加藤けんいち日記

市内郵便局と包括的連携協定

  24 日、小田原市と、市内に展開する 25 の郵便局の間にて、包括連携協定が締結されました。

 

  これまでも、市民に身近な機関としての各種サービスに加え、木ハガキや木製ポストを通じた地場産業支援、各種フレーム切手発売を通じた観光PR、道路損傷に関する情報提供、高齢者の見守りなど、地域づくりに様々なご協力とご支援を頂いてきた小田原の各郵便局ですが、今回はそれらを含め、より一層の取り組み拡充を進めて頂くこととなったものです。

 

  包括連携協定によって拡充される具体的な取り組みとしては、日常の防災活動への協力、郵便局の保有する自動車やバイクなどの車両に「小田原のチカラ」ステッカー貼付することによる都市イメージのPR、各郵便局での「風景印」の導入促進、認知症サポーターの養成、防犯活動の実施、空き家などの危険家屋情報の提供、鳥獣被害情報の提供、おだわら市民ガイドの配架、地域コミュニティとの活動連携など、多岐にわたります。

 

  協定締結式には、日本郵便株式会社・小田原市内郵便局より、小田原浜町郵便局長の高梨様、小田原郵便局長の佐野様、小田原東郵便局長の菊地様が列席。私も含めそれぞれが協定書にサイン、取り交わしを行いました。

 

  市内に 25 局存在する郵便局は、私たちの生活になくてはならない存在であり、郵便や金融サービスをはじめ、多彩な取り組みと、顔の見える関係によって、地域の安全安心な暮らしを支えて頂いています。小田原では特に、前述のようにここ数年来地域振興に向けた取り組みに熱心にご協力頂いてきた下地があり、この度の包括連携協定もスムースかつ円満に実現に至りました。来年からは、これら包括協定の内容に加え、支所等の統廃合を踏まえ住民票の写し等の発行サービスも10局の郵便局でスタートしていきます。これまで以上に関係が深まる郵便局の皆さん。本当にありがたく心強い存在です。

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5 月の週末は、賑やか

  20 日は、 5 月に入ってから最も爽やかな天候となりました。蒸し暑かった数日前までと打って変わり、涼しい風の吹く爽やかな晴天に恵まれた中、終日市内の諸行事を廻らせて頂きました。 5 月というのは、天候が落ち着き暑くも寒くもないので、年間の中でも特に週末の行事が多いように感じます。実際、私のスケジュールでも 5 月の土日はほぼ全て埋まっている状態です。

 

  朝一番で小田原漁港内のさかな水産市場へ。今年で 6 回目となる「小田原あじ・地魚まつり」が賑やかに開かれました。この春先は定置網の漁獲が安定せず、ブリ・ワラサ類にしてもアジにしても、大漁が続かず、この日も水揚げが懸念されていましたが、まつりに合わせるかのように、定置網で 1.2 トンのアジなどの鮮魚が入るなど、豊漁。水産市場内には新鮮な魚を求める多くの人で賑わいました。また、江ノ島と小田原漁港を結ぶクルーズ船もこの日は特別就航し、大好評だったようです。

 

  そこから下曽我へ。「曽我の傘焼きまつり」の開会式、その後のパレード、撒き銭・撒き餅などに参加しました。歌舞伎の「曽我もの」でも有名な、五郎十郎兄弟による仇討ちの故事にちなんだこの催事は、地元の皆さんで構成される「曽我兄弟遺跡保存会」の献身的な活動によって支えられ受け継がれています。この日は、歌舞伎役者の中村壱太郎(かずたろう)丈もご参加され、賑わいに華を添えて頂きました。またここ数年は昭和女子大の学生さんたちも加わり、活気が出てきています。

 

  山を越えて、下中小学校へ。今年初めて開催された「人とペットの防災フェスティバル」の会場を訪ねました。これは、昨年発足したばかりの NPO 法人防災総合ペット育成協会と、橘北地区自治会連合会が主催したもので、災害発生時に課題となっているペットとの同行避難や広域避難所での受け入れ、日頃からの備えなどについて啓発を行う企画。市内の防災関係団体が集う、貴重な機会でもありました。

 

  お隣の前羽地区での健民祭へ激励に立ち寄ったあとは、街なかへ戻り、法政大学小田原支部法友会の年次総会へ。昨年設立された法政大学の同窓会組織で、ここ2〜3年の箱根駅伝での上位入賞を追い風に、同窓生の皆さんが集われ、支部の拡大へと進んでおられます。年代を超えた絆で結ばれる大学の同窓会、良いものです。

 

  最後は、お堀端コンベンションホールで開かれていた、小田原少年少女合唱隊 55 周年およびマルベリーチェンバークワイア 20 周年の祝賀会へ。桑原妙子先生の半世紀を超えるご指導、支えて来られた関係者の皆さんに心からの敬意を表するとともに、合唱を通じて得られる感動の素晴らしさをこれからもぜひ多くの子どもたちに伝えて頂きたいと、お祝いを述べさせて頂きました。

| - | 12:02 | - | trackbacks(0) |
メリーカップ、おしゃれ横丁に

  19 日、小田原城址公園の「こども遊園地」から「おしゃれ横丁」に移設された「メリーカップ」の除幕式が、商店街関係者らの見守る中で行われました。

 

  1970 年に「こども遊園地」内に設置されたメリーカップは、一昨年の検査時に、遊具全体を支える鉄骨構造などに深刻な老朽化・劣化が見つかりました。国指定史跡内ということもあって再建は叶わず、残念ながら解体・撤去となりましたが、駅前おしゃれ横丁商店会の皆さんから「ひとつでも譲り受けられないか?商店街のどこかに設置できないか?」とのお申し出を受け、廃棄されずに残っていた 1 基が、同商店街の一角に移設される運びとなったものです。

 

  場所は、北条氏政・氏照の墓所の向かいにあるカフェ横の路地に面した、レンガ貼りのスペース。そこに、綺麗に化粧直しされ、設置時に描かれていたキャラクターなどが描かれて、メリーカップは新しい場所を得ました。背景には、個性的なイラストを手掛ける若林寧人さんによる、在りし日のこども遊園地で遊ぶ子供たちの絵が懸けられています。

 

  この日は、同商店会の杉山会長をはじめ、商店会の役員の皆さん、市からは私をはじめ小田原城総合管理事務所や経済部職員らが立ち会い、新たな役割を頂いたメリーカップの除幕を皆で祝いました。杉山会長と一緒にカップに座ってみると、思いのほか小さく、大人だとカップルがベスト、 3 人座ればいっぱい、という感じでしょうか。それでも、何とも懐かしく、笑みがこぼれてしまいます。

 

  小田原で生まれ育った人なら、誰もがお世話になり、遊びに行った「こども遊園地」。様々な遊具に乗ることは当時の子どもたちの何よりの楽しみでした。飛行塔、観覧車と、順番に姿を消し、豆汽車と並んで遊園地の華であったメリーカップもここで無くなってしまったことは、誠に残念ですが、おしゃれ横丁で装いも新たに、市民や来訪者に大切にしてもらえること、本当に嬉しく思います。多くの皆さんに、通りかかった折には手を触れ、座って頂きたいです。

| - | 17:52 | - | trackbacks(0) |
道づくり全国大会、特例市市長会

 5 月は諸団体の総会、あるいは大会が多く行われる季節であり、市内だけでなく、全国規模のものも数多く行われます。先週後半は、 2 日続けて東京で行われた総会・大会に出席してきました。

 

 17 日は、「道路整備促進期成同盟会全国協議会」の通常総会、および「命と暮らしを守る道づくり全国大会」に出席。道路整備にまつわる国関係予算の確保に加え、各地に存在する道路整備上の諸課題の解決に向けて、全国各地から首長や関係諸団体が一堂に会する大規模な大会。会場となった、平河町の真新しい砂防会館に隣接する「シェーンバッハ・サボー」のホールには、見たところざっと 1500 人くらいは入っていたでしょうか。政府与党のいわゆる道路族の重鎮議員らも並ぶ中、満場一致で整備推進決議が採択されました。

 

 終了後、参加した首長らが分担し、首相官邸や国土交通省などへの特別要望活動や、各地域から選出の国会議員らへの要望活動が行われ、神奈川県から参加した南足柄市長・秦野市長と私とで、牧島議員の事務所を訪問。大会での決議文をお渡しするとともに、改めて地域内の道路整備上の課題についても説明をさせて頂きました。


 18 日は、「全国施行時特例市市長会」の平成 30 年度総会。平成 27 年度に特例市制度が廃止され中核市制度への統合が行われてから、既に 4 年目。制度廃止を受け、当面 5 年はこの市長会を存続させるとして活動が続けられており、この間既に複数の施行時特例市が中核市移行を果たしているため、会員市も当時の 40 ほどから 30 を割るところまで来ています。そうした中、引き続き市長会として、中核市移行に向けた総務省をはじめとする国への支援要請や、中核機能をより高めていくための政策制度要望の取りまとめなどを行ってきました。

 

 今年度の役員体制は、会長に茅ケ崎市、副会長に愛知県一宮市、三重県四日市市、監事に静岡県富士市と小田原市という顔ぶれで承認されました。昨年度まで役員市であった兵庫県明石市と、鳥取県鳥取市は、この 4 月から中核市に移行したため、市長会を退会されています。見慣れた首長さんがいないのは寂しい気もしますが、一宮市の中野市長、四日市市の森市長がともに若く、頼もしく感じます。

 

 小田原市は、当面想定される厳しい財政状況を克服すべく、行財政基盤強化に向けた取り組みに集中するため、中核市移行への取り組みを見送っています。他の加盟各市にも、中核市移行の検討を行っていない、あるいは態度を保留している自治体も多く存在していますが、移行ないし検討の有無にかかわらず、今後の厳しい自治体運営において都市機能の強化は大きな課題。来年度末にこの市長会の活動は一区切りを迎えますが、その後どのようにしていくべきか。秋季総会までに議論を重ねていく予定です。

| - | 12:51 | - | trackbacks(0) |
日中青少年書画展in小田原

  17日、市民会館小ホールにて「日中青少年書画展in小田原」が開会しました。今年が日中平和友好条約締結40周年という節目であり、また昨年8月に中国河南省安陽市にて開催された中日青少年書画展の返礼という意味も込めて、準備がされてきたものです。小ホール内には、安陽市および小田原周辺の小学生・中学生・高校生たちによる書や絵画、切り絵などの作品が、仲良く肩を並べるように展示されており、この間民間での交流活動によって育まれてきた安陽と小田原の友好関係を表していました。

 

  開会式に先立ち、朝一番で、河南省人民対外友好協会理事の楊京生さん、北京国達創新咨詢中心文化教育部主任の馬偉さんが、市長室にご挨拶に来られました。楊さんは、昨年8月に河南省鄭州市を訪ねた際に、河南省人民対外友好協会の副会長をはじめとする皆さんとの親睦、河南博物院や市場ほか鄭州市内のご案内など、たいへんお世話になった方であり、抱き合って再会を喜びました。

 

  開会式では、書画展の開催に尽力された西湘日中友好協会の高松民吉さんによる主催者挨拶、私からのお祝いの挨拶、そして楊さんからの挨拶のあと、3者でテープカット。各界からのご来賓をはじめ関係者の皆さんと、開会を共に祝いました。また、安陽市長からの親書が紹介され、改めて近日中に同市より小田原に訪問団が来られる予定とのことです。

 

  夕刻には、ヒルトン小田原にて、歓迎のレセプション。昨年訪中団に参加された書家の堤千恵子さんによる書と、市議会副議長の大村学さんの尺八によるパフォーマンス、ソプラノ歌手である橋本京子さんの歌などで、楊さんらを歓待。親睦と交流を一層深めることができました。

 

  一時期、尖閣諸島の帰属をめぐる国家間の軋轢で関係が悪化していた日本と中国ですが、ここにきてようやく、関係改善の流れができつつあります。北朝鮮をめぐる東アジアの情勢が今後どのように推移するかは判りませんが、どうあれ、お互いに永遠の隣人、一衣帯水の両国の絆は、極めて重要なものです。大事なことは、両国の国民が直接に交わり、こうした顔の見える関係の下に信頼と友情をしっかりと育んでいくこと。息の長い友好交流を続けていくことを、お互いに確認し合った一日となりました。なお、書画展は20日まで開催しています。ぜひ多くの方にご覧いただきたいと思います。

| - | 18:02 | - | trackbacks(0) |
小田原地魚大作戦

  16日は、午前中の小田原漁港周辺水産関連施設視察に続き、午後は地元の若手水産関係者たちによる新たなお披露目があり、水産関係分野で進む新たな動きを心強く感じた日となりました。(この日は、有機農業分野でも新たな動きについての報告がありましたが、それはまた日を改めて紹介したいと思います。)

 

  その名も、「小田原地魚大作戦」プロジェクト。「小田原の海と魚を中心とした『海なりわい』に特化して、小田原の地魚の美味しさを広く伝えることを目的に、小田原漁港周辺で鮮魚店や飲食店、卸売業を営む方たちが中心となり、『小田原地魚大作戦協議会』を設立する運び」となったものです。仕掛けは、小田原市観光協会の観光DMOチーム(高村さん、朝尾さん)。今や小田原城と並んで観光スポットとなっている早川地域の活況を更に大きく育てるとともに、漁港西側エリアの交流促進施設整備などのタイミングも見ながら、小田原地魚をより一層訴求力ある形でPRできないか、そのために水産関係分野の若手たちに立ち上がってもらいたい、そんな狙いで始められたワークショップから、この協議会が生まれました。

 

  協議会の現時点での構成メンバーは、JSフードシステムの田川さんが会長となり、鮑屋の市川さん、柏水産の柏木さん、小田原さかなセンターの鈴木さん、魚國商店の矢島さん、やまや水産の石田さん、春海水産の牧野さん、「洞」の二見さん、紅一点であるFarm BORRACHAの青木さん、これに観光協会と小田原市水産海浜課が加わっています。日頃から取引や連携・交流の関係で個々には繋がりがありましたが、こうした形で一堂に会したのは、今回の企画が初めてとのこと。高いポテンシャルを持った新たな活動体の誕生です。


  この日、これまでのワークショップの成果の意味も含め披露されたのは、「とろサバ棒」と「ソーダ棒」の試作品。前者はサバの、後者はソーダガツオの身をほぐし叩いたものに玉ねぎを混ぜ、メンチの棒状にして揚げた一品。サバもソーダガツオも、小田原の定置網で大漁に水揚げがありますが、なかなか付加価値が付けにくい資源であり、その活用が望まれています。私も早速試食させて頂きましたが、実に美味しい!サバもカツオも、そもそも美味しい魚なので当たり前といえばそうですが、棒状にしてあるので食べ歩きにも向き、味も子どもからお年寄りまでどなたにも受け入れられそうです。

 

  今後この協議会では、地魚を活用したこのような新商品の開発とプロモーションのほか、学校給食への導入検討、若手ならではのアイデアによる地魚PR、小田原漁港周辺の通りの名称公募など、様々な活動に取り組む予定。きっと、既成の概念や枠にとらわれない、新鮮でエネルギッシュな動きが進んでいくことでしょう。

 

本当に楽しみです!

| - | 12:10 | - | trackbacks(0) |
水産関連施設を視察

 16日午前、小田原漁港の西側エリアに建設が進められてきた、3つの施設を視察しました。既に稼動している荷さばき施設、竣工し稼動を目前に控えた加工処理施設、そして現在建設中の交流促進施設です。

 

 荷さばき施設では、近海の定置網で捕獲された地魚のうち港湾内の蓄養水面で生かしておいた魚の随時の水揚げや、遠く四国や九州から陸送されてくるカンパチやタイなどの高級魚を取り扱い、市場に出す機能を果たしています。この日も、施設前面に設置された大型水槽では、カンパチやタイ、さらには今週末に予定されている「あじ・地魚まつり」用に活かしている地アジなどが泳いでおり、出荷の準備が行われていました。

 

 加工処理施設は、荷さばき施設と交流促進施設の中間に位置しており、施設内には既に各種の加工設備が設置され、稼動に向けてチェックが行われています。鮮魚の捌き、フィレ加工、干物加工、釜茹で、梱包など、複数の加工処理工程に対応できるようになっています。小田原では大量に水揚げがありながら、その高付加価値化ができていなかった、サバやソウダガツオなどの青魚などが、この施設での加工を経て、隣の交流促進施設をはじめとする拠点に流通していくことになります。

 

 交流促進施設は、3階建ての建物の中に、地元の水産品や農産品、それらの加工品をはじめとした物販、そうした材料を用いて飲食サービスを提供するフードコートやレストランなどが入り、2階および3階の海側には気持ちの良いテラスが設けられ、交流と滞在のスポットになります。骨格と主要な間取り、および設備関係の工事が順調に進んでおり、来年5月ごろの開業を目指しています。テラスからは相模湾が眼前に広がり、とても気持ちの良い場所になることでしょう。

 

 いずれの施設も、小田原市漁業協同組合、小田原魚市場をはじめ、関係者の皆さんの総力を結集してこそ、成功するものです。開業に向け、着実に準備を進めて行きます。

| - | 18:08 | - | trackbacks(0) |
県市長会、知事との意見交換会

  14 日は、幾つかの庁内ミーティングなどを済ませた後、横浜へ。山下公園にほど近い神奈川自治会館にて、神奈川県市長会の市長会議、続いて黒岩知事をはじめとする県行政幹部と県市長会との意見交換会に臨みました。

 

  県市長会の市長会議は年に 4 回開催され、うち 2 回は横浜で、もう 2 回は各市の持ち回りで開催され、国や県への政策要望とりまとめをはじめ、共通の政策的課題などについて意見交換し、必要に応じ意見具申や要望活動を随時行っていきます。小田原市長としては、現在県市長会の副会長を拝命しており、会長である厚木市・小林市長を補佐しながら、会議の運営に関わる立場です。

 

  県市長会に続いて行われた県幹部との意見交換会では、まず県から、今年度以降重点的に取り組んでいく 4 つのテーマについて説明、その後それぞれについて意見交換が行われました。4つとは、〇続可能な開発目標( SDGs )について、行政サービスの持続可能な提供体制の構築に向けた今後の取組について、森林環境譲与税を活用した取組について、ざ生社会の実現に向けた取組について。

 

  私からは、うち 3 つについて発言。,砲弔い討蓮既に小田原を含め各自治体では様々に取り組んでおり、県としては何か新しいことを始めるのではなく、各市が取り組んでいる事業をより充実させる方向で施策展開してほしい。については、県内の人口比率によって、森林を持たない都市部自治体にも税が多く配分されるが、それが県内で循環するよう、県産材が県内でより多く使われる方向に政策誘導してほしい。い砲弔い討蓮単に「ともに生きる社会かながわ憲章」を広めるだけでなく、支え合い分かち合う社会づくりが実態として進むよう、仕組みや制度を作っていってほしい。そうした趣旨の意見を述べました。

 

  その後の懇談会では、知事、 3 名の副知事、および各局長さんらと様々に意見交換。局長クラスはだいぶ顔ぶれが替わりましたが、今年度もしっかりと連携し、諸事業を推進していくことを確認しました。

| - | 12:13 | - | trackbacks(0) |
寄居北條まつり

  13 日、朝一番に小田原を出立、姉妹都市である埼玉県の寄居町で行われた、第 57 回「寄居北條まつり」に参加しました。小田原の北條五代祭りが今年で 54 回ですので、それよりも長い歴史を持つ祭りです。

 

  北條氏康の息子達 3 兄弟、すなわち小田原の氏政、八王子の氏照、寄居の氏邦の絆の強さは、北條五代の中でも特に語り継がれており、北條五代が関東から信州や木曽まで版図を拡げた全盛期を支えた、兄弟が治める支城ネットワークの要でありました。寄居北條まつりでは、秀吉率いる小田原攻めの中、寄居鉢形城にて繰り広げられた、氏邦率いる鉢形衆と、前田利家率いる豊臣勢の合戦の様子を、鉢形城址を対岸に臨む荒川の玉淀河原にて繰り広げる、迫力ある歴史絵巻が最大の見せ場であり、毎年各地から多くのファンが詰めかけます。

 

  この日は午後から雨の予報があり、天候を心配しての祭り開催となりました。午前中は、寄居町の中心部を戦国武者たちが練り歩くパレードがあり、小田原からも「小田原北條手作り甲冑隊」の皆さんが例年通り参加。午後からは合戦に先立っての武者隊入場と開式セレモニー、そして合戦と続きました。午後 2 時頃、合戦のさなかに雨が落ち始めましたが、数百人の武者たちは合戦を続行。大砲の大音量が轟き、硝煙が立ち込める中、武者たちが槍を交えひしめく玉淀河原の光景に、往時繰り広げられた苛酷な戦いが偲ばれました。

 

  並行して行われていた、ゆかりの地から名物の食べ物が集った「食の陣」、また各地の芸能を披露するステージ周辺も、賑やかでした。小田原からは「小田原ちょうちん踊保存会」の皆さんがステージで熱演。出店ブースでは「北條五代」を背面にデザインしたTシャツが好評だったようです。

 

  終了後の関係者懇親会も含め、ほぼ一日ご一緒した、寄居町・花輪町長、八王子市・石森市長らとも、より一層の親睦を深めるとともに、各地の観光協会や行政職員らも含め、姉妹都市の絆を強くすることができました。本格的に降り始めた雨の中、帰途に先立ち私と経済部長とで、氏邦夫妻が眠る名刹・正龍寺を訪ね、お参りをさせて頂きました。

| - | 12:01 | - | trackbacks(0) |
赤坂憲雄さん、部局長研修に

  今日、またひとつ歳を重ねました。元気に仕事をさせて頂いていることについて、市職員や市民の皆さん、そして家族への感謝を噛み締めています。引き続き、与えられた使命に全力を注ぐ覚悟を新たにしています。

 

  11日、毎年度この時期に実施する市役所の部局長研修の講師として、学習院大学教授であり、福島県立博物館の館長でもある赤坂憲雄さんをお招きしました。

 

  「ひとつの日本」から「いくつもの日本」へ、という視座を持たれ、「東北学」を提唱。独自の視点と、この国の各地域に古来より受け継がれてきた、人々の営みや文化、その伝承を、徹底したフィールドワークで確かめながら、東北のもつ可能性や課題を明らかにしてこられたと共に、その取り組みを通じて、日本という国のありようについても様々な論説で意見を述べてこられました。今でこそ、地域の地名を冠した「●●学」というのは各地で盛んに取り組まれていますが、その源流は赤坂教授の実践にあります。

 

  私自身は今日初めて赤坂教授とお会いしましたが、もう20年以上前に、赤坂教授の存在とそのお考えに触れ、どこかでお話を伺いたいとかねがね考えていました。東京を中心としたひとつの国、というよりも、各地域圏の自立性や独自性、それぞれの豊かな資源を活かした、多彩な地域圏を育てて行くことが、この国の未来につながると、当時からおぼろげに考えていたからです。

 
  東北芸術工科大学教授から同大学東北文化研究センター所長へと歴任される中、東日本大震災に直面し、そこからの復興にも深く関わってこられました。その思いはとても深く、そして示唆に充ちておられます。

 

  今日のテーマは、私たち市職員が日々直面する具体的課題からすこし目線を遠くに設定し、「地方都市における『成熟』への道程とは」としました。人口減少、少子高齢化、社会インフラの老朽化、地域コミュニティの弱体化など、未曾有の厳しい状況が訪れている中にあって、これまで信奉されてきた「成長」から、いかに「成熟」へと向かってゆけるのか、その際に、私たちのまちづくりや人づくり、産業、文化や芸術などはどんな方向性を持って行くべきか・・・。そんなお話を訊かせていただく予定です。

| - | 17:59 | - | trackbacks(0) |
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