加藤けんいち日記

NINJA館、オープン

 20日、改修工事を進めてきた小田原城歴史見聞館が、NINJA館としてリニューアルオープンしました。

 

 小田原を拠点に関東一円へ領国を拡げた北条五代、それを影で支えてきたと言われている忍びの集団、風魔一族。最近の忍者ブームの中でその名は知られているものの、伊賀や甲賀のような展示施設や情報発信の拠点がなく、各方面から何らかの拠点なり具体の活動が求められてきました。小田原城天守閣の平成大改修による来訪客増加の機を捉え、歴史見聞館の耐震補強を兼ねて、この度整備を実施、準備を重ねてきたものです。

 

 施設は決して広くはありませんが、北条五代や忍者にまつわる資料展示から始まり、来館者に忍者としての「忍務」を付与するというストーリーのムービーシアター、壁をよじ登って侵入する、水の上を歩いて渡る、塀を伝い歩く、屋敷に忍び込む、壁や風景に隠れる、合言葉を覚える…といった「忍術」を1つずつ体得していく、という趣向がちりばめられています。最後は、スクリーンに現れる敵方忍者と、手裏剣で対決し、途中で得た暗号をもとに小田原城へ向かう、という流れ。館内では、忍者の装束に身を包んだスタッフたちが誘導してくれます。事前の内覧や体験会では、特に子どもたちが大喜びだったようで、この日も会館前からの入館希望者の列には、親子連れでお越し頂いたグループが目立ちました。


 短い準備期間の中、プランを提案頂いた乃村工藝社の皆さん、ご指導頂いた京都市立芸術大学の畑中先生、日本忍者協議会の皆さん、各方面からの協力取り付けなどで尽力頂いた国・県・市の各級議員の皆さん、そしてこれからの運営も含め中心になって取り組んで頂く観光協会の皆さん、本市の関連部局職員など、多くの関係者の皆さんのご尽力でようやく開館に至ることが出来たNINJA館。天守閣、SAMURAI館に加え忍者体験・紹介の拠点が整ったことで、北条五代の顕彰と発信のラインナップが出揃いました。今後のさらなる観光振興に繋がるよう、関係者の皆さんと力を合わせて盛り上げていきたいと思います。


 なお、隣接する銅門広場では、今週末も「NINJAウィーク」と称した、忍者イベントや小田原の名産品、飲食などを楽しめる催事が行われます。桜は終わりましたが、北條五代祭りを目前に、小田原城界隈はまた賑やかな季節を迎えていきます。

| - | 17:24 | - | trackbacks(0) |
Fリーグ、開幕へ

 4月は、多くの方々が市長室に来られます。案件は様々ですが、多いのは年度替わりの異動に伴う離着任のご挨拶、ついで昨年度中の活動報告と今後への協力要請やご提案、新年度の取り組みについてのご案内など。庁内の事業進捗にまつわる各部局との打ち合わせが、それらの間に入ってきますので、この時期は市役所内にいる時間がどうしても長くなります。

 

 また、各種団体の総会シーズンも既に始まっており、5月いっぱいまでスケジュールが予定されています。こちらは、平日の日中だけでなく、夕方以降の時間帯、さらには週末も行われますので、諸行事が立て込むシーズンは同じ日に複数の総会に伺うことも。いずれにせよ、様々な分野でお世話になっている皆さんへの感謝を伝え、市政への更なるご協力を要請する大事な場でもありますので、できる限り伺うことにしております。

 

 ここ2〜3日の中でのご来訪を、幾つか紹介したいと思います。

 

 18日、小田原男声合唱団(愛称:小田男(おだだん))の斉藤団長らが、過日熊本で開催されたJAMCA(日本男声合唱協会)の演奏会に参加した様子のご報告に来られました。全国の男声合唱団が一堂に会する演奏会、小田男からは29名の団員が参加され、小田原で創作活動に打ち込んだ北原白秋作詞の歌曲を歌われたとのこと。また、3年前の熊本地震直後より小田原から復興支援の義援金を贈らせてもらっていることもあり、演奏会のパンフレットに小田原市長からの祝辞が大きく掲載され、司会のアナウンスの中でも熊本城と小田原城とのご縁について紹介があったそうで、小田男の皆さんも意気に感じて歌って頂けたようです。小田男は令和3年(2021年)には創設50周年を迎え、記念コンサートも計画されています。また、新しい市民ホールが開館後、今回熊本で開かれたJAMCA演奏会の小田原招致にも取り組んでいるとのこと、今後がとても楽しみです。

 

 同日、珍しいケースですが、国からの表彰伝達が市長室で行われました。長年、本市の行政相談委員をお務め頂いた田中幸子さんと鈴木祥子さんへの、総務大臣感謝状贈呈式です。総務大臣に代わって伝達を担われたのは、総務省神奈川行政評価事務所次長の高橋さん。小田原市長は伝達式に立ち会うとともに、お二人に感謝とねぎらいの思いをお伝えしました。行政相談委員は国の政策に対し国民が意見を述べたり相談をするという制度ですが、実際には暮らしの身近な課題に関する相談事が多く、そのほとんどは市政として対応すべき課題です。そういう意味では、国の制度ではありますが、市政にとっても貢献の大きい任務。離任されても、引き続き市政を支えて頂きたいとお願いしました。

 

 19日は、来月からのフットサルリーグ(Fリーグ)開幕を前に、小田原アリーナをホームとする湘南ベルマーレフットサルクラブの皆さんが表敬訪問に来られました。小田原出身の高橋広大選手をはじめ、代表取締役の古川さん、監督の奥村さん、スタッフの遠藤さん、そしてアンバサダーにご就任されている前大井町長の間宮さんらと、今シーズンに向けた展望などについて語り合いました。昨シーズンは4位と大活躍した湘南ベルマーレ、今シーズンは当然ながら上位定着、そしてトップスリーを目指します。開幕戦は5月25日の名古屋オーシャンズ戦、そしてホーム開幕戦は6月1日のペスカドーラ町田戦。開幕ダッシュを決め、大いに暴れてほしいと激励しました。今シーズンも、小田原を挙げて応援していきましょう!

| - | 18:06 | - | trackbacks(0) |
Re農地隊、結成

 爽やかな晴天に恵まれた13日、農地の耕作放棄地化を防ぐために農作業の手助けなどを行う「Re農地隊」が結成されました。

 

 このRe農地隊の構成メンバーは、小田原市が進めてきた耕作放棄地化予防対策事業の一環である援農者養成講座で学んだ、市内外の20代から50代の男女10人。平成30年度、「Re農地」と銘打ち、農や里山について幅広い知識を学び身に付け、農家の担い手を育成することを目的とした講座の参加者たちです。1年間の講座に参加して終了、ではなく、実際に支援を必要としている地域の農業者に対し、収穫などの補助や草刈り、開墾などの援農を実施しようと、今回の結成に至ったものです。

 

 この日は、この活動の事務局を担ってきた帰山さん、講座の講師を務めて来られた森谷さんをはじめ、「農地活!片浦」の代表である根府川郵便局長の廣井さん、地元農家の高橋さんや宮下さんらも立ち会う中、市農政課職員が前夜に手作りした湘南ゴールド色の揃いのTシャツを着て、結成式が行われました。私からも、これまでの活動に対する感謝と共に、今後片浦地区以外でもこうした活動が拡がっていく、その先駆けとなってほしいといった旨、激励をさせて頂きました。

 

 結成式後、この日参加した7名の皆さんや地域の皆さんと車座になって、しばし意見交換。Re農地隊のメンバーの多士済々ぶりに驚きました。地元大手企業の知的財産関連部署で長年働く男性、外資系コンサルタントで週末は森づくりや地域文化活動にも参加する男性、新たに小田原に移住し新規就農を目指す男性、様々なキャリアを経て地元での就労を目指す女性、環境系の会社にて獣害を専門に研究している男性、国際的なNGOで勤務する都内の女性・・・。いでたちは、開拓作業請負人といった感じで、頼もしい限りです。

 

 その後、石橋地区の農道沿いの耕作放棄地再生作業に、皆で取り掛かりました。私も、久しぶりに農業者スタイルで参加。メンバーの皆さんは、森谷さんからの簡単な指示を踏まえ、それぞれテキパキと作業に。刈り払った雑木類の運搬、そのチップ化、刈り払い機での草刈り、刈り払ったカヤの株への抑草対策などが、手際よく行われました。今後も、着実に活動が進められると共に、こうした実践者の更なる養成に向けた「Re農地講座」の第2期も始まっていきます。

 

 市内には160haを超える耕作放棄地があります。幸いなことに、「Re農地隊」の皆さんをはじめ、シニア世代の皆さん、首都圏の諸大学の皆さんなど、市内外の有志の皆さんによる耕作放棄地再生への取り組みが動いています。市としても、これらの動きをしっかりと支援しながら、豊かな農地が再生され、それが地域の生産力向上と、自然に恵まれた小田原の魅力向上に繋がっていくよう、重点的に取り組んでいく考えです。

| - | 17:23 | - | trackbacks(0) |
鎌倉市長、小田原を視察

 12日、鎌倉市の松尾市長をはじめ文化財部長や都市景観部長など職員の皆さんが小田原に視察に来られました。視察目的は、歴史的建造物の保存活用についての調査です。

 

 鎌倉市は言うまでもなく日本を代表する古都であり、多くの社寺仏閣を擁し一年を通して内外からの来訪者でたいへん賑わっています。そうした中、市域にある歴史的建造物の多くはそれら社寺仏閣が中心であり、保存活用等についても基本的には各社寺が行っておられます。一方、それ以外の歴史的建造物については、保存活用の取り組みがまだ道半ばであり、各種計画への位置づけや、保存活用を担う人材の育成などに課題があるとのこと。そうした観点から、小田原での取り組みについて知りたいとのご来訪でした。

 

 小田原市は平成23年度に、歴史まちづくり法にもとづく「歴史的風致維持向上計画」の国認定を受けており、その中で市内にある歴史的建造物の保存活用方針を定め、これまで数年間にわたり取り組んできた実績があります。代表的なものは、老欅荘がある松永記念館、黒田長成別邸である清閑亭、田中光顕別邸である小田原文学館および白秋童謡館。そして追加指定した建築物として、旧松本剛吉別邸、山縣有朋ゆかりの皆春荘。後者2件は昨年度予算でようやく公有化できたもので本格活用はこれからですが、前者3件は複数時にわたる維持修繕工事、民間団体と連携した活用事業などが行われてきました。視察では、前者を中心にご案内し、松永記念館で私や小田原市職員らも同席しての意見交換などを行いました。

 

 鎌倉市でも、平成28年に歴史的風致維持向上計画の認定を受けられており、今後は社寺仏閣に加えて、民間が所有してきた歴史的建造物の保存活用に取り組んでいかれるとのこと。松尾市長とは就任以来たいへん親しくさせて頂いていることもあり、今後も十分に情報共有を図りながら、歴史あるまち同士の交流も進めていこうとの思いを共有させて頂きました。門前を彩る桜の花がまだ見頃であることに加え、老欅荘周辺の楓の新緑が美しい松永記念館の風情に、しばしの一息ともなりました。

| - | 17:18 | - | trackbacks(0) |
若手職員からの報告

 季節の歩みは一進一退を繰り返していましたが、14日夜半から15日未明にかけて前線が通り過ぎ、一気に「清明」の空気となった感じがします。15日の日中は20℃を越え、シャツ一枚で過ごせる陽気に。3月末から3週間にわたって楽しませてくれた桜から、主役は新緑へと移っていきます。お城周辺では、気の早いツツジが既に花を咲かせ始めており、藤棚も開花を控えネットが張られたりと、大型連休そして北條五代祭りへの準備が始まっています。

 

 統一地方選の後半戦が14日より始まりました。小田原では9名の市議会議員が退任、定数は1減の27議席となり、新たに17名の新人が立候補、27議席を37名で争う形となりました。ここ最近では最も多い立候補者数であり、1週間の熱い選挙戦となりそうです。


 12日、若手職員からの各種報告がありました。


 ひとつは、昨年度で5回目の派遣を行った、一般社団法人地域経営推進センター主催の「人材マネジメント部会」の研修への参加報告。早稲田大学マニフェスト研究所の北川正恭氏らが中心となって2006年から取り組まれている、地方公共団体職員を対象とした実践型の研修事業で、職員が1年間にわたり部会に参加し、組織の改善や職員の意識改革などを研究、組織の中でそれを活かした様々な取り組みを実践するというプログラム。年々参加団体が増加し、昨年度は全国から105の自治体が参加しており、内容も年々充実が図られているようです。


 本市からは例年3名の若手・中堅職員を派遣しており、30年度は建築指導課・福祉政策課・障がい福祉課から3名を派遣。今年度の取り組みテーマである「20年後のありたい姿〜心身ともに健康で、個々の能力が最大限に発揮できる組織」を目指し、市役所内での職員インタビューをベースに、課題の抽出、そしてアクションの提案をまとめてくれました。提言としては、市の職務を支える中核的存在である「主査級」の活性化が重要であり、この職層における課題意識や目的の共有などを図るべく、コミュニケーションや相互研鑽を進めていこうというもの。今後の取り組みを大いに期待します。


 もうひとつは、国県や他の自治体に派遣していた職員の帰任報告。30年度末で派遣を終え帰任した6名の職員のうち、この日は4名が報告の席に参加。国土交通省、神奈川県小田原土木センター、福島県浪江町、緊急消防隊関東ブロックなど、それぞれの派遣先でのエピソードや経験、今後小田原市において活かしていけることなどについて、話を聴かせてもらいました。派遣期間は1年から3年、派遣先の状況や課題も様々ですが、若い時に他の組織で働かせて頂く経験は、今後の市職員としての活動において貴重な糧となるはずです。それぞれ、新しい持ち場での任務において、外での経験やネットワークを活かし活躍してくれることでしょう。

| - | 17:21 | - | trackbacks(0) |
新年度はじめのレクチャー

 このところ、空模様が日替わりとなっています。8日が冷たい雨、9日は見事な快晴、10日は再び冷たい雨で箱根は雪、11日は晴れたものの曇りがち、そして今日は再び雨の寒い一日に。明日13日は晴れて、14日の日曜以降はまた崩れるとの予報。春らしいと言えばそうですが、5月へと向かう足取りは、やや行きつ戻りつ、といったところでしょうか。特に10日の雨は、昨年3月に行った「池の水ぜんぶ抜く大作戦」でのお堀清掃の日と同じような、冷たい本降りの雨。新元号を迎える10連休に向け、眩い新緑の季節の到来が待ち遠しいです。

 

 新年度がスタートして2週間となります。この間、庁内各部局では事務事業などの引継ぎが行われており、市長室にも年度をまたぐ懸案への取り組み状況や、昨年度末までに取りまとめてあった各種案件への対応状況などの報告が断続的に入ります。

 

 来週からは、年度初めに毎年行っている、重点テーマに位置付けられている諸事業についての市長レクチャーが始まりますが、それに先立ち9日午後に幹部会議を招集、全部局長・副部局長に対し私から総括的なレクチャーを行いました。時代と社会の現状についての認識、小田原市政にとっての2019年度の位置づけ、市政運営や事業推進に臨む基本スタンスなどについて概括したあと、おだわらTRYプラン後期基本計画の重点テーマに設定した9つの取り組みジャンルに沿い、個別の事業推進における留意点や方向性などにつき全部で80ほどの指示を出しました。

 

 今年度は後期基本計画の前半3年の最終年度であり、かつ私の市長任期3期目の最終年度にも入ることから、長年の懸案であった各種大型整備事業の完遂や、市民の皆さんと手掛けてきた様々な協働の取り組みのモデル化、重点事業の一通りの着手完了などを目指すとともに、職員の増員が難しい一方で取り組むべき課題が増えている現状に鑑み、働き方改革を進めつつ、組織体質の強化や職務能力の向上に取り組むことも確認。全体の方向性を共有した上での、各担当現場での熱意と努力、的確な判断と行動によって、「新しい小田原」の実現を支えてほしいと呼びかけました。

| - | 17:17 | - | trackbacks(0) |
TOTOCO入口に大きな提灯

 市民ホールの起工式を行った9日の午後、もうひとつ嬉しい催事がありました。結成40周年を迎えた小田原白梅ライオンズクラブの皆さんから、整備が進む小田原漁港西側エリアの核となる「漁港の駅TOTOCO小田原」への入口に、提灯型看板をご寄贈いただき、その寄贈セレモニーが行われたのです。


 去る2月には、先行してオリーブの苗木40本が神奈川県に寄贈され、地元の早川小学校児童らも参加させてもらっての植樹式が行われ、さらには甘夏ミカンの苗木10本も追加で植樹していただいており、既に国道135号線からTOTOCOに至る進入路沿いにはオリーブの若木の並木ができているのですが、それに加えての大型提灯のご寄贈です。

 

 記念事業実行委員長の倉田さんから寄贈目録を頂いたのち、多くの白梅ライオンズの皆さんや周辺ライオンズクラブの会長さんたち、県西部漁港事務所の寶珠山所長や本市水産海浜課職員らが見守る中、小田原白梅ライオンズクラブの大滝会長と共に、除幕。3m近い高さのある大きな小田原提灯が姿を現しました。

 

 国道135号線を早川駅付近から根府川方面に走っていくと、この大きな提灯は必ず目に入る位置に設置されており、TOTOCOの入口を示す格好のランドマークとなるとともに、小田原が誇る伝統的地場産業である「小田原ちょうちん」のPR効果は絶大となります。小田原漁港の船の出口にある2号防波堤には、灯台でもある大型の提灯が建っており、撮影スポットにもなっていますが、今回ご寄贈頂いた提灯型看板も、きっと多くの来訪客によってSNS等で発信されるのではないでしょうか。私から謝辞を述べるとともに、大滝会長に感謝状をお渡し致しました。

 

 昨年7月の台風12号による越波で1階部分が大きく損壊したTOTOCOは、現在復旧工事が順調に進み8月には完了する予定。その後運営を担う株式会社TTCを中心に売り場づくりが進められ、11月のオープンを目指しています。ご寄贈頂いた提灯型看板には、いたずら防止のため再度覆いをし、開業の日を待つことになります。

| - | 12:17 | - | trackbacks(0) |
市民ホール起工式

 9日、市民ホールの起工式が行われました。前日が冷たい雨、そして今日も本降り(箱根は雪)と、雨に挟まれた9日でしたが、見事な快晴に恵まれ、前面のお堀端は満開の桜。お天気も、季節の巡りも、この日に華を添えてくれたようです。

 

 建設予定地に設営された大型テント内の会場には、開式の30分ほど前から関係者の皆さんが続々と集まってこられました。長年ご指導を頂いてきた整備推進委員の皆さん、地元の自治会の皆さん、設計を手掛けられた環境デザイン研究所の仙田さん・斎藤さんほかスタッフの皆さん、工事を担う鹿島建設の皆さん、設計をサポートして下さった明豊ファシリティワークスの皆さん、地域の諸団体の皆さん、最終的に全員賛成で工事を承認いただいた市議会の皆さん、そして苦労を掛けてきた関係所管の職員たち・・・。こうした皆さんと取り組んできた、紆余曲折の日々が思い起こされ、この日を迎えることができたことを共に喜び合いました。

 

 松原神社の村上宮司による神事が厳粛に執り行われ、私と市議会の加藤議長とで、鍬を入れました。式後の施主挨拶の中で、新しい市民ホールに期待する多くの市民の皆さんに、長年にわたりご心配をかけたこと、関係者の皆さんにたいへんご苦労頂いたことなどにお詫びするとともに、入札不調後の立て直しにご尽力いただいた整備推進委員会の佐藤委員長や各委員の皆さん、新しい事業者選定スキームの構築にご尽力いただいた東北大学大学院の小野田先生などに、深い感謝の意をお伝えしました。そして、建設の完遂まで工事が無事に進むことを祈り、お世話になった多くの関係者の皆さんや長年待ち望んできた多くの市民の皆さんと一緒に、開館の日を迎えたいと締めくくりました。

 

 閉式後、改めて建設予定地からお城方面を見渡しました。満開の桜の向こうに、松の木立、馬出門や隅櫓、そしてその先にそびえる天守閣、後背の箱根連山。こんなに素晴らしいロケーションはないと、つくづく感じました。ここに市民ホールの空間が生まれることで、小田原のまちの魅力と活力は大幅に高まっていくことでしょう。

 

 建物の竣工まで、約2年。そして、令和3年秋の開館へと進んでいきます。気を抜くことなく、関係者の皆さんと心をひとつにして、様々な準備を加速していきます。

| - | 17:17 | - | trackbacks(0) |
小田原シャトー、西安の高校生たち

 統一地方選挙前半の開票結果が出揃った8日。春爛漫の陽気だった前日までとは打って変わり、小雨の降る肌寒い一日となりました。

 

 お昼前に、湯本富士屋ホテルへ。小田原市フォークダンス協会の皆さんが主催する大規模なダンスパーティ「小田原シャトー」が記念すべき70回目を迎え、全国各地からの大勢の参加者で盛大に開催されました。

 

 戦後まもない昭和24年に始まった「小田原シャトー」は、全国でも最も古い歴史を持っており、5年ごとの節目には特に多くの参加者が集うそうで、今回は全国から参加された460人もの皆さんが、2日間にわたりスクエアダンス・ラウンドダンスや交流を楽しむプログラム。会場となった湯本富士屋ホテル2階のコンベンションホールは、テーブルや椅子が全て片付けられた、広大なダンスホールとなっていました。色とりどりの衣装に身を包んだ数百人の皆さんが手を取り合って一斉に踊っている光景は、春の花畑のように明るく陽気で、別世界に足を踏み入れたような気がしました。

 

 ダンスの合間に記念セレモニーが行われ、小田原市フォークダンス協会長の山居さんのご挨拶、私から歓迎の辞、日本スクエアダンス協会長の祝辞などと続きました。参加者の8割ほどは女性でしたので、関係者にその理由を尋ねてみると、「やはり女性のほうが元気なんでしょうね」とのこと。確かに、こんなに楽しくダンスに興じていれば、身も心も健康で若々しくいられることでしょう。とても素敵な空間を見せて頂いた思いです。

 

 午後は、2014年より旭丘高校と姉妹校提携を結んでいる中国・西安外国語大学附属西安外国語学校の皆さんが、市役所を表敬訪問してくださいました。3月下旬には旭丘高校の高校生たちが西安を訪問・滞在し、続いて4月1日からは西安の皆さんが日本を訪問、小田原には4日より滞在されています。

 

 この日は、旭丘高校側からは水野理事長および教職員と生徒の皆さん、西安からは学校長と教職員および十数名の生徒の皆さん、そして小田原でのホームステイを受け入れて頂いている西湘日中友好協会の小早川さんらが来庁。西安の皆さんからは、学校長のご挨拶に続き、日本語クラスで学んでいる生徒代表の見事な日本語スピーチを頂きました。西安の生徒さんの多くは今後も日本語を学び、日本への留学を視野に入れているそうです。

 

 今後の難しい課題を共に乗り越えていくべき日中関係において、こうした両国の若者同士の交流は、国民レベルでの信頼と友情を育むうえでとても貴重なものです。これまでの交流活動が評価され、旭丘高校の水野理事長は中国河南省から「黄河友誼賞」を贈られ、中国側からも感謝されています。市としても、こうした民間レベルでの国際友好親善を支援していく考えです。

| - | 17:26 | - | trackbacks(0) |
桜、桜

 昨日までの晴天が嘘のように、今朝は夜明け前からの雨となりました。桜の見ごろを見事に2週間にわたって支えた、空模様。今朝は一転、桜を愛でに繰り出した多くの人たちの熱気を静めるような、心落ち着く雨です。

 

 7日は統一地方選挙前半の投開票が行われたため、日中の公務はナシでしたので、妻・娘と連れ立って、城山界隈から城址公園にかけての桜を巡りました。城山中学、八幡山、陸上競技場、城山公園、旧アジアセンター、小田原短期大学界隈、二宮神社、城址公園遊園地、本丸広場、馬屋曲輪、お堀端。お弁当を広げた時間も含め、ゆっくり歩いて3時間、まさに散る直前の満開の桜を堪能できるコースでした。6日から開催されていた「小田原おでんサミット」も大盛況、本丸広場で行われた小田原青年会議所などの諸イベントも含め大いに賑わった、春爛漫の週末となりました。

 

 夜遅く、統一地方選挙の投開票結果を踏まえ、当選された小澤良央さんと佐々木ナオミさんの事務所を訪ね、お祝いを伝えました。新たな顔ぶれとなった小田原選出の県会議員のお二人と、地域課題の解決や地域活性化に向け、力を合わせていきたいと思います。

 

 6日は、朝から絶好の花見日和のなか、複数の催事へ伺いました。

 

 まずは、川東地区体育連盟の皆さんが毎年集う、「沼代桜の馬場」での観桜会。地元である橘北地区と前羽地区の両体育振興会が主催。過去2年は雨模様となり「下中老人憩いの家」での屋内開催だったのですが、今年は散る直前の、まさに満開の桜の下での観桜会。小田原のスポーツシーンを大いに盛り上げてくださっている川東地区の皆さんと、春の風情に浸りました。

 

 そこから市街地に戻り、小田原城二の丸広場で開かれていた「小田原おでんサミット2019」へ。周辺道路、会場ともに予想通りのたいへんな賑わいで、小田原おでんも含め全国から集まった11のご当地おでんブースの前には、お昼前から長蛇の列。主催者の皆さんによれば、「用意した明日の分まで、今日で全て売り切れてしまいそう」とのこと。お隣で開かれていた骨董市も含めての大盛況に、関係者の皆さんは大喜びでした。

 

 午後は、生涯学習センターけやきにて、小田原市子ども会連合会(市子連)の定期総会に参加。市内の各単位子ども会の役員の皆さんが集い、長年、子ども会活動にご尽力された方の表彰や年間活動の審議などが行われました。ここ最近の傾向として、単位子ども会は加入率の低下、さらには休会や廃止の流れが続いています。神奈川県内の平均加入率は19.3%、それに対して小田原市では34%と、まだ健闘しているほうではありますが、地域の中でいろいろな人たちに囲まれて育つことが望ましい子どもの生育環境を考えれば、何としても子ども会活動を活発化させていきたいものです。会場には市内各地区の連合自治会長らも参加されておりましたので、ぜひ地域総ぐるみで子どもの育ちの場づくりを進めていかれるよう、呼びかけをさせて頂きました。

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