、まだ課題があるのが現状。今回の地域循環共生圏づくりを通じて、こうした活動同志の絆をしっかりと築き、小田原だからこそ可能となる持続可能な地域圏の構築に繋げていく考えです。今後の展開が大いに楽しみです。

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あみん、救急功労、茨城ゆめ大会

 9 月も今日で終わり。朝 5 時に新聞を取りに出ると、日に日に夜明けが遅くなっているのが判ります。年々株が大きくなっていく我が家の萩は、白い花がそろそろ終わりに。過日ゴーヤやキュウリのグリーンカーテンを取り払って明るくなった庭先のプランターには、週末公務の合間を縫って、家族の好きな葉物野菜のタネを蒔きました。

 

 連日目が離せないラグビー W 杯。 28 日は日本がアイルランドを見事な戦いで破り、決勝トーナメントへの歩みが大きく前進。テレビの前で固唾をのんで見守りましたが、実力での勝利であり、もはや世界の上位と互角に戦えるレベルにあることを示してくれました。ワラビーズとウェールズの試合は、ラグビー W 杯 2019 組織委員会からのご招待を頂き東京スタジアムで観戦させて頂きました。細かなミスが多く、最後まで攻め抜いたものの残念ながら勝利はなりませんでしたが、気を取り直して残りを全て勝ち取ってほしいと思います。

 

 24 日。お昼過ぎに市役所 2 階ロビーにて、地域の中での居場所づくりに取り組んでおられる「地域ささえ愛 あみん」の皆さんによる恒例の活動展示会が開かれており、私も伺いました。平成 18 年に発足、小田原市が取り組む「ケアタウン」の理念を実践して頂きながら、地域の高齢者や障がいのある皆さんらが集い、手作りの品などを作りながらコミュニティを育ててきて下さった、貴重な活動団体です。ロビー展は今年で 10 回目となる記念展示会でもあり、心のこもった手作り品を拝見するとともに、皆さんの活動への感謝をお伝えしました。

 

 この日、小田原市消防本部副消防長の岸成典さんが来室、消防庁長官より「救急功労者表彰」を受賞したことの報告がありました。この表彰を受けるのは、神奈川県西部地区では岸さんが初めてとのこと。岸さんは小田原市消防における救急救命士の草分け的存在で、現場での豊富な経験はもとより、県の消防学校などでの講師を務めるなど、救急隊員等の育成にも貢献。応急手当の普及啓発や AED 設置促進などを進め、湘南地区メディカルコントロール協議会の運営に尽力するなど、小田原市消防での活動を通じた様々な取り組みの功績が認められたものです。積年の活躍に対し、私からもねぎらいの言葉をかけました。

 

 夕方、 10 月 12 日から開催される全国障害者スポーツ大会「いきいき茨城ゆめ大会」に小田原から出場する上田準也さんが市長室を訪問してくれました。大会では、男子 100 mとソフトボール投げに出場予定。 24 歳の上田さんは養護学校を卒業後、就労移行支援の事業所を経て穴部の螢螢鵐ラインに就職、様々なデザインが特色の同社の石鹸づくりの現場で元気に働いておられます。仕事の休み時間などに練習を重ね、神奈川県障害スポーツ大会で好成績を収めて、今回の大会出場となったものです。ご本人は現在の記録に満足していないようでしたが、小田原を代表しての出場であり、ぜひ好結果を出して報告してほしいと、激励をさせて頂きました。

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