加藤けんいち日記

蓑宮さんの出版記念祝賀会

  22 日は、お客様やミーティングの多い一日となりました。庁内での打ち合わせや決裁、方針すり合わせのミーティングに加え、ご寄付が 3 件、地域包括支援センター運営協議会の委嘱式、市民活動推進委員会からの報告など。

 

  ご寄付は、小田原庭園業組合の皆さん、あいおいニッセイ同和損保 ( 株 ) から、それぞれふるさとみどり基金へ。小田原カラオケ連合会の皆さんから市民ホール整備基金へ。いずれもありがたく受け取らせていただくとともに、緑の整備状況や、市民ホール整備に向けたスケジュールなどについて意見交換をさせて頂きました。

 

  市民活動推進委員の皆さんからは、平成 27 年度から 2 年間にわたり行われた第 7 期の検討内容についてご報告を頂きました。ちょうど、おだわら市民交流センター UMECO が誕生する前の段階で、新たな拠点整備も視野に入れた市民活動のより一層の充実に向けた提案を諮問させて頂いたもので、人材・資金・場・情報の観点から、今後有効と思われる施策のご提案を答申頂きました。各分野からご参画頂いた委員の皆さんには、 15 回にわたる熱心な検討作業を重ねられ、この日も多くのメッセージを頂きました。しっかり活かしていきたいと思います。

 

  夕方は、蓑宮武夫さんの出版祝賀会へ。湯本富士屋ホテルで、市内外より多彩な顔ぶれが集まり、賑やかなお祝いと交流の場となりました。

 

  元ソニー執行役員で各方面に幅広い人脈を持つ蓑宮さんは、ソニーでの仕事を終えられたあと、故郷・小田原で人づくりやまちづくりに精力的にご参画されてきました。私が市長に就任して以降も、民間の力を活かした地域振興の取り組みである「無尽蔵プロジェクト」の全体コーディネート、全国に先駆けた協働での再生可能エネルギー推進のエンジンとなった「ほうとくエネルギー」の社長、 10 回目を迎え活動展開の節目にあった「小田原映画祭」を支える小田原シネマトピアの理事長、そして坂本龍馬の生き様にならい人材育成を目指す「龍馬塾」の立ち上げ・・・。その活躍ぶりとネットワークの広さは、当地域においても群を抜いており、まさに地域のために、次の世代のために、自らが持っておられるあらゆる資源を惜しみなく注いでおられます。

 

  これまでも、そんな人生経験や未来への熱い想いを綴られたご著書を 5 冊上梓されていますが、今回は 6 冊目として、小田原における様々な地方創生の取り組みを丹念に取り上げた「出でよ、地方創生のフロントランナーたち!城下町から日本を変えるヒント」を著されました。蓑宮さんを慕う人たちが発起人会を立ち上げ催したこの日の祝賀会には、中央の政財界から地元の各分野まで、まさに老若男女、蓑宮さんを取り巻く多士済々が集いました。

 

  改めて素晴らしいなと思ったのは、ご本人の出版祝賀会であるにも関わらず、来場された皆さんをできるだけ紹介し、その交流を促し、様々な活動や人的ネットワークが広がっていくように、細やかな配慮がされていたこと。壇上でも蓑宮さんはいつも隅に位置し、お祝いに駆けつけた参加者が主役になり、楽しみ、有意義な時間を過ごしてもらいたいとの思いが伝わってきました。これからも益々意気軒昂で、小田原の未来、日本の未来を見据えて私たちを引っ張って頂きたいです!

| - | 12:05 | - | trackbacks(0) |
湘南ベルマーレ、連勝スタート!

  昨日は久しぶりのまとまった雨。上旬に低気圧が通過したタイミングで「梅雨入り」が宣言されたものの、それ以降は前線は南に下がったままで、梅雨とはほど遠い爽やかな初夏の陽気が続きました。降雨量も平年よりかなり少なかったのですが、それを挽回するかのごとき大雨。警報が発令され、私も雨雲の動きや市内河川の様子を見守りましたが、大きな被害は発生しなかったようで、安堵しました。来週からは、いよいよ梅雨前線がかかりそうで、ようやく梅雨本番となりそうです。

 

  1 日から開かれていた小田原市議会6月定例会は、 20 日をもって全日程を終了。上程した補正予算などの議案等は、すべて全員賛成で可決されました。 5 日間にわたり 19 人の議員との間で行われた一般質問では、市民ホールの今後の進め方などについて重複した質疑があったものの、分野は分散し全般的には比較的穏やかな質疑となりました。

 

  市民ホールの事業推進については、議会や市民、専門委員の皆さんなどから頂いた意見を踏まえ、要求水準書(案)をより良い内容へとブラッシュアップし、いよいよ 7 月上旬に事業者を公募するプロポーザルの公告の運びとなります。多くの事業者から良い提案が集まることを期待します。

 

  一般質問の合間となった 18 日、小田原アリーナにて湘南ベルマーレのフットサルチームのホーム開幕戦が開かれました。昨年は 12 チーム中 10 位と不本意な成績でしたが、今シーズンは若手の台頭もあり、上位に食い込む戦いが期待されるところです。11日に行われた開幕戦では、ヴィスクオーレ仙台を相手に何と 6 対 0 で完勝!そしてこの日の相手は、昨シーズン 4 位の強豪・フーガドールすみだ。開幕戦の勢いが本物か、戦いぶりが注目されました。

 

  開会式では、ベルマーレを応援する県西地域の首長らが集結し、ハーフラインからゴールをめがけてキックインのセレモニー(私のキックはワンバウンドながらしっかりインゴール)。キックオフ後は、地元サポーターの皆さんの熱い声援を受け、試合はベルマーレペースで進み、見事 5 対 2 で圧勝!開幕戦の勢いさながらの連勝で、この時点でFリーグのトップに。

 

  今期は、チーム内から若手 3 人が U − 25 の国内代表に選抜されているなど、若手を中心に得点力やフィジカルの向上など戦力アップが見られます。また、小田原市内出身の小門選手、佐藤選手なども加わり(佐藤選手応援の T シャツ、私も買いました!)、地元としてはいよいよ目が離せません。この勢いのままシーズンを駆け抜け、上位での争いに、そして優勝へと向かっていってほしいと思います!

| - | 17:17 | - | trackbacks(0) |
アートの一日

  11 日の公務は、市内で行われているアート系の催しが続きました。

 

  朝一番で、小田原城址公園の馬出門に集合。今月初めから開かれている「小田原城アート NOW2017 」を、この企画の中心を担っておられる杉宗雲さんをはじめとする小田原周辺の作家の皆さんにご案内いただきました。今年で 3 回目を迎えるイベントで、城址公園内の屋外、及び天守閣、清閑亭、 UMECO を会場に、様々な作品が展示されています。馬出門の前にたたずむ親子の白い馬を皮切りに、いくつかのユニークな屋外作品を楽しみながら、天守閣へ。 4 層の展示室にも様々なジャンルの作品が並んでいます。最上階で久しぶりに気持ちの良い眺望を楽しんだ後は、別会場である清閑亭へ。こちらも、清閑亭の蔵や座敷の雰囲気をうまく活かした素敵な展示がされており、見ごたえがありました。皆さんには、より拡大した企画への進化について、期待をお伝えしました。

 

  ダイナシティ・ギャラリー NEW 新九郎では、障がいをもつ若者たちによるアート活動を行っている「アール・ド・ヴィーヴル」の皆さんによる企画展「自分らしく生きる 6」が開催されています。 3 階の特設会場では、メンバーの子どもたちが裸足になってのライブ・ペインティングが盛り上がっており、大作が完成していました。新九郎の中には数多くの作品が飾られており、毎年見ていると同じメンバーでも作風や表現が少しずつ変わってきているのがよくわかります。バリエーションも増え、活動の幅がだいぶ広がっていることを感じます。

 

  同じダイナシティ 1F のキャニオンでは、小田原歯科医師会の皆さんによる「おくちの健康フェスティバル」が賑やかに開催されていました。以前はマロニエで行われていたイベントですが、より多くの市民の皆さんに触れて頂きたいと、今回からこちらの会場に移動。お口の健康具合をチェックするような幾つものブースはとても賑わっており、今後もよい形で定着していくことでしょう。

 

  午後は、生涯学習センターけやきで開かれていた小田原市美術展覧会の後期会場を鑑賞。工芸・書道・写真の各分野をじっくり拝見しました。いずれの分野にも力作がそろい、大賞受賞作は見事なものでした。終了後は同会場にて、表彰式。いつも「この作品は、どんな人が作ったのだろう?」と思いながら作品を鑑賞してきましたので、表彰式ではそのご本人にお会いできるということで、実は毎回楽しみにしています。私からは、 70 回記念大賞および市長賞を受賞された皆さんに表彰状をお渡しし、表彰後のご挨拶では、来年以降もぜひ意欲的にご出展頂くよう激励をさせて頂きました。

(今週 14 日から市議会 6 月定例会の一般質問が始まるため、その準備もあることから、一般質問終了の 20 日まで日記更新をお休みします。)

| - | 12:59 | - | trackbacks(0) |
全国市長会総会ほか

  7 日は朝から東京へ。 4 つの会合に出席しました。

 

  9 時からは、「小規模多機能自治推進ネットワーク会議」総会。人口減少や少子高齢化などにあえぐ地方都市において、地域課題を解決し住民自治やまちづくりを担う力を持つ地域コミュニティ組織を育てていくべく、市町村などが加盟して発足したこの会議。設立時は 140 団体ほどだったのが、 2 年ほどの間に 250 を超えてきました。今回はそれらを 10 の地域ブロックごとに分け、それぞれに幹事をおいて、ブロックごとに情報交換や事例研究などを進めることとなりました。小田原市は関東ブロックの幹事に選任されましたので、これからしっかりと役割を果たしていくつもりです。


  10 時からは、ホテルニューオータニにて全国市長会の総会に。安倍首相、高市総務大臣も出席、全国から集結した市長たちが決議案などを採択。任期途中で退任された森・前会長のあとを受け会長代理として奔走されていた、松浦・防府市長が正式に会長として選任され、副会長市などの体制も新たに決まりました。松浦会長とは、福島第一原発視察時にご一緒させて頂いたことがありますが、義理人情に厚く、スジを通す、親分肌の御仁とお見受けしました。ここ数年は地方自治にとって大事な局面であり、全国市長会としてよい意味で団結していくことが重要です。

 

  総会終了後、平成 23 年度に国土交通省・文化庁・農林水産省の3省庁から「歴史的風致維持向上計画」の認定を受けた、いわば同期の市の市長らでの情報交換を兼ねたランチミーティングに。顔ぶれは、富山県高岡市、埼玉県川越市、宮城県多賀城市、長野県松本市、そして小田原市。いずれも、歴史を持ちまちづくりに意欲的な都市で、それぞれの市長さんとは日頃より様々なご縁で親しくさせて頂いてきました。この日は菅谷・松本市長さんだけ欠席でしたが、 4 市それぞれが歴史まちづくりにどのように取り組んでいるか、日頃の活動の様子も含め貴重な情報交換となりました。

 

  14 時からは、「地域から森里川海のつながりの回復に取り組む首長の会」設立総会に参加。山本・環境大臣ほか環境省幹部の皆さんも同席頂く中で、この国の豊かで健やかな暮らしの基盤である森里川海の保全と涵養に向けた活動を、全国津々浦々から国民運動的に起こしていくべく、設立された会。環境省も新たな税制の創設を視野に力を入れており、国と地方ネットワークがガッチリ組んで活動を進めていく方針が確認されました。現時点で全国 160 の市町村が参加。会長には富山市、こちらも地域ブロックごとに幹事を置くこととなり、関東ブロックでは小田原市が幹事となりました。小田原市は環境省が進める森里川海のモデル事業に採択された全国 10 地域のうちのひとつでもあり、使命感をもって役割を果たしていきたいと思います。

| - | 17:22 | - | trackbacks(0) |
消防関係の叙勲報告

  6 日、「春の叙勲」及び「危険業務従事者叙勲」にて叙勲を受けられた、本市の消防関係者 5 名の皆さんが、市長室に報告に来られました。

 

  「平成 29 年春の叙勲」では、いずれも元消防長である府川利明さんと中村章さんが瑞宝小綬章を。また「第 28 回危険業務従事者叙勲」では、米山則明さんが瑞宝双光章、磯崎晴夫さんと須藤匠さんが瑞宝単光章を、それぞれ受章されました。

 

  現在、 66 歳から 70 歳という年齢の皆さんから、現役当時に苦労された火災現場のお話などを伺いました。昭和 40 年代から 50 年代にかけては、小田原近辺でも「大火」と呼ぶべき、焼失面積が数千屬肪するような大規模なものを含め、火災が数多く発生。また小中学校の校舎の火災も多く、鎮火や延焼防止の消防活動は過酷を極めたそうです。

 

  往時は、炊事はもとより風呂焚きでも裸火を使っていたこともあり火災発生リスクが高かったこと、さらにまだ多くの建築物が木造であり、一度燃え広がると火の勢いがすさまじく、大規模化した場合は延焼を食い止めるのがやっとで、消火の難しいケースが多かったとのこと。特に、学校の校舎が炎上したときは、ほとんど手の付けようがなかったそうです。私も子ども心に、城山中学校が燃えているのを、近所の高台から家族と見た記憶がありますが、確かに手の打ちようのない大きな炎だったように思います。

 

  現役当時に足柄消防組合などで奉職されていた米山さんや磯崎さんからは、特に玄倉川での水難事故、東名高速道路での多重事故などのご苦労を聴かせていただきました。山岳地帯と高速道路を管轄エリアにもつ消防としてのご苦労は、火災とはまた異なり、高い専門性が求められます。特に、玄倉川の事案では、長期間にわたる捜索・救出活動などに、単独消防ではなく広域・多機関での連携が不可欠であったと述懐されておられました。

 

  小田原市消防本部が広域化されすでに 4 年以上が経過。往時と比べ、火災の発生件数などは半分程度に減り、装備も高度化、広域での部隊運用は拡充されてきましたが、過酷な消防現場を数多く踏んでこられた皆さんの知恵や経験は、しっかりと受け継いでいかねばならないと感じました。
 

| - | 17:25 | - | trackbacks(0) |
草刈り機のご寄付

 この時期の旬の農作物の代表格は、何といっても玉ねぎ。今年も下中たまねぎは豊作で、ハルネの朝ドレファーミなどでもたくさん販売されています。我が家でも20圓鮃愼、生でも美味しく、加熱するとさらに甘みが増す下中たまねぎを、日々美味しく有り難く頂いています。お世話になっている各地の首長さんたちにも、この玉ねぎを少し送っているのですが、とても喜ばれています。

 

 6日、小田原城二の丸広場にて年2回の骨董市を開いている小田原城骨董市実行委員会の皆さんから、今年もご寄付を頂きました。平成22年からほぼ毎年頂いているもので、例年、小型のチェーンソーや耕運機など、小田原城の植栽管理などに実際に使えるものをご寄付頂いてきました。今年は、草刈り機を2台ご寄付頂きました。広大な小田原城址公園の敷地内は、樹木の適正管理に加え、キレイに下草を管理しておくことに日常作業の中でかなりの時間を割いています。その作業になくてはならない草刈り機は、まさに消耗品。現場としても、とてもありがたいご寄付です。

 

 以前、農に携わっていた私は、除草剤など一切使用していませんでしたので、草刈り機はまさに日常的に使う大事な道具でした。数年間の農作業の中で、2回ほど買い替えた記憶があります。昨日の贈呈式で、久しぶりに草刈り機を持ってみましたが、グリップのところに安全装置が付き、また軽量化されているなど、機能的にも以前より進化しているようです。

 

 小田原城の管理体制は、従来の経済部・建設部・文化部にまたがっていた所管事務を束ね、今年度から「小田原城総合管理事務所」として一本化しました。天守閣リニューアル後大幅に増えた来場者の皆さんに気持ちよく過ごして頂くうえで、園内の管理はますます重要。頂いた草刈り機は即戦力として力を発揮してくれることでしょう。

| - | 12:50 | - | trackbacks(0) |
酒匂川流域の減災

 3日、市民会館にて「富士山と酒匂川流域 噴火と減災を考える会」の主催によるシンポジウムが開催され、私もパネリストの一人として登壇させていただきました。会場となった小ホールは、小田原を含め県西地域や静岡方面からも多くの参加者があり、満席となっていました。
 

  この会は、報徳農場での実践などを深めておられる田嶋亨さんを会長に、足柄平野の郷土史や水防史に詳しい開成町の大脇さん、建設分野やまちづくりに造詣の深い幕内さんら、郷土の未来に想いを寄せる皆さんによって結成された会。当地域の宿命ともいえる、地震・噴火・津波・河川氾濫といった災害への備えに強い課題意識を持っておられ、今回もその切り口から、酒匂川流域全体としての災害への備えをテーマとするシンポジウムが企画されたものです。
 

  会ではまず、基調講演として、平成22年の台風9号に伴う集中豪雨で甚大な被害を受けた、酒匂川最上流部の静岡県小山町の込山町長から、当時の被災の様子と、それ以後の治山・治水事業の取り組みなどが詳しく語られました。
続くパネルディスカッションは、神奈川県より杉原防災安全部長、流域の自治体より、山北町の湯川町長、大井町の間宮町長、小山町の込山町長、そして小田原市長が並び、全体のコーディネートを元開成町長の露木さんが担当。この地域の災害にまつわる歴史的経緯、流域におけるそれぞれの位置ならではの課題、広域での情報共有の必要性、県との連携、日頃の住民レベルでの防災への取り組みなど、多岐にわたる意見交換が行われました。酒匂川の上流域から下流域までを包含する、それぞれの現役首長が並んでのシンポジウムは、これまでありそうでなかったもので、開催された皆さんの意欲に敬意を表するものです。

 

  私からは、往時の度重なる氾濫に対し、400年前に酒匂川の流路を現在のものに定める大工事が行われ、それが今の足柄平野の暮らしの安定や生産の豊かさに繋がっていること、今を生きる私たちが、将来の世代のためにできることは何かをしっかり考え実行すべき時である、といった意見を述べました。

 

  このシンポジウムが終わった後、同じ会館の2階展示室で行われていた「紫陽会書展」を見学。「五人あわせて四百歳」という、郷土の女性書家の皆さんが、15年ぶりに開いた書展。最高齢は内樋さん、磯貝さんの85歳、最も若い坪田さんが71歳とのことですが、皆さんとてもお元気で、何より展示された作品群の素晴らしさに息をのみました。

 

  私は、書道における様々な書体や流儀にはまったく不案内なのですが、5人の皆さんの文字の美しさに、思わず見入ってしまいました。最高齢の内樋さんは特に楷書を大切に書いてこられた方で、その端正な一字一字が、理屈ぬきに素晴らしい。端正で美しい書というのは、見る者の居ずまいと心持ちを真っすぐにする力があると、率直に感じました。次回の書展を楽しみにしていますと、皆さんにお伝えしました。
 

| - | 17:40 | - | trackbacks(0) |
紫陽花の季節

 6月最初の週末は、よく晴れて爽やかな陽気となりました。日向に出ると強い紫外線を感じ、暑いなと思いますが、日陰に入ると風はとても涼しく、長袖を羽織ってちょうど良いくらい。週間予報では、どうやら今週後半に入梅宣言がされそうな雰囲気ですが、そこまではとても凌ぎ易い日々となりそうです。
 

 小田原城では、3日から「小田原あじさい・花菖蒲まつり」が始まりました。昨日の夜、公務が終わった後でウォーキングを兼ねて様子を見に行くと、ほのかにライトアップされた中、東堀から本丸への斜面を埋め尽くす紫陽花は、桜と同様今年は遅れ気味のようで、まだ咲き始めといった風情。しばらくは楽しめるでしょう。東堀の花菖蒲たちは、例年と違う栽培方法で株を元気に育てた成果でしょう、たくさんの花が咲いており、その後に開くであろう蕾も数多く控えています。ぜひ、多くの皆さんに楽しんでほしいと思います。
 

 3日は、朝一番で「山王川・久野川一斉清掃」へ。今年で44回目を迎えるこの清掃活動は、流域の自治会や各種団体、企業などで構成される「山王川・久野川を美しくする会」の主催で行われており、大きな成果を収めてきました。上流部の船原から、河口部の山王地区までの区間で、河川敷や護岸の草刈りとゴミ収集が行われ、毎年千人を超える人たちの手により、10トン以上が集められます。その中でも、不燃物を含めたいわゆるゴミの量は減り続け、最近では刈り取った草のほうが多く、その草も堆肥化されて活用されるようになっています。
 

 私自身はこの後の行事があるため、例年行っている各地点での視察や激励には回れなかったのですが、開始時間である9時よりもはるか前から、河川敷や護岸にて作業を行っている多くの流域住民の姿がありました。もうすぐ入梅、その後の台風シーズンを前に、河道内の草やゴミを取り除いておくことは、上流部にまとまった雨があるとすぐに水位が上がり溢水の危険が生じるこの川では、とても重要なこと。今後も、この素晴らしい活動が継続されることを願います。
 

 その足で、開成町へ。今年で30回目の節目を迎えた、「開成あじさいまつり」のオープニングに参加しました。数日前に府川町長から伺っていたとおり、会場周辺の紫陽花はまだ咲き始め。それでも、周囲の山々を背に、早苗が風にそよぐ広々とした田園と、それを彩る紫陽花の並木は、足柄平野の豊かさと潤いを感じさせる見事な景観。こちらもまだしばらくは楽しめそうで、日を改めて訪ねてみたいと感じました。
 

| - | 12:03 | - | trackbacks(0) |
6月

  今日から6月。雨降りの涼しい朝です。私の部屋からは、山頂部まですっかり緑色に染まった明神ヶ岳の稜線が見えており、入梅の近いことを思わせます。庭先の小さな木々たちも鬱そうと枝を伸ばしてきました。昨日はノー残業デーでもあり早めに帰宅、植え時に至っていた四葉きゅうりの苗をプランターに定植。ようやく双葉となったゴーヤも来週には植え、グリーンカーテンの準備とします。

  31日は、午前中に箱根ジオパーク推進協議会の総会が、入生田の地球博物館で行われました。昨年に南足柄市がエリアに加えられ、2市3町体制に。伊豆半島が日本列島にぶつかって箱根が形成された、壮大なジオ・ヒストリーを、エリア全体で発信すべく、より一層のストーリー化とサイトの充実、教育活動の展開を進めていくことが確認されました。

 

  会場で、地質学を中心に郷土史に詳しい一寸木肇さんから、ご自身が寄稿されている地学の研究誌を頂き、「久野石」の存在を教えて頂きました。寄稿によると、久野・和留沢のさらに上流部に巨大な石切り場があり、そこから「久野石」が切り出されていた歴史があり、今もなおその「遺跡」が残っている様子が紹介されていました。採石の歴史は古く、釜戸や石垣、蔵の壁石、石灯篭などに多く用いられていて、久野にとどまらず街なかにて今も見ることができるようです。採石跡の写真は、まるで古代遺跡のようでもあり、一寸木さんいわく「ここもジオサイトに加えるべきでは」とのこと。一度足を運んでみたいと思います。

  午後、湘南ベルマーレフットサルクラブの皆さんが、シーズン開幕を前に表敬訪問してくださいました。同クラブの取締役である古川剛士さん、応援団体の会長である古屋正広さん、そして今シーズンから本格的にプレーする、小田原出身の佐藤玲惟(れい)選手ほかクラブ関係の皆さんが、今シーズンにかける思いを語ってくれました。佐藤選手のほか、小田原出身の小門(こかど)選手、大井町出身の植松選手など、地元出身のプレーヤーが増えたことで、地元サポーターとしては目が離せません。さらに、ベルマーレからU-25の日本代表選手に3名が選ばれていることなど、戦力的にも強化が進んでいるとのこと。古川取締役からは、「今年こそ!」との強い意気込みが伝わってきました。6月18日の小田原アリーナでのホーム開幕戦を勝利で飾り、好スタートを切ってほしいと思います。

| - | 12:16 | - | trackbacks(0) |
2市協議 第7回目

 30日は、朝一番で環境省の若手職員の皆さんが市役所を訪ねてくださいました。山本環境大臣肝煎りでスタートした、再生可能エネルギーの普及拡大を目指すプロジェクトチームの皆さん。地域資源を活用した再生可能エネルギーの先進事例などを研究し、地域のポテンシャル活用や経済性の確保といった観点から、今年度中にアクションプランをまとめていくとのことです。その一環として、小田原市としての計画づくりや条例制定の動き、下曽我のソーラーシェアリング、久野のメガソーラー、鈴廣のゼロエネルギービル、小田原箱根エネルギーコンソーシアムなど、小田原で取り組まれている様々な実践を丸一日かけて視察されました。どのようなプランとしてまとめられるのか、期待したいと思います。

 

 午後、中心市のあり方を考える2市協議会の第7回目の会合が開かれました。

 

 冒頭、両市民を対象にしたアンケート調査の概要報告、合併が行われた場合の行財政効果として約19億円が生み出されること、市民に直接影響のある事業における両市民へのサービスの変化に関する集計などが示されました。3200を超える事務事業調整に関する協議は、数件のみ残して終了。

 

 この日は特に、議員定数などに関する小委員会と、都市内分権を扱う小委員会からの報告、新市の名称などが中心的な議題に。2つの小委員会では、極めて短い期間であったにもかかわらず、精力的な議論が重ねられ、適切な方針をまとめて頂きました。新市名称は、小田原市への編入であること、2市の規模や過去の合併の事例などに鑑み、「小田原市」とすることで了承。

 

 後半では、「新市まちづくり計画(案)」、「中核市への移行について」、「中心市と周辺自治体の新たな広域連携体制について」も協議。ただし、この日はその他の議案も含め協議事項や報告のボリュームが相当あり時間が押してしまったため、これら重要な議案は概要の説明だけにとどめ、次回にて詳しく議論することとなりました。

 

 両市の職員らが膨大な時間を割いて積み上げてきた各種事務事業調整などの段階がほぼ終わり、ここから先はそれらの成果をどのようにまとめ、新市の姿を両市民に分かりやすく描いていくかに、作業と議論の焦点が移っていきます。また、すべての事業に関して精査を行ったことで見えてきた様々な課題について、個々案件の詳細な議論は難しいとしても、対応の基本的スタンスは示していくことになります。協議会の議論の取りまとめに向け、気を引き締めて取り組んでいきます。

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