加藤けんいち日記

満開の桜のなかで

 2日、神奈川県からの協力要請があり、市内の公立小中学校・幼稚園では4月17日まで休業とすることを、昨日教育長らと方針確認のうえ決定し、すぐにHPにその概要を掲載しました。オリンピック延期が決定して以降、東京を中心に首都圏での感染拡大の懸念が急速に高まる中、全県で感染拡大を防ぐべく足並みをそろえて行かねばならない状況。学校関係は6日から始業する予定で準備してきましたが、県の協力要請を受け、教育委員会では慌ただしく体制準備を進めています。

 

 また、屋内施設に加え、都市公園などの屋外施設においても、感染拡大を防ぐ意味で使用を控える方針が出されています。日々の健康増進やストレス解消にも大事な役割を果たす屋外施設ですので、その利活用に制限を加えることはなかなか心苦しいですが、こちらも市としての対応方針を決めていくことになります。

 

 連日、断続的にコロナ対策の情報を庁内で共有してきましたが、新年度に入って以降、毎朝の始業直後に関連部局の担当者らを集め、市長・両副市長と情報を共有し、実施すべき取り組みとその予算措置などについて都度判断を行えるようにしています。感染予防、経済対策、消費喚起策、支え合い・分かち合いなどの分野で、行政としての取り組み、民間での取り組み、市民有志の活動など、様々なレベルでの対策が動いていくことになります。市としては、これをこまめに発信し、感染拡大を防ぎつつ、苦しい中でも前を向いて、市民がひとつになって力を合わせていけるよう、日々動いていきます。

 

 昨日は午後から、市内各所の様子を確認しつつ、現場の実情を把握すべく、主要な施設などを巡回しました。

 

 早川の水産エリアでは、魚市場周辺の様子、TOTOCO小田原の様子を視察。駅長の金城さんによると、1月・2月に比べて売り上げは半減しているとのこと。わんぱくらんどやフォレストアドベンチャーでは、3連休はかなりの人が来ていたが、それ以降急速に減っているとのこと。城山陸上競技場では、2種公認施設の工事が終了し、既に学生や一般市民が利用していますが、既に4月・5月は多くの利用予定が入っており、地元の高校生たちの陸上練習の拠点であることなどへの配慮も必要。

 

 天守閣が休館となっているお城周辺は、藤棚の駐車場にバスなどの車両はほとんどなく、閑散としています。それでも、本丸広場を含め城址公園内には、満開の桜を見に来客や散歩する人たちの姿が少なからずありました。遊園地では休園となっていることから、職員の皆さんが遊具や施設のメンテナンスを行っていました。総合管理事務所の職員らによれば、平年だと桜を見るお客さんで身動きが取れない時期だが、今年は10分の1もいないのでは、とのこと。

 

 ハルネ小田原やラスカでは、平日の午後ということもありますが、平時よりも客足は減っているように見えます。UMECOは感染対策で市民利用コーナーを一部クローズしており、また会議室利用もかなり減っているため、館内は静か。

 

 人の出が少ない中、各所で満開の桜が際立って見えました。まさに、この週末にかけて桜はピークを迎えようとしていますが、静かな週末となってしまいそうです。

| - | 12:57 | - | - |
辞令交付、首里城復興募金贈呈式

 昨日の雨から一転、今朝は清々しい晴天となりました。市HPで小田原城のライブカメラを見ると、本丸広場の桜はほぼ満開、お堀沿いも見頃を迎えつつあるようです。例年なら一年で一番華やぎ賑わう季節ですが、今年はかまぼこ桜まつりやおでんサミットなども中止、夜の花見のお客さんも少なくならざるを得ず、花も寂しい思いをしていることでしょう。

 

 1日、市役所では年度初めの辞令交付式が行われました。部長・副部長級の異動職員の任命、続いてこの春から入庁する新採用職員の入庁式を、前日と同じように市庁舎7階大会議室にて、感染予防モードで実施。新採用職員への辞令交付は、通常一人ひとりに直接辞令を交付しながら、新しく仲間入りする若者たちの表情を間近に見ることのできる、私としては楽しみな時間なのですが、今年は全員がマスク着用のため表情が見えにくいのと、式の時間短縮のために辞令交付も代表者のみに行うため、もどかしさが募りました。新採用職員への私からの講話も、本来は来週早々に行う予定でしたが、感染状況を見極めての実施とするため少し先送りとなっています。そんな中でも、新採用職員たちには歓迎の気持ちと、共に頑張っていこうとのメッセージを伝えました。それぞれ、一日も早く戦力となって、市民生活を支えてほしいと思います。

 続いて、小田原市消防団の皆さんが来室。栢沼光義団長が4年の任期を経て退任され、12年間副団長を務めておられた中村和久さんが新団長に就任。それぞれに辞令を交付させて頂きました。火災件数は以前に比べ少なくなっていますが、規模の大型化・深刻化がみられることに加え、近年は台風や水害などの自然災害への対応において、消防団の皆さんの活躍は非常に重要になってきています。栢沼さんには心からの感謝とねぎらいの思いをお伝えするとともに、中村新団長にはぜひともご尽力賜るよう、お願いを申し上げました。

 

 前日の31日、午前中の庁内での諸行事を済ませ、午後から東京へ。昨年10月31日深夜の大火で焼失した沖縄・首里城の復興を願って集められた募金を、沖縄県東京事務所にお届けしました。

 

 火災直後に募金活動実施を指示し、小田原市観光協会がすぐに天守閣に募金箱を設置してくださいました。天守閣には以前より継続されている熊本城復興への募金箱がありましたが、それと並べる形で設置され、以来、入館された市内外の皆さんから累計で110万円ほどの募金を頂きました。加えて、市内在住の沖縄県出身の方が呼びかけた募金に応じた市民団体の皆さんから30万円ほどが寄せられ、併せて約140万円の募金としてお届けすることが出来ました。

 

 ご対応頂いたのは、沖縄県東京事務所の参事である石垣さんほか職員の皆さん。石垣さんからは、2026年までの再建を目指して、県民が一丸となって取り組んでいる様子などをお話しいただくとともに、今回の募金もぜひその中で活用させて頂きたい、小田原市民の皆さんには心からお礼を申し上げたいといった趣旨のコメントを頂きました。

 

 贈呈式には、募金活動を行って頂いた市観光協会の原川さんと朝尾さんも同席して頂きました。終了後は皆さんと諸々情報交換。コロナ対策でしばらく厳しい状況が続く中、力を合わせて観光振興に取り組んでいくことなどを分かち合いました。

| - | 12:01 | - | - |
消防指令システム、新スイーツ、SDGsレイディオ

 今日から4月。雨の新年度スタートとなりました。

 

 前年度最終日の31日、朝一番で退職辞令等を交付。平年であれば、生涯学習センターけやきのホールにて行う辞令交付式を、今回は市役所7階の大会議室で開催。感染対策のため、職員の席の間隔をかなり広くとり、全員がマスク着用、窓を開けて換気を図った上での式という、今までにない形。多少の戸惑いはありましたが、長年奉職して頂いた職員の皆さんお一人お一人に、感謝の言葉を掛けながら辞令をお渡ししました。

 

 30日。午前中、市内前川にある消防本部へ。全面的な更新を経て昨年度から稼働している高機能消防情報指令システムを視察、併せて本部庁舎内で実施された各種改装後の様子も確認しました。県西地域の2市5町を管轄する広域消防として、既に7年が経過した消防本部。その心臓部とも言える指令システムは設置から年数が経過し、大幅な更新が必要となっていました。数年間の入念な準備を経て、約7億円の事業費で昨年度に整備が完成。指令センターには大型の各種モニター、119番通報を受電し通報者の現在地や情報を確認する各種システム、管内署所との情報共有システム、画像伝達システム、NET119システムなど、最新の情報指令機能が既に稼働しており、我々の視察中も複数の119入電を受けて迅速に対処がなされていました。これで、情報システム系の整備は一安心です。導入に尽力した担当者の皆さんにはねぎらいの言葉を掛けさせてもらいました。

 

 市長室に戻ると、人気のスイーツ店「メゾンジブレー」のパティシエである江森宏之さんと、(株)小田原ツーリズムの前島真弓さんらが来室。江森さんが数年かけて開発された、湘南ゴールドを原材料とする新作スイーツの数々、そして前島さんらが開発した小田原産柑橘や野菜を用いたコールドプレス・ジュース「小田原リトリート」の試食をさせて頂きました。

 

 2年前に「湘南ゴールドソフト」を作って頂き、その美味しさに感激したのですが、江森さんは湘南ゴールドへの思い入れがとても強く、その後も着々と商品化を進めて頂いていたのです。今回お持ち頂いたのは6種類。グラニータ(スムージー的なもの)、ケーキ、コンフィ(ピールのシロップ漬け)、ハニーシロップ、ゼリー、シャーベットの、いずれも湘南ゴールドを丸ごと材料にした、味・香り・アロマを全て堪能できるものばかり。このほか、マシュマロ、メレンゲも。4月18日から、ハルネの地産カフェで順次販売の予定です。

 

 小田原リトリートも、とても飲みやすいものばかり。このジュースを食事代わりに、温泉やヨガを組み合わせた宿泊プランなども計画されており、小田原の新たな来訪目的にもなり得るものです。

 

 夕刻、1階のFMおだわらスタジオへ。SDGs啓発事業の一環企画として、高校生がパーソナリティを務めるラジオ番組「Think MIRAI−オダワラSDGsレイディオ」の収録に臨みました。4回シリーズの番組の第1回のゲストとして、私を呼んでいただき、SDGs未来都市とは?小田原でやるポイントは?など、高校生の視点からの問いに答えていく内容。高校3年生のももかさんは、ラジオ番組のパーソナリティはもちろん初めてとのことですが、しっかりした口調で立派でした!4月7日からオンエアーとなるそうです。

| - | 16:45 | - | - |
浅羽副知事、県のコロナ対策

 新型コロナウイルスの感染による肺炎で志村けんさんが急逝されたとの報に、衝撃を受けました。昭和39年生まれの私は、「8時だョ!全員集合」を見て育った世代であり、荒井注さんに替わって登場し「東村山音頭」などでブレイクした志村けんさんの破格の面白さは、当時の子どもたちを席巻していたものです。以来40年以上が過ぎ、今や国民的なお笑い芸人であり、小さな子どもからお年寄りまで知らない人はいない志村さんの死は、あまりに悲しく、またそれだけに、多くの国民がコロナウイルスの危険性を自分事として改めて受け止め、対策により強い意識を払うことになるでしょう。

 

 27日、午後から県庁へ。この3月末日をもって退任される浅羽義里副知事に、感謝の気持ちを伝えるべく、表敬訪問をさせて頂きました。技術部門の生え抜き職員から登用された浅羽副知事は、土木・建設分野への造詣の深さと、課題を放っておかないお人柄で、県西地域が抱える諸課題の解決に向けご尽力頂いてきました。各種道路整備、地方創生コンパクトシティにまつわる各種まちづくり案件、さらには所掌事務である文化・スポーツ分野ではラグビーやオリンピックなどでも、私たちの取り組みを大いにご支援いただき、事業の進捗を力強く後押しして下さいました。

 

 この日は、当地域の懸案である小田原・湯河原間の道路問題の抜本的対策となる、(仮称)伊豆湘南道路の調査費が神奈川県・静岡県の双方で令和2年度予算に位置付けられたこともあり、この積年の課題の進捗に共に取り組んできた、静岡県前副知事の土屋さん、熱海市長の齊藤さんも一緒に、浅羽副知事に感謝の気持ちを直接お伝えしました。浅羽副知事はいつもと変わらぬ人懐っこい笑顔で応じて下さり、これからも地域振興に向けて良い関係を続けていく旨、思いを分かち合わせて頂きました。

 

 同じ県庁の大会議室にて、「新型コロナウイルス感染症拡大による医療崩壊を防ぐための会議」が開催されました。東京を含め首都圏で感染が急速に広がり、なかでも感染経路が特定できないケースが増えている状況、加えて医療現場が悲鳴を上げつつある状況に鑑み、黒岩知事が強い危機感を抱いて招集した会議です。参加者は、知事、県内保健所設置市(横浜、川崎、相模原、藤沢、横須賀、茅ヶ崎)、県市長会、県町村会、県医師会、県病院協会。加えて、首藤副知事以下県の関連所管の幹部職員らが顔を揃えました。

 

 この日の議題は、感染症拡大を見据えた医療体制「神奈川モデル」についての説明と、今後の進め方について。このモデルは、拡大する感染者を県内の限られた医療機能で受け止めることが出来るよう、感染者を重症・中等症・軽症もしくは無症状の3類型に分け、重症者は感染症の治療が可能な高度医療機関に、中等症者はこれから医療圏ごとに定める重点医療機関に、軽症もしくは無症状者は自宅や宿泊施設等での経過観察に、といった形で振り分け、受け入れ態勢を整えようとするものです(詳しくは県HP)。会議では様々な意見や現状報告がなされましたが、概ねこの方針に沿って、これから調整を進めていくこととなりました。

 

 私も、県市長会の副会長(明日4月1日からは会長)として出席、地域サイドの懸念なども伝えさせていただきました。拠点病院をどこにするのか、重点医療機関はどうするか、宿泊施設は確保できるかなどの課題はありますが、全県がひとつになって取り組むべき状況であり、県としっかり連携をしながら進めていく考えです。

| - | 12:10 | - | - |
多久市長、森のせんせいほか

 桜が一気に満開になりそうな暖かな土曜日、終日の冷たい雨となった日曜日と、この週末は体がついていけないような気温の変動でした。一都四県で出された「自粛」要請のため、いずこも閑散としており、例年この時期にお城周りの桜を愛でる人の列を思い起こしては、とにかく早期の終息を願うばかりです。

 

 27日は市の対策会議を開催し、それを踏まえ市長としてメッセージを発出(市HP)するとともに、夕方は県の対策会議に県市長会の次期会長として出席、感染拡大に備える新たな県内医療体制について知事らと意見交換をしてきました。詳細は明日の日記に譲りますが、今後の感染拡大リスクを見据えて対処すべき重要な局面にあります。

 

 26日、朝一番で佐賀県多久市の横尾俊彦市長が来室されました。昨年夏の九州北部豪雨で市内全域が大きく被災され、1000か所を超える土砂崩落や道路損壊などの復旧に追われる中、本市からも建設部職員を派遣させて頂いたことに対するお礼に来られたのです。郷土の先人に学ぶまちづくり・人づくりに取り組む自治体ネットワーク「嚶鳴協議会」で長年お付き合いをして頂いている、私の尊敬する市長のお一人でもある横尾市長。精力的に全国を飛び回るタフガイで、今回の被災に対しても獅子奮迅の立ち回りだったようです。現在本市の建設部から、昨年の小池さんに引き続き池田さんが現地で頑張ってくれています。貴重な学びの機会でもあり、しっかりと経験を積んできてほしいと思います。

 

 午後、静岡県富士宮市に本拠を置く環境教育のエキスパートであるNPO法人ホールアース自然学校の皆さんが来室。今年度開催された「森のせんせい養成講座」の様子を報告してくださいました。

 

 この事業は、森林・林業・木材産業に関する知識を備え、市民に対して普及啓発を行うことができる人材を養成するもので、養成後は小学校での森林環境学習や各種イベント等の様々な活動に派遣し、市民や児童へ森の魅力を伝えたり、市民参加による森づくりなどを進めて頂くことになります。今年度は20人定員に対し7名と参加は少なかったのですが、全5回のプログラムを通じて参加者の意欲はとても高く、森林環境教育プログラムの体験を経て、自らそれを組み立て、指導ができるように学ばれたとのこと。指導を担って頂いたホールアース研究所代表理事の山崎さん曰く、「皆さんすぐに、森のせんせいとして指導ができるようになっていますよ!」とのこと。ぜひ、学びの成果を活かし、新年度の様々な現場で活躍して頂きたいと思います。

 

 夕刻、ささやかに退職部長らの送別の席を設けました。例年ならこの時期に「送別会」として、全部局長が集い会費制で懇親の席を設け、退職する部局長らをねぎらうのですが、今年は大人数が集っての飲食を自粛すべき時期でもあり、退職を迎える部局長だけを市長室に呼び、私と両副市長・教育長で、積年の労をねぎらうだけとさせて頂きました。教育部長の内田さん、消防長の穂坂さん、市民部長の加藤さん、監査事務局長の柏木さん、議会事務局長の佐藤さん。それぞれに私から積年のご労苦に感謝を述べ、また皆さんからも長年の奉職にまつわる思いを述べて頂きました。

 

 それにしても、この時期ならではの「歓送迎会」が開けないのは、なかなか辛いものがあります。当事者たちもさることながら、歓送迎会の会場となる市内飲食店にとっては、深刻な痛手となっています。感染が終息したら、「延期」した幾つもの歓送迎会をぜひ盛大にやりたいものです!

| - | 12:32 | - | - |
中国・慈渓市からマスク

 26日、小田原に研究開発の本拠を置く螢潺ニの皆さんから、小田原市にマスク3万枚のご寄贈を頂きました。

 

 これは、ミクニが中国に複数展開している製造拠点のひとつが所在する浙江省(せっこうしょう)慈渓市(じけいし)が、日本において感染症抑制に必要なマスクが不足していることを知り、中日両国の友情、および中国で感染が拡大した際に日本から中国へ救援物資が届けられたことへの感謝から、慈渓市で操業しているミクニの子会社「浙江三国精密機電有限公司」を通じて、ミクニを介し日本の地方自治体にマスクを寄贈したいとの申し入れにより実現したものです。合計で10万枚のマスクが贈られ、ミクニが国内に拠点を持つ自治体である、小田原市、岩手県滝沢市、静岡県菊川市にそれぞれ3万枚、静岡県牧之原市に1万枚が配られます。

 

 この日の寄贈式では、ミクニの生田社長から私に目録が手渡され、私からはミクニと慈渓市それぞれに感謝状を贈らせて頂きました。連日拡大する感染症への対応から、地域の医療現場や高齢者施設ではマスクの不足が深刻であり、市立病院や小田原医師会からマスク確保への要請を頂いていたところでした。まことにありがたいご恵贈であり、直ちに市立病院と市内医療機関、そして高齢者施設に、このマスクを配布させて頂くこととします。

 

 感染が猛威を振るった中国の中で、人口150万人ほどの慈渓市での感染者は25名程度であったとのこと。その背景には、ミクニの子会社で行われていた感染予防対策が優れていたことから、慈渓市でもその手法を全市的に取り入れていたようで、感染の発生を極めて低いレベルに抑えることができた慈渓市は、地域の優良企業でもある同社にとても感謝されているようです。小田原でもそうであるように、グローバル企業であるミクニが、各拠点を置く地域との絆を強く保ち、地域に貢献し、信頼と友情を深めておられることが、今回のマスク寄贈から感じられました。本当に有難いことだと思います。

 

 ミクニの生田社長をはじめ列席した役員の皆さんに改めてお礼を申し上げるとともに、私たちの危機に対し手を差し伸べてくれた慈渓市の皆さんには、いつか何らかの形で恩返しがしたいと、思いを伝えて頂くようお願いしました。

| - | 12:08 | - | - |
ホール基金ご寄付、子ども若者教育支援センター

 東京五輪は、23日の延長容認発言から、24日は一気に「1年程度延期」合意となり、事態は急展開となりました。欧米でのコロナ感染の加速度的拡大、昨夜の都知事会見なども併せ、社会は先行きがなかなか見通せない状況となっています。

 

 24日は、小田原保健事務所管内で2例目の感染が報告され、25日にはアマゾンの小田原FCに勤務する男性の感染報告があったとの報道もあり、小田原周辺でも感染の動きが少しずつ広がる気配を見せています。引き続き、感染のリスク下に身を置かない、感染リスクを拡げるような状況を作らないといった、感染拡大防止に、市民の皆さんそれぞれが十分に意を払い、地域としての安全を保つことが肝要です。雇用者や関係企業から心配の声が上がっているアマゾンの状況については、市としても情報収集にあたっており、保健所と連携してすでに対策を講じている同社の対処をまずは見守ります。

 

 そんな中でも、昨日は晴天に恵まれ、市内各小中学校で無事に卒業式が行われました。今年はいずれの学校も来賓の臨席はなく、私も初めて卒業式のない春となりましたが、保護者の皆さんにも見守って頂きながら滞りなく厳粛に卒業式が行われたとの報告を受け、安堵しました。4月6日の学校再開に向け、教育委員会では準備を進めることになります。

 

 24日、朝一番で螢好檗璽張廛薀曲麁舛琉惰2馗后安藤社長ほか皆さんが来室され、市民ホール整備基金にご寄付を頂きました。ホール基金へのご寄付は3年連続であり、私から感謝状を贈呈させて頂きました。過日、開園の記念式典にお訪ねした「保育園大空」等の運営を通じ、同社には本市の保育環境を支えて頂いており、さらには、小田原アリーナや城山陸上競技場などの本市スポーツ施設の管理もしっかり行って頂いていることから、改めて感謝をお伝えしました。

 

 同日、4月1日にオープンとなる、「おだわら子ども若者教育支援センター」の施設準備状況を視察しました。旧小田原高等看護専門学校の施設を小田原医師会より譲り受け、乳幼児期から学齢期・青壮年期に至るまでの、各ライフステージにおける各種相談・支援機能を集約すると共に、併せて教育・保育現場での支援環境の向上もはかるもので、「いのちを大切にする小田原」の実現に資する新たな拠点となります。

 

 施設内は、まだ椅子や机などが未設置の状態ですが、明るくて広いスペースが各フロアにあり、様々な機能は十分に収まると感じました。中でも準備が進んでいるのは、発達支援の拠点となる「つくしんぼ教室」分園で、かつて看護学校時代の図書館スペースを全面改修し、子どもたちが様々な活動ができるよう、フローリングの広い空間が整備済み。すでに、多くの利用申し込みがあるとのことです。

 

 施設の愛称「はーもにぃ」の名のとおり、関係各部局が連携・協調しながら、子どもたちや若者たちの各ライフステージをしっかりと支えていく拠点施設として育てて行きたいと思います。

| - | 12:24 | - | - |
3月定例会閉会

 23日、市議会3月定例会は最終日を迎え、来年度予算案を含む各議案の採決が行われました。全ての議案は承認され、様々な事業は予定通り進んでいくこととなり、安堵しています。採決前の討論では、特に新病院の建設事業の進め方について、より丁寧な情報共有と、十分な意見交換の機会を設けるべきとの、複数のご意見も頂いており、これについては今後の事業推進の中でしっかりと取り組んでいく考えです。

 

 昼のニュースなどで、安倍首相や小池都知事の五輪延期容認発言などが報じられました。まだ決定ではないですが、これで五輪延期はほぼ既定路線となったと考えます。小田原としても、この夏の本番に向け様々な準備を進めてきていますが、想定される事態を視野に、考えられる対処方針について検討を始めるよう、指示を出したところです。

 

 延期となった場合でも、それがいつになるのかによって、対応や影響は大きく変わってきます。延期を容認するとなった以上は、一日も早く時期などが明確になることが必要です。

 

 夕刻、ハルネ小田原のTAKUMI館で開かれていた、女性木工作家お二人による「小田原 木のもの 木まま展」を拝見。小林じゅんのさん・鈴木友子さんによる、女性ならではの繊細な技術や表現が散りばめられた新作の数々を、じっくりと見させて頂きました。この時期は例年、小田原箱根地域の木工作家の皆さんからなる「いぶき会」の展示会があるのですが、今回は感染予防のため開催が見送られました。次の機会を楽しみにしたいと思います。

| - | 12:06 | - | - |
耳庵特別展、無住庵

 18日、令和2年度の人事異動を内示しました。午前中は、異動となる副部局長以上の幹部職員らに、市長室にて私から直接伝達。それぞれ、新たなポジションにて力を発揮し、課題解決を進めるとともに、後進の育成にも意を用いるよう伝えました。午後は、臨時部長会を開催、改めて全部局長に市役所全体の人事異動内容を伝達。今回の異動は全体で720名ほど。来週23日に市議会3月定例会が終わると、庁内では異動に向けた作業などが動き出します。

 

 市議会予算特別委員会の総括質疑を終えた翌日の17日、板橋の松永記念館に足を運びました。2月22日より開催されていた、松永記念館設立60周年記念特別展「お茶をする、遊ぶ、生活する―耳庵が愛した記念館―」と題した特別展を鑑賞しました。

 

 「電力王」と呼ばれた実業家・松永安左ヱ門は、晩年を小田原で過ごしました。丹沢山・箱根山に抱かれ相模湾を望む温暖な小田原・板橋の地に、邸宅・老欅荘、黄梅庵・無住庵といった茶室などを構え、還暦を迎えたころから親しんだ「茶の湯」を愉しむとともに、敷地内に広大な庭園をしつらえ、松永記念館を建てて、長年かけて蒐集した美術品などを保存し多くの人々にも楽しんでもらえる場を設けておられました。

 

 特別展では、そうした耳庵の、日常の様子を収めた貴重な写真の数々や、初出のものも含めた耳庵の書画やゆかりの人々の美術品などが展示され、見ごたえがありました。感染症対策のため休館中ということもあって、静謐な空間の中、耳庵の在りし日に思いを馳せました。多くの皆さんにご覧いただきたい内容であり、現在の休館の分を取り戻すべく、当初予定(3月29日まで)を繰り延べることになると思います。

 

 あわせて、老欅荘の横に移築された無住庵を拝見。小田原以前に住んだ埼玉・柳瀬山荘の菜園で使っていたという築260年の農家の古材を用いた田舎家。2間×2間半ほどのこぶりな建築物ですが、自由な様式で茶を愉しむことができる空間であり(茶だけでなく、大好きなオールドパーのお湯割りなどを飲んでいる写真が遺っています)、耳庵のここでの暮らしぶりの一面を偲ばせる建物です。住吉橋復元や小田原城天守閣4層の木造空間などを手掛けた芹澤毅棟梁も加わり、高い技術による移築復元。一定の型や格式を持った茶室とは異なるおもてなしや交流の空間として、様々に活用ができそうです。

| - | 17:25 | - | - |
EVカーシェアリング始動

 週末の冷たい雨からここ二日ほどまで肌寒い日が続いていましたが、今日は再び春めいた陽気が戻ったようです。通勤ルート沿いにある樹園地では、すっかり葉桜となった河津桜の下で一斉に土筆(つくし)が伸びており、摘んでみたい衝動にかられます。一方で、小田原の春の風物詩でもある「かまぼこ桜まつり」の中止など、春ならではの催事がことごとく中止・延期となっており、寂しさも募ります。こういう時こそ、街なかに繰り出して歓送迎会などで地域を盛り上げたいところですが、そちらも軒並み自粛せざるを得ず、苦しいところです。

 

 そんな中、市内小中学校で25日に行われる卒業式について、児童生徒および教職員に加え、保護者の方もご参加いただけることになった旨、教育委員会より発表させていただきました(詳細は市HP)。3月2日からの休校措置実施について前週に栢沼教育長と意見交換した際、3月16日ころの状況で見直す余地を残しておこうと確認しておいたのですが、その通り16日に教育長と再度意見交換し、卒業式への保護者出席に関する教育委員会としての判断を聞かせてもらいました。小田原保健福祉事務所管内(県西地域2市8町)で1名の感染者が出てはいますが、その後感染の広がりもないことから、私もそうすべきであると考えていただけに、深く安堵しました。引き続き感染拡大防止に地域を挙げて取り組むことにより、少なくとも25日までは、感染状況に大きな変化が起きないことを祈ります。

 

 16日、市議会予算特別委員会の総括質疑2日目開始の前の時間帯に、市役所駐車場において、「EV(電気自動車)を活用した地域エネルギーマネジメントモデル事業」のテスト運用開始のセレモニーが行われました。

 

 これは、環境省の「脱炭素イノベーションによる地域循環共生圏構築事業」のうち、「脱炭素型地域交通モデル構築事業」として採択された事業で、小田原を中心に3年間で100台のEVと50カ所ほどの充電ステーションを配置、地域交通の脱炭素化を進めるとともに、災害時にはこれらEVを遠隔管理して「動く蓄電池」とすることで、非常用電源として必要な箇所に配備し電力供給が可能となる、優れた事業モデル。エネルギーマネジメントの高度な技術を持つREXEVさん、エネルギーの地産地消に取り組む湘南電力蠅気鵝△修靴鴇田原市の3社が連携しての、全国に先駆けた取り組みです。

 

 この日は、市役所駐車場に設置された充電ステーションの前で、REXEVの渡部社長、湘南電力の原社長、そして私の3名がそれぞれ経緯や思いを述べた後、実際にEVを利用する一連の流れを、私が実演。まずは、スマホにダウンロードしてある専用アプリから登録情報に基づきEVを解錠、始動。周辺を走行後、充電ステーションに戻り、再び充電できるようステーションとEVをつなぎ、最後は再びアプリで施錠する、という流れ。手順に慣れれば、どなたでもスムースに利用ができると実感しました。

 

 しばらくは市役所をはじめ6カ所に14台を配置、それぞれの事業所職員らが試験的に運用しますが、6月からは全体で50台ほどに配車を拡大、一般ユーザーも利用可能となって、本格運用に進むことになります。今後の展開が大いに期待されます。

| - | 17:16 | - | - |
CALENDAR
S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< April 2020 >>
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT TRACKBACK
モバイル
qrcode
LINKS
PROFILE