加藤けんいち日記

廃棄物と環境を考える協議会

  19日、茨城県の北茨城市へ。同市で開催された「廃棄物と環境を考える協議会」に参加しました。この協議会は、北茨城市にある最終処分場に各種の廃棄物や焼却灰などを受け入れて貰っている関東一円の市町村や広域組合などから構成されており、廃棄物の減量に関する研究や、国の廃棄物政策に対する提言や政策要求に共同して取り組んでいます。北茨城市の 豊田市長が会長を務め、発足から5年が経過しています。小田原市も同会の特別委員会の委員を仰せつかっています。


  北茨城市の受け入れ量は、最も多かった時期で年間4万トンを超えており、各地での減量が進んでいることもあって直近では2万トン台まで減って来てはいます。それでも、関東一円の200近い自治体の最終処分を長年受け入れて頂いていることで、各自治体がどれほど助かっていることでしょう。


  小田原市は年間のゴミの量が約71,000トン、うち燃せるゴミが約52,000トン、その焼却灰が約7,000トン。本来は自区内処理が原則なのですが、小田原の久野にある最終処分場はすでに受け入れ容量に余裕がなく、焼却灰のほぼ全量を市外5箇所の処分場に受け入れて頂いており、中でも年間約2,000トンをお願いしている北茨城市は、最大の受け入れ先となっています。

 

  実は、東日本大震災後に本市でも放射線物質により汚染されたため、最終処分の焼却灰は数値的に問題は無かったものの、それまで焼却灰を受け入れてくれていた自治体から受け入れを断られました。たいへん困ったのですが、自ら甚大な被災地であったにも拘らず、北茨城市は受け入れを継続・拡大して頂いた経緯があり、たいへん感謝しているところです。その後、より強固な関係へと育てるべく、災害時相互応援協定も締結させて頂きました。

 

  私自身の北茨城市への訪問は今回が2回目となります。改めて、豊田市長をはじめ同市の皆さんに感謝の気持ちをお伝えすると共に、同市にお願いする焼却灰の量を少しでも減らせるよう、協議会を通じての研究や行動により一層取り組んで行こうと、思いを新たにしました。

 

  また、今回の訪問では、前回訪ねることのできなかった、岡倉天心ゆかりの六角堂や美術館、童謡詩人の野口雨情の生家や記念館にも足を運ぶことができました。文化面でも、北茨城市とは交流を深めていきたいと思います。

| - | 20:00 | - | trackbacks(0) |
宅建協会青年部から提言

  18日午前、神奈川県宅建協会小田原支部の皆さんとの意見交換会に臨みました。宅建協会の皆さんには、不動産分野のエキスパートとして市の都市政策やまちづくりに幅広くお力添えを頂いていますが、一昨年の冬に同支部の青年部の皆さんから本市のまちづくりに関し多岐にわたる建設的なご提言を頂いたことを受け、その中でも本市にとって特に重要度の高い市営住宅につき、担当する市職員らと混成チームを組んでいただき、検討が重ねられて来ました。このたび、いわば中間報告的に取りまとめが行われ、それを踏まえての意見交換となったものです。


  市内19箇所に点在する市営住宅は、建築から半世紀を経ての老朽化、入居世帯の高齢化、入居率の低下、高層階の入居希望の減少など、様々な課題があります。小田原市は人口に対する管理戸数の割合が県内で最も高く、一方で空き家の増加が進む中、市の住宅政策として市営住宅をどのように位置付けるかといった大きな視点での議論が必要な局面でもあります。

 

  細かな報告内容の紹介は別の機会に譲りますが、このような重要政策分野において、地域で不動産や建設の事業に携わる若手経営者の皆さんから、具体的な提言とその実現に向けたご協力を頂けることはとてもありがたく心強いことです。


  折しも、市では市営住宅の今後に向けた計画である「小田原市住宅ストック計画」を今年度末までに取りまとめる予定であり、今回頂いた各種提言なども含め、しっかり取り組んでいくつもりです。

| - | 17:51 | - | trackbacks(0) |
初山視察

 17日、朝から箱根へ。箱根町にある山林を管理している箱根町外2カ市組合の、年初の恒例行事である「初山視察」に、組合長として参加しました。

 

 山林の場所は、明神ヶ岳の西麓、宮城野集落を囲むように展開する人工林および自然林。この山林を一望できる早雲山駅近くの、かつての強羅スケートリンクの入り口付近から、参加した組合役員や議員の皆さんと共に、現地の状況を目視にて確認しました。

 

 このあたりまで来ると、道路わきの斜面にはかなりの積雪が融けずに残っていますが、先週来の寒気も弱まり、空はよく晴れて眺望は良好。管理する山林の地境になっている谷筋などもクッキリと見えました。

 

 移動の車中で、小田原市として山林の健全な管理と木材の活用に向け、様々な取り組みを行っていることなどを報告し、今年一年の施業の安全などを図るよう、お互いに確認をさせて頂きました。

 

 午後は、福祉健康部の生活支援課職員らによる、不適切なジャンパー着用にまつわる情報確認などに追われました。事態を重く受け止め、夕刻より担当の部長らによる記者会見を実施。それに先立って、市長としての報道機関向けのコメントを発表しました。
 

「このジャンパーは、当時窓口で職員が切りつけられる傷害事件やケースワーカーの不足など厳しい職務環境の中、生活支援業務にしっかり取り組もうとの強い思いから任意で作ったものであると訊いているが、市民のいのちや暮らしを守るべき市職員として、理由はどうあれ配慮を欠いた不適切な表現であり、市民の皆様に申し訳なく、お詫び申し上げます。すでに担当職員らに厳重注意を行い、使用は全面禁止としました。今後も市民の皆様に誤解を与えることのないよう、指導を徹底してまいります。」

 

  生活支援業務は市としても力を入れてきており、職員も熱心に取り組んでいただけに、こういう形で注目されるに至ったことはまことに残念でなりません。市長としての、市民の皆さんへのお詫びや、今後の具体的な対応については、追って市HPや広報などでお伝えしてまいります。

| - | 17:34 | - | trackbacks(0) |
駅伝、市民ミュージカル

 1月17日。阪神淡路大震災から22年が経ちました。あの日の朝、当時勤めていた職場で現地上空からの中継映像を見て、立ち尽くしたことを覚えています。西宮の友人からの支援要請を受け、2tトラックに支援物資を載せて現地入りし、2回にわたって延べ20日間ほど、救援活動をさせて頂きました。そこでの様々な経験は、私にとって、今の仕事に繋がる原点でもあります。

 

 15日の朝も、厳しく冷え込み、移動の公用車の温度計は氷点下を示していました。そんな中、毎年恒例の「おだわら駅伝競走大会」が開催され、スタート地点である小田原アリーナにて開会式が行われました。かつては別々に実施されていた、67回目を数える地区対抗と、62回目となる事業所対抗が、ひとつに統合されての実施になってから10回目となる今回の大会。9連覇中の酒匂地区、6連覇中の富士フイルムが、それぞれ連覇記録を伸ばすのか、あるいはそれを破るチームが出るのか、注目されました。

 

 空は快晴ながら、寒気の影響で富士山が顔を隠す中、一斉にスタート。今年もスターターを務め、走り出す選手に激励をさせて頂きました。結果は、連覇中の両チームが記録を伸ばしたとのこと。8区におよぶ駅伝は、市体育協会、陸上競技協会をはじめ、沿道での多くのボランティアや応援の市民の皆さんの支えによって成り立っており、毎年のご苦労に感謝です。

 午後は、市民会館へ。市の文化創造活動担い手育成事業として取り組まれている、「おだわら市民ミュージカルを作ろう!」のワークショップ発表会がありました。

 

 今年は市民会館の開館55周年ということもあり、また新しいホール建設に向けソフトのより一層の充実が望まれることから、小田原では市民ミュージカルの取り組みが行われてきました。昨年6月からこの1月までに全17回のワークショップを行い、演技の基礎から劇作・歌・ダンスまでをメンバーが体験。その成果として、この日の発表会が行われたものです。

 

 参加している34名は、まさに老若男女。演劇や踊りの経験がある人もいますが、そうでない人もたくさん。文学座の西川信廣さんの演出、シナリオライターの篠原久美子さんの脚本をはじめ、様々な分野の皆さんにご指導を頂きながら、参加者も一緒になって創作に取り組んできたようです。

 

 この日の発表は、今年の夏を目標に創り上げていく市民ミュージカルの、いわばパーツとなる幾つかのシーンを、あえて練習風景のまま見せるという設定。それでも、各シーンはなかなか面白く、それぞれの参加者の個性がうまく生かされていました。小田原をテーマに全員で歌い踊るところはさすがに迫力もあり、見ていて元気をもらえました。

 

 夏の本番に向けては、改めてオーディションなどが行われるようですが、ゼロから始めたこのワークショップが、どのように成長していくのか、今からとても楽しみです。

| - | 17:26 | - | trackbacks(0) |
地域活動シンポジウム

 強力な寒波が日本列島を覆ったこの週末、日本海側では大雪となり、通常の冬型では快晴となる小田原でも、寒気の吹き出しを示す雪雲が掛かって、一時小雪が舞う天候。朝は厳しく冷え込み、日中も気温は上がらず、顔に当たる風は冷たく、寒の底にあることを感じました。

 

 そんな中、14日は市民会館にて「地域活動シンポジウム」が開催されました。設備の老朽化に加え、そもそもの造りの問題で舞台側から冷気が入りやすい大ホールは、外気温の低さもあってなかなか暖房が効きませんでしたが、主催団体である「小田原市地域活動推進協議会」に加盟する団体の皆さん500名ほどが集まり、にぎやかで有意義な集いとなりました。

 

 この協議会は、地域で活動する、自治会、民児協、地区社協、老人会、PTA、子ども会、育成協など、16の団体で構成されており、地域コミュニティにおける活動事例の共有や、直面する課題への対処に関する学びなどについて、毎年この時期にシンポジウムが開かれており、今年で12回を数えます。ここ数年は、年を追うごとに進展がみられる地域コミュニティ単位での各種活動事例の報告を前半に、各分野の代表者が登壇して共通の課題について語り合うパネルディスカッションを後半に行う形式です。今回の事例報告は、おだわら健康普及員の活動状況とその成果、および上府中地区における地域まちづくり委員会の活動内容。
 

 多彩な自然環境と、スポーツや野外活動などの健康増進機会に恵まれた小田原市ですが、脳血管疾患による死亡割合が県下でワースト1が続いていたこともあり、食生活や生活習慣の改善が大きな課題となっています。健康普及員は、様々な機会をとらえて、ミニ健康診断や食生活改善指導、筋トレや健康づくりの機会づくりなど、地道に活動を展開されており、その成果もあって直近のデータでは脳血管疾患による死亡割合が下がってきています。普及員の秋山さんから、更なる活動の展開に向けた意欲が語られました。

 

  上府中地域では、平成27年8月に地域まちづくり組織が立ち上がって以来、まだ1年半ほどでありながら、3つの分科会を設け、それぞれでかなり充実した取り組みが行われている様子が、上府中地区まちづくり委員会の沖山委員長から報告されました。地域内の諸団体が毎月定例的に集まり、課題や活動情報の共有、役割分担の確認や協力の検討などが重ねられ、諸行事も複数の団体が連携して取り組まれています。河川の美化活動、地域資源を巡るウォーキングや学習、地域の高齢者と子どもたちの交流、空き家対策、子どもたちの居場所づくりなど、活動はとても多彩。他地区のよい模範になると思いました。

 

  後半のパネルディスカッションでは、小田原市子ども会連絡協議会の橋本会長がコーディネート。お二人の発表者に加え、自治会総連合の木村会長、小田原市社会福祉協議会の小野会長、そして私が参加、今後の地域コミュニティの活動進展に向けた課題などを語り合いました。短時間でしたが、有意義な意見交換ができたと感じます。

| - | 17:40 | - | trackbacks(0) |
予算査定始まる

 昨日・今日と、夜明け前のウォーキングに出掛けると、西の空に見事な満月が懸かっていました。一日違うと、月の高さがずいぶん変わるもので、昨日は家に戻る時間にはすでに箱根山の向こうに沈んでいましたが、今日はまだ十分に輝いていました。今朝は、この日記を書いている時間(朝6:25)に、明神ケ岳の肩にちょうど月が沈んでいくのが見えています。

 

 昨夜は夜通し風が吹き、何度も目が覚めました。冬型が強まり、北日本では豪雪となっているようで、小田原では快晴ながら、今朝は何度も帽子が飛ばされそうになるくらい、風が吹いていました。週末、寒波が強まるとの予報、センター試験などの実施に影響が出ないと良いのですが。

 

 一昨日より、平成29年度の小田原市当初予算の理事者査定が始まりました。連日、新年のご挨拶に来庁される皆さんとの面談や、一日に数件ある賀詞交歓会への出席があるため、終日の作業とはなっていませんが、ほぼ毎日複数の部局の予算調整案を査定していきます。

 

 税収が、法人市民税は若干改善の兆しがあるものの、個人市民税は横ばいの傾向が続いており、歳入の増加が見込めない中、歳出圧力は各分野において強く、国等からの財源確保に最大限注力しつつ、全体としては優先順位を付けながら我慢するところがかなり出てきます。一方、今後の地域社会を展望し、必要な事業にはしっかり着手することも必要で、そのバランスが求められる作業となりそうです。

 

 今月いっぱいをかけて調整し、予算案として取りまとめを行っていきます。

| - | 17:17 | - | trackbacks(0) |
出初式、晴れやかに

 11日、小田原城二の丸広場にて、消防出初式が挙行されました。市内の23の消防分団の団員、市内企業の自衛消防組織や小田原市消防本部の各隊員らが一堂に集結し、雲一つない快晴のもと、観閲、市長や知事からの訓示、永年勤続表彰や各界からの祝辞と続きました。主催者および来賓席には陽が当たるのですが、団員や隊員たちが整列する側の大部分は日陰であり、1時間余りの間ほとんど動かずに立ったままでいるのは、相当に冷えるだろうと例年心配になってしまいます。それでも今年は寒さも厳しくなく、風も弱かったので、予定より長時間となりましたが無事に終えることができました。

 

 式典終了後は、出初式の中でも一番盛り上がる、市内幼稚園・保育園の園児たちからなる「幼年消防クラブ」の皆さんの演舞。揃いの法被を着た数百人の子どもたちが、周囲を取り囲む大勢の保護者の皆さんの応援を浴びながら、大きな声で「防火の誓い」や歌を披露してくれました。続いて、昨年行われた神奈川県消防操法大会に小田原から出場した、第22分団(橘地区などを管轄)の皆さんによる、小型ポンプ操法の実演。練習の成果と団結力が見られ、見事でした。

 

 続いて、会場をお堀端通りに移して、各消防隊の車両による分列行進(車両パレード)。沿道からの声援を受け、各隊が華やかに行進する様子は、毎年のことながら晴れがましく、頼もしいものです。そして、小田原古式消防記念会の皆さんによるはしご乗りの妙技。今年は女性一人を含めた4人が、はしごの上で見事な決め姿を披露してくれました。見学に来ていた、おそらく三の丸小学校の小学生たちから、決めのポーズの度に歓声とも悲鳴とも聞こえる声が上がり、周囲の観衆の皆さんも惜しみない拍手で、大いに盛り上がりました。

 

 最後は、お堀に向かっての全消防部隊と梯子車による一斉放水。ユリカモメが行き交う中、青空に放水が行き渡ると、見事な虹が。城下町小田原ならではの、恒例の景色に、今年も一年災害の少ない年となることを祈りました。

| - | 17:22 | - | trackbacks(0) |
最終講義、NEW新九郎

 10日、朝一番で関東学院大学法学部のキャンパスへ。法学部の学生さんたちに対する講義をさせて頂きました。同大学の法学部は、この3月末をもって横浜・金沢八景のキャンパスに移転し、4月からは逆に横浜から工学部の材料・表面工学研究所の機能が全面的に移転してくることになっています。したがって、小田原キャンパスでの法学部の授業はこの3月まで。駅から歩いて通う学生さんたちの姿は、しばらく見られなくなります。

 

 法学部においては、現在副学長を務められている出石稔先生が地方自治のご専門でもあるため、カリキュラムの中に特論として地方自治や行政についての講義が盛り込まれており、その講師として、県内の首長が講義をさせて頂く機会が設けられてきました。私もこれまでに何度か教壇に立たせていただき、学生さんに小田原での取り組みや今後の地方自治体の課題などについて語らせていただきました。今回、この年度末に小田原での授業が終わるにあたり、出石先生から出講のご依頼を頂き、昨日短時間ではありましたが、小田原キャンパスでのいわば「最終講義」となったものです。

 

 今回は、「課題山積の時代における地方自治体運営の要諦」といった観点から、当面の重要テーマについて学生さんたちにお伝えしました。出石先生からは、この先の学生へのレポート課題に盛り込みたいので、キーワードをいくつか提示してほしいとのリクエストを頂いていましたので、黒板にチョークで5点の重要テーマを板書。おそらく、高校時代以来の感触で、懐かしくもありました。聴講してくれた学生さんたち(3年生と4年生)には、今後の学業や、社会での活躍を期待している旨、エールを送らせていただきました。

 

 その足で東京に向かい、中核市市長会・全国施行時特例市市長会と経済同友会との意見交換会に臨んだ後、夕刻にダイナシティへ。一昨年の12月に閉店となった、旧伊勢治書店3階にあったギャラリー「新九郎」が、ダイナシティウェストの4Fに「ギャラリー NEW新九郎」として本日オープンすることとなり、その内覧会にお招きいただきました。

 

 銀座通りで19年間開業されてきた中で、いわば小田原の文化センターの役割も果たしていた新九郎の終了は、長年愛顧されてきた市内外の文化活動関係者にとってとても寂しい出来事でした。それだけに、場所を改めて新生スタートされることは、関係者の皆さんにとってたいへんな歓びです。昨日の内覧会にも、各ジャンルの作家さんたちをはじめ、多くの人たちが集い、再会を喜んでおられました。

 

 ダイナシティの大嶌社長、伊勢治の筒井社長、そして新たなギャラリーの支配人となる木下さんに感謝しつつ、新生・新九郎が大いに賑わい、市のアートや文化の振興を担ってほしい旨、お祝いの言葉を述べさせていただきました。

| - | 18:14 | - | trackbacks(0) |
成人式・市民功労賞など

 三連休となった7日から9日、市内各地で様々な賀詞交歓会や新春行事があり、私も各所に足を運ばせていただきました。

 

 7日は、下府中地区、水之尾毘沙門尊天、小田原歯科医師会、小田原庭園業組合。8日は川東地区駅伝競走大会、スポーツ会館武道始め式、矢作地区の道祖神。9日は平成29年成人式、市民功労賞・市民栄誉賞贈呈式、など。

 

 今年の成人式は、1896人の若者が対象。他の都市で「荒れた成人式」の話題がいまだに報道されますが、本市ではそういうことはなく、会場内でのざわつきはあるものの、おおむね穏やかな式典となりました。新成人を代表しての男女2名の抱負は、男性が中学教諭、女性が保育士を志しているとのこと、なかなかしっかりしており頼もしく感じました。

 

 市民功労賞には、交通安全母の会の会長を長年務められた故・渡邉久江さん、小田原俳句協会の会長を長年務められている佃悦夫さん。渡邉さんは、いつお会いしても大変お元気で、交通安全の諸行事では中心になって盛り上げて頂いた方。代理で贈呈式に臨まれた息子さんから、亡くなる直前までお仕事もされていたと訊いて、渡邉さんらしいと思いました。心からご冥福をお祈りいたします。佃さんは息子さんが私と同級生でもあり、ご家族も交え話が弾みました。

 

 市民栄誉賞には、リオ五輪で活躍した松下祐樹選手と、相洋高校陸上部で全国的に大活躍した青木りん選手。松下さんは東京五輪を目指し、現役としての成長に加え後進の指導にも取り組むことを、青木さんは春から福島へ移り、仕事と学業を並行させながら陸上に取り組んでいくことを、それぞれ受賞者のご挨拶の中で語ってくれました。実に頼もしく、これからが本当に楽しみです。
 
 9日の公務が終わった後、よく晴れ上がった空が気持ちよく、フラワーガーデンを訪ねてみました。園内では、すでに梅が咲き始めており、青空によく映え、また花の香りも楽しめました。寒の中にも、季節は確実に進んでいることを感じます。八木園長によれば、今年の梅はだいぶ早く咲き揃いそうだとのこと。年々立派になる同園の梅林、ぜひ多くの皆さんにご覧いただきたいと思います。

| - | 17:26 | - | trackbacks(0) |
豊漁の初市式

 5日の公務は朝6時半からスタート。小田原市が開設者となっている小田原市公設地方卸売市場での初市式に臨みました。市場は、早川にある水産市場と、前川にある青果市場の2か所。いずれも、仲買を受け持つ事業者、生産者、小売りを受け持つ買受人、各級議員の皆さんなどが勢揃いし、一年間の繁盛を願って手締めや万歳が行われました。

 

 特に賑やかだったのが、早川の水産市場(魚市場)。例年、真冬のこの時期は近海の定置などからの水揚げは少ないものですが、市場に着くと、陸送ものよりも多いと思われる、定置網や刺し網など近海ものがズラリ。ブリ、イナダ、カマス、ヒラメ、カワハギなど、魚種も豊富。中でもこの朝目を引いたのが、高級魚のヤガラ。複数の定置網で大漁となっており、合計で1トンを超える水揚げ、しかも、大きい。赤く長い体がズラリと並ぶさまは、初荷にふさわしくおめでたいものでした。

 

 以前江之浦の定置網漁船で網締めのお手伝いをしていたころ、たまに網に入るヤガラを頂いたものですが、それに比べてこの日のヤガラの長く太いこと!きめの細かい白身で、煮ても焼いても、もちろん刺身でもたいへん美味しい魚です。普段、まとまって水揚げされることはあまりないので、鮮魚店の店頭で見かけることは少なく、ご家庭で食べる機会はあまりないかもしれません。この機会に、ぜひ多くの人たちにこの美味しさを味わっていただけたらと思います。

 

 それにしても、魚市場で繰り広げられるセリの光景は、何度見てもエネルギッシュ。魚市場の仲買人を中心に、朝水揚げされた魚が並べられた場内を、ラグビーのモールを何倍も大きくしたような、数十人の買受人の皆さんの塊が、ゴーッと動いていく様は、まことに壮観です。あの怒涛の中でちゃんと値が決められ札が入っていくのですから、不思議です・・・。

| - | 17:59 | - | trackbacks(0) |
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